今回は思わず涙溢れる感動映画をピックアップ。
個人的には「主人公が死ぬ」系の映画は厳密には感動する映画ではないんじゃないか?と思っているので、そういう映画はあまり取り上げていません。
自分自身が心を揺さぶられた、本当におすすめできる「泣ける映画」を紹介しています。
童心に帰って泣きたい方へ
『ネバーランド』
実在の人物、ジェームス・バリの史実を交えながら、ピーター・パンという作品ができるまでを丁寧に描いた作品です。
ジョニー・デップが主人公のジェームス・バリを、今作ではヒロイン役として、「タイタニック』のