【名作映画】映画好きは見るべき!おすすめの不朽の名作まとめ

今回は映画好きなら押さえておきたい定番の名作映画をご紹介します!

映画の長い歴史の中には不朽の名作と呼ばれる作品が多くありますが、その中でも僕自身が実際に観て確かに名作だと確信した映画を厳選して紹介しています。

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映画好きは見るべき!おすすめの不朽の名作映画

名作映画01. 或る夜の出来事

『或る夜の出来事』は1934年に公開されたフランク・キャプラ監督のラブコメ映画です。

主演はクラーク・ゲーブル、クローデット・コルベール。

アカデミー史上はじめて主要5部門を全制覇したまさに名作。
同様の快挙を成し遂げた作品は本作に続いて『カッコーの巣の上で』、『羊たちの沈黙』と現在に至るまで合わせて3作品のみとなります。

クローデット・コルベール演じる大富豪の令嬢であるエリーは婚約者との結婚を父親に認めてもらえず、搭乗していた船から一人海へと逃げ出します。
エリーは追っ手の目をかいくぐり、ウェストリーのいるニューヨーク行きのバスに乗り込みます。そこに乗り合わせたのがクラーク・ゲーブル演じる新聞記者のピーター。
二人は座席を巡って一悶着。互いの第一印象は最悪でしたが、ニューヨークへの道中、様々なアクシデントを通じて二人は惹かれ合っていきます。

まさに現在のラブコメ映画の原点とも呼べるストーリー。本作は当時のアメリカ映画界で生まれた自主規制(ヘイズ・コード)の影響下にある作品ではあるのですが、それが逆に効果的で独創的な演出の数々を生むことになりました。

今作を見るとかの名作『ローマの休日』も本作に大きな影響を受けていることがわかります。

名作映画02. スミス都へ行く

『スミス都へ行く』は1939年に公開された映画です。主演は「アメリカの良心」と呼ばれたジェームズ・スチュアート。第12回アカデミー賞で、作品賞を含む合計11部門にノミネートされています。

民主主義の教科書とも形容される今作。この映画ではキャプラの愛国心が強く打ち出されています。

キャプラの息子は「父は『スミス都へ行く』で当時の不安定な国際情勢の中で自由や民主主義が脅かされる危険性があること、そして自由や民主主義は当たり前には存在し得ないことを訴えたかったのだろう」とコメントしています。

名作映画03.群衆

『群衆』は1941年に公開された映画です。主演はゲイリー・クーパー。

今作では『スミス都へ行く』で無邪気に称賛されていたポヒュリズムの危険性を描いています。扇動されやすく、容易く周囲の流れに同調してしまう大衆大衆の恐ろしさ、その恐怖を見せつけた本作ですが、それは同時代にドイツでナチスの台頭をもたらしました。
チャップリンが『独裁者』でナチス・ドイツとファシズムを批判したように、同じ事をキャプラは今作で行いたかったのではないでしょうか。

名作映画04.素晴らしき哉、人生!

『素晴らしき哉、人生!』とは、1946年に公開されたフランク・キャプラ監督のファンタジー映画。主演は『スミス都へ行く』でもタッグを組んだジェームズ・スチュアート。

公開当時は興行的に惨敗しており、この失敗を機にキャプラの映画製作本数は激減してしまいますが、今では映画史に残る傑作として多くの人に愛されている名作映画です。

この映画を観ると、『群衆』に張り詰めていた戦争へ向かっていく時代の緊張感がほぐれ、平和な時代への希望があふれているように感じます。

名作映画05. ローマの休日

『ローマの休日』は1953年公開のウィリアム・ワイラー監督、オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック主演の恋愛映画。

恋愛映画を超えて、映画史に燦然と輝く名作であることは言うまでもありません。

当時新人女優だったオードリー・ヘプバーンの瑞々しさ、美しさはもちろんのこと、個人的な恋愛を国家間の友好にまで昇華させるストーリーの素晴らしさ。

脚本を手掛けたダルトン・トランボは公開当時、赤狩りによってハリウッドを追放されていたため、友人の脚本家ハンターの名前を借りて発表されています。

名作映画06. 波止場

『波止場』は1954年公開のドラマ映画。

監督はエリア・カザン、主演はマーロン・ブランドという、まさに名監督と名優を擁した作品です。

前述のトランボとは反対に、赤狩りの力に屈してしまったカザン。

この作品は、カザンが自らを正当化しようとした作品だとも言われますが、逆に理想と贖罪を込めた作品として観ることもできます。

1954年のアカデミー賞にて作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞など8部門受賞に輝いた名作です。

名作映画07. ゴジラ

『ゴジラ』は1954年に公開された、ゴジラ映画の第一作目となる作品です。

まだ戦後10年と経っていない時代、この『ゴジラ』には現実の壁が戦争の爪痕がそのまま刻み込まれています。

東京を襲うシーンは東京大空襲の再現のようにも見え、都市を破壊し闊歩していくゴジラは悪魔的な印象すら与えます。

逃げ惑う人々の中でも、幼い子供を抱えて「もうすぐお父ちゃんのところへ行くのよ」と子供たちに聞かせる母親が印象的です。言うまでもなく、父親は戦争で戦死したのでしょう。

またゴジラの出現に対して、「また疎開か」とぼやくセリフなども、この映画が戦争とどれだけ近い距離にあったかをよく表しています。

世界に影響を与えた特撮映画の金字塔にして、エンターテインメントと社会的なメッセージを高いレベルで両立させた、稀有な名作です。

ゴジラ映画の原点にして頂点。以降に作られた幾作ものゴジラ映画も、未だにこの作品を超えることはできないでしょう。

名作映画08.道

『道』は1954年に公開されたフェデリコ・フェリーニ監督、アンソニー・クイン主演のドラマ映画です。

優しいが頭の弱いジェルソミーナと粗暴なザンパノの旅。『道』はフェデリコ・フェリーニ監督の最後のネオリアリズム映画と言われています。



名作映画09. 勝手にしやがれ

『勝手にしやがれ』は1959年に公開されたジャン=リュック・ゴダール監督の長編デビュー作品です。

主演は当時新人だったジャン=ポール・ベルモンドとジーン・セバーグ。ヌーヴェル・ヴァーグの代表的な作品として知られています。

ジャン=リュック・ゴダールの長編デビュー作品です。

ジャン=ポール・ベルモンドが演じる主人公のミシェルが「カサブランカ」のハンフリー・ボガートを崇拝しているという設定からもゴダールのアメリカの犯罪映画への憧れが反映されていることがわかります。

デビュー作ということでカットの編集の粗さや予算のなさによるロケ主体の撮影のため終始画面が揺れ続けているなどの点はあるものの、当時はそれが斬新だと芸術的に受け入れられ、ヌーヴェル・ヴァーグの代表的な作品として認知されるようになりました。

名作映画10. 気狂いピエロ



こちらもジャン=リュック・ゴダール監督。『気狂いピエロ』はに公開された

ジャン・リュック・ゴダールの初期の傑作。ストーリーはジャン・ピエール・フェルナンドとゴダールのミューズでもあるアンナ・カリーナの逃避行ではあるのですが、明確なストーリーはありません。

とにかくフランスの風景と、アンナ・カリーナの美しい映像に酔ってほしいと思います。

もちろん、メタ演出などゴダールらしさも健在です。

名作映画11. 2001年宇宙の旅

『2001年宇宙の旅』は1971年に公開されたスタンリー・キューブリック監督のSF映画。

名作映画12. 時計じかけのオレンジ

『時計じかけのオレンジ』は1971年に公開されたスタンリー・キューブリック監督がアンソニー・バージェスの小説を映画化した作品です。

全体主義国家と化した未来のロンドンを舞台に暴力の限りを尽くす主人公と、そんな暴力を暴力で抑え込もうとする皮肉を描いた風刺的な作品となっています。

名作映画13. 悪魔のいけにえ

『悪魔のいけにえ』は1973年に公開されたトビー・フーパー監督のホラー映画です。

テキサスを訪れた若者が人の皮のマスクをかぶった殺人鬼「レザーフェイス」とその家族に襲われる様を描いたホラー映画の名作です。

それまでのホラー映画には類を見ない残酷描写、一切の主観を排したようなドキュメンタリーのような見せ方。

その反面、確かに感じられる芸術性。それゆえに本作はニューヨーク近代美術館に永久保存されています。

名作映画14. ロッキー・ホラー・ショー

『ロッキー・ホラー・ショー』は1975年に公開された、ジム・シャーマン監督のカルト映画。元々ミュージカルを映画化した本作、ジムが選んだ道はスター共演の大作よりも、低予算でも自分達のやりたいことを貫く道でした。

今作は「史上初のカルト映画」とも呼ばれ、公開当時は興行成績が振るわないなど惨敗しましたが、その斬新な内容は多くの支持者を生み、今なお衰えない人気を誇る名作となりました。

名作映画15. タクシードライバー

『タクシードライバー』は1976年に公開されたマーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ主演の映画です。

ベトナム戦争帰還兵のトラヴィスが抱える孤独や虚無感は当時の若者の心を強く掴み、今作はアメリカンニューシネマの代表作としても知られています。

また当時13歳だったジョディ・フォスター演じる娼婦のアイリスも話題になりました。

名作映画16. ロッキー

『ロッキー』は1975年公開のシルヴェスター・スタローン主演の

スタローンの代表作として知られるこの作品、演じた主人公のロッキー同様、スタローンもこの映画の成功によってアメリカン・ドリームを実現しました。

その普遍的で力強いストーリーは当時隆盛を誇っていたアメリカンニューシネマを終わらせたとも表されています。



名作映画17. ジョーズ


『ジョーズ』は1975年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督のパニック映画。

ジョーズとは本来顎を指す言葉でしたがこの映画のヒットを契機に『人食いサメ』の代名詞としても定着していきます。

動物系のパニック映画は60年代以前から存在していました。その好例がアルフレッド・ヒッチコックの『鳥』ですが、その動物パニック映画の最高峰と呼べる作品がスティーブン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』ではないでしょうか。

その衝撃と影響力の大きさは今現在になっても多くの亜流作品、フォロワーを生み出し続けていることからも明らかです。

名作映画18. ルパン三世 カリオストロの城

「ルパン三世 カリオストロの城」は1979年に公開された映画版ルパン三世の第二作目の映画です。監督は宮崎駿。

本作のルパンは他の作品と比べて年齢も高く設定されています。中年男と少女の古典的なファンタジー。

日本のアニメ映画の中でもまさに不朽の名作と言えるでしょう。

名作映画19. アニー・ホール

『アニー・ホール』は1977年の恋愛映画。監督・脚本・主演はウディ・アレンが努めています。プライベートでもパートナーだったダイアン・キートンがヒロインを務めています。
アカデミー作品賞をはじめとして多くの賞を獲得した、ウディ・アレンの代表作でもあります。
また本作におけるダイアン・キートンのファッションは『アニー・ホール・ルック』とも呼ばれ、70年代後半の当時のファッション界に影響を及ぼしただけでなく、今なお映画のファッションとして強い影響力を持っています。

名作映画20. エクソシスト

70年代に隆盛を極めたジャンルがオカルトホラー。その中でも最もヒットしたのはこの『エクソシスト』ではないでしょうか。

当初は神父ですら悪魔つきを否定するという物語が現代的で怖さを倍増させていると思います。

監督のウィリアム・フリードキンは撮影中の緊張感を高めるため、拳銃やショットガンをスタジオに持参していたという逸話があります。

名作映画21. エイリアン

ダン・オバノンの脚本をリドリー・スコットが映画化した『エイリアン』。

その後続編やスピンオフも含め、数多くの作品が作られており、今やSFホラーの古典ともいうべき作品になっています。

人間の体を突き破って幼生(チェスト・バスター)が飛び出す、衝撃的な設定はもちろん、『エイリアン』の怪物は凶暴でありつつも、知性も持ち合わせた存在であることが斬新でした。

名作映画22. シャイニング

『シャイニング』は1980年に公開されたスタンリー・キューブリック監督、ジャック・ニコルソン主演のホラー映画です。原作はスティーブン・キングの同名小説。

スタンリー・キューブリックらしい徹底的にこだわりぬいた映像の狂気が観客を恐怖に引きずり込みます。

『13日の金曜日』に代表されるようないわゆる「スプラッター」的な残酷描写ではなく、「人間の狂気」に執拗なまでにフォーカスを当てている点が特徴です。

ジャック・ニコルソンはもちろんのこと、その妻ウエンディを演じたシェリー・デュヴァルの狂気の演技は必見。

また、ロンドンの研究結果によると『シャイニング』が『科学的に一番怖い映画』なのだそう。

『シャイニング』に影響を受けた作品は数知れず。ホラー映画の不朽の名作です。



名作映画23. 地獄の黙示録

『地獄の黙示録』は1979年に公開されたフランシス・フォード・コッポラ監督の戦争映画。

名作映画24. ブレードランナー

『ブレードランナー』は1982年に公開されたSF映画。『エイリアン』でブレイクしたリドリー・スコット監督がその次に監督した作品です。当時実写化不可能と言われていたフィリップ・K・ディック原作の『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の映画化。

冒頭から始まる圧巻の映像美は必見。単純な機械VS人間という図式ではなく、「心」とは何か? レプリカントと人間の間に、どんな違いがあるというのか?という勧善懲悪に収まらない、生命に対する問いという哲学的なテーマはそれまでのSF映画とは一線を画すものでした。

「殺す/生き残る」ではなく「死ぬ/生きる」そんな生死の現実を描いたラストはあまりに詩的。テーマの深さとも相まって、今なおSF映画の金字塔としてカルト的な人気を誇っています。

いわずとしれた名作SF映画。劇場公開時は人気が振るわなかったものの、ソフト化につけて人気が拡大。今ではサイバーパンクの先駆者的な存在の映画となり、また映像も、革新的な未来描写として非常に高い評価を得ています。

名作映画25.アマデウス

『アマデウス』は1984年に制作された伝記映画。ブロードウェイの舞台『アマデウス』の映画になります。監督はミロス・フォアマン。天才音楽家・モーツァルトの登場によって人生を狂わされていくエリート作曲家のサリエリの話。

サリエリもまた、天才であるがゆえに「モーツァルトの才能が神の寵愛を受ける唯一最高のものであること」を理解してしまい、サリエリ一人だけがモーツァルトの才能の進化とそこに自分が届かないことを悟ってしまいます。

どうあがいても太刀打ちできない人間の不平等と弱さ。『アマデウス』にはそんな葛藤が描き込まれています。

名作映画26. ターミネーター

『ターミネーター』は1984年に公開された。アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェームス・キャメロンの出世作。

もとは低予算のB級映画として制作された本作ですが、斬新なアイデアとストーリーでヒットしました。

未来から来た殺人ロボットと、それに狙われた女性、彼女を守るために同じく未来から来た戦士が現代で闘うという物語。

T-800の無表情でどこまでも冷徹に、どれだけ傷つこうが破壊されようが執拗に追い詰めていく、その恐怖感、スリル、そういった要素はいつの時代も変わらないもの。
昔の人が夜道で自分の影に怯えたように、どこまでも決して離れずに追いかけられる普遍的な恐怖と斬新なストーリーで低予算ながらもヒットとなりました。

ラストシーンでのセリフ、『嵐が来る』と伝えられたサラの返答『わかってるわ』は、更なる波乱を予想させる、続編を意識したセリフとも言われています。

名作映画27. バック・トゥ・ザ・フューチャー

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は1985年に公開されたロバート・ゼメキス監督のSF映画です。高校生のマーティ・マクフライが友人のドクが作ったデロリアン型のタイムマシンで過去にタイムスリップする物語。

1985年のアメリカ カリフォルニア州ヒルバレー。ロックとコーラが好きな高校生のマーティ・マクフライは知り合いの博士、ドクとタイムスリップの実験をするが突如現れたリビアの過激派から逃げるため、デロリアンに乗り込むが、操作ミスで30年前の1955年にタイムスリップしてしまうー。

公開当時全米で大ヒットを記録し、「フューチャー現象」を巻き起こしたほどの人気作です。

この作品を通して映画のおもしろさに目覚めた人も多いのではないでしょうか?

今なお色褪せない、SF映画の名作です。

名作映画28. プラトーン

『プラトーン』は1986年に公開された戦争映画です。

ベトナム戦争を題材に戦争の持つ狂気を描いた、オリバー・ストーン監督の出世作。
オリバー・ストーン監督自身がベトナム帰還兵であることもあり、実体験に基いた、アメリカ軍による民間人への虐待や放火、虐殺や米兵たちの間で広がる麻薬汚染など、戦争の狂気の部分を描いた作品です。

第59回アカデミー賞で作品賞、第44回ゴールデングローブ賞ではドラマ部門の作品賞を受賞している戦争映画の名作の一つです。

名作映画29. 恋人たちの予感

『恋人たちの予感』は1989年に公開されたロマンティック・コメディ映画。

監督は『スパイナル・タップ』で映画監督デビューしたロブ・ライナー。主演はビリー・クリスタル、メグ・ライアンが務めています。

ノーラ・エフロンによる脚本は女性目線でのラブコメという意味でもその後の多くの映画に強い影響を残しました。メグ・ライアンの「ラブコメの女王」のイメージは本作の脚本を努めたノーラ・エフロンの手によって確立されたと言ってもいいでしょう。

名作映画30. キャリー

「キャリー」は1976年に公開されたホラー映画です。鬼才ブライアン・デ・パルマがスティーブン・キングのホラー小説を映画化。

ホラーというか、どちらかといえば切ない青春ホラーの名作です。単なるホラーではなく、いじめの問題、思春期、家族との繋がりなど10代の抱える問題をも内包した作品。

主演はシシー・スペイセク。いじめられっ子の女の子がプロムに出場、ベストカップルに選ばれます。やっと手に入れた幸せな瞬間からクラスメイトの手によって一気に地獄に突き落とされることによって超能力を暴走させ、何もかもを破壊していきます。

キャリーが頭上から豚の血を浴びせかけられるシーンは有名。

原作はスティーブン・キング。「キャリー」は『ショーシャンクの空に』や『シャイニング』、『グリーンマイル』で知られる彼の長編デビュー作でもあります。

2014年にはクロエ・グレース・モレッツ主演でリメイクもされています。



名作映画31. ダイ・ハード

『ダイ・ハード』は1988年に公開されたジョン・マクティアナン監督、ブルース・ウィリス主演のアクション映画です。それまでの好戦的で体力勝負のアクション映画とは一線を画し、いやいやながらも頭脳を駆使して敵と戦うブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーンの姿は当時のアクション映画としても斬新なものでした。

名作映画32. プリティ・ウーマン

プリティ・ウーマンは1990年に公開されたアメリカのラブコメ映画。
「マイフェアレディ」を下敷きに現代的にアレンジした作品です。

主演はリチャード・ギアとジュリア・ロバーツ。
ジュリア・ロバーツのブレイク作として知られています。

改めてジュリア・ロバーツってこんなにキレイだったんだなと感じました。ボディ・ダブルを多用していてもね。。

完全に個人的な考えですが、 エンターテインメント的に優れた映画というのは、何年前の作品であっても、テンポが素晴らしくいいんですね。

さて、劇中、もとはコールガールとして道に立って売春で生計を立てていたヴィヴィアン。
そんな彼女が声をかけられたのが実業家のエド。

エドの手によってヴィヴィアンは洗練され、また今の生活を抜け出す決心をする。

正にシンデレラストーリーを地で行く名作恋愛映画です。

名作映画33. 羊たちの沈黙

『羊たちの沈黙』は1991年公開のアメリカ映画。トマス・ハリス原作の小説を「刑事グラハム」に引き続き実写化した作品です。監督はジョナサン・デミ。主演はジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンスが努めています。

アカデミー賞主要5部門をすべて制覇した数少ない作品の一つ。サイコスリラーの名作です。

主演はアンソニー・ホプキンスとジョディ・フォスター。アカデミー賞主要5部門をすべて制覇した作品は『或る夜の出来事』『カッコーの巣の上で』『羊たちの沈黙』の3作品しかなく、とりわけサイコ・サスペンス/ホラー系の作品が作品賞を獲ったのは異例ともいえます。

名作映画34.マディソン郡の橋

『マディソン郡の橋』は1995年に公開されたクリント・イーストウッド監督の恋愛映画。ロバート・ジェームズ・ウォラの同名小説の映画化になります。
主演はクリント・イーストウッドとメリル・ストリープ。メリル・ストリープは本作の演技によってアカデミー主演女優賞にノミネートされています。

名作映画35. ジュラシック・パーク

『ジュラシック・パーク』は1993年に公開されたSF映画です。

監督はスティーヴン・スピルバーグ、主演はサム・ニールが務めています。

原作はマイケル・クライトンの同名小説。

特殊効果の面でエポック・メイキングな作品であり、間違いなく映画史に刻まれる一本だと思います。

名作映画36. シンドラーのリスト

『シンドラーのリスト』は1993年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督のヒューマンドラマ映画です。

スティーヴン・スピルバーグ監督、リーアム・ニーソン主演で、第二次世界大戦中のドイツで多くのユダヤ人をホロコーストから救った実在のドイツ人実業家、オスカー・シンドラーを描いています。

第二次世界大戦期のドイツ、ナチスによるユダヤ人迫害が熾烈を極めていた頃、実業家のオスカー・シンドラーは自社工場の労働者としてユダヤ人を雇い入れます。当初は単なる労働力として雇い入れた似すぎませんでしたが、次第にシンドラーの中には彼らを救いたいという想いが芽生えてゆきます。

監督のスティーブン・スピルバーグによると、当時の戦争を映し出したフィルムはいずれも白黒であるため、あえて白黒にした方がリアリティーが出ると思ったとのこと。

アメリカの映画史に残るヒューマン・ドラマの名作です。

名作映画37. ショーシャンクの空に

『ショーシャンクの空に』は1994年に公開されたフランク・ダラボン監督、ティム・ロビンス主演の映画です。原作はスティーブン・キングの中編小説『刑務所のリタ・ヘイワース』。

名作映画38. フォレスト・ガンプ

『フォレスト・ガンプ』は1994年公開のロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス主演のヒューマンドラマです。

第67回アカデミー賞作品賞、第52回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞を受賞するなど、評価も高く、今なおヒューマン映画として高い人気があります。

名作映画39. GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊

『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』は1995年に公開されたSFアニメ映画。

士郎正宗のコミックを押井守が映像化した作品です。アメリカではビルボード誌のビデオ週間売上げ1位となるなどの人気を博しています。

1999年に公開された『マトリックス』は『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』から多くの影響を受けているといわれています。

一例としては

・後頭部に差すプラグ

・オープニングのグリーンの文字が流れるビジュアル

・機関銃から雨のように無数に散らばる弾丸

など。

ウォシャウスキー兄弟は押井守監督と面会したときに、自分達のアイデアが「攻殻機動隊」より先だったと主張しています。押井監督いわく、アメリカはアイデアの盗用について訴訟リスクが厳しいらしく、それに備える目的があったのだろうとのこと。



名作映画40. タイタニック

『タイタニック』は1997年公開の恋愛・パニック映画。

タイタニック号の沈没という史実をベースに、ジェームズ・キャメロンが監督を務め、当時の世界興行記録を塗り替えるほどのヒットになりました。

主演のレオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレットもこの作品をきっかけにブレイク。

今作以降寡作になってしまったジェームス・キャメロンですが、これだけの作品を作ってしまうと、まぁ仕方ないよね。。と思えてしまいます。

個人的には今作はジェームス・キャメロンのある意味での集大成だとも言えると思ってます。

ブレイク作、ターミネーターで見せたラブロマンスの要素、トゥルーライズで見せるエンターテインメント。

海とか水だとアビスにも通じますよね。

タイタニックという史実を題材に、人間の美しさや、愚かさ、儚さを描き出しています。

1998年のアカデミー賞でも11部門を受賞するなど、評価の高い作品です。

名作映画41. プライベート・ライアン

「プライベート・ライアン」は1998年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演の戦争映画です。

ノルマンディー上陸作戦の中でも多大な犠牲者を出した冒頭の20分間のオハマビーチの戦闘シーンは映画史に残る20分と呼ばれており、戦争の凄惨さ、生々しさが強く描かれています。

名作映画42. ファイト・クラブ

「ファイト・クラブ」は1999年のアメリカ映画です。

デヴィッド・フィンチャーと、ブラット・ピットのセブンに続くコンビ第2弾。

「僕」が裕福ながらも抑圧された生活の中で出会った「タイラー」と始めたファイト・クラブが暴走し、自分自身でも止められなくなって行くさまを描いています。

名作映画43. マトリックス

『マトリックス』は1999年に公開された、ラリー・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー監督、キアヌ・リーヴス主演のSF映画です。

圧倒的な視覚効果と斬新なヴィジュアルで映画の映像表現(VFX)における一つのエポックメイキング的な作品になりました。

映像の凄さとともに、「攻殻機動隊」などの日本のアニメの影響を色濃く受けた作品としても話題になりました。

名作映画44. シックス・センス

『シックス・センス』は1999年に公開されたアメリカのミステリー映画です。

監督はM・ナイト・シャマラン、主演はブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント。

この作品を機にブルース・ウィリスはアクション以外の作品にも幅を広げ、ハーレイ・ジョエル・オスメントも天才子役として一躍有名になりました。

シャマラン監督の代表作であり、ブレイク作でもあります。

名作映画45.ダークナイト

『ダークナイト』は2008年のアメリカ映画。監督はクリストファー・ノーラン。

「バットマン・ビギンズ」に続く「ダークナイト・トリロジー」の第2作目に当たります。

主演はクリスチャン・ベール。今作でジョーカーを演じたのはヒース・レジャーですが、公開前に死去したことと、その演技力も相まって今作のジョーカーを伝説的な存在にしています。

なお、ヒース・レジャーは今作の演技により、死後、アカデミー助演男優賞を受賞しました。

名作映画46.ディア・ハンター

『ディア・ハンター』は1976年に公開されたマイケル・チミノ監督、ロバート・デ・ニーロ主演の戦争映画。同じ町で育った3人の仲間が戦地のベトナムで戦場の狂気に巻き込まれていく様を描いています。

名作映画47.7月4日に生まれて

『7月4日に生まれて』は1990年に公開されたオリバー・ストーン監督の戦争映画。主演はトム・クルーズ。ベトナム戦争で脊髄損傷となった実在のベトナム戦争帰還兵のロン・コーヴィックを演じています。
『プラトーン』『7月4日に生まれて』と合わせて『ベトナム三部作』とも呼ばれています。
原作はロン・コーヴィックの同名著作「7月4日に生まれて」。
トム・クルーズ演じるロン・コーヴィックが自国の正義を信じて戦ったベトナム戦争と、祖国に帰ってきて戦場で負ったPTSDに苦しみながら、国内でのベトナム戦争への評価のギャップに戸惑う姿を通して、ベトナム戦争とは何かを問いかけます。
90年代の作品でありながら、そう思えないほどのリアルさがあるのは自らも従軍経験を持ち、実際にベトナム戦場を体験したオリバー・ストーンだからこそでしょう。

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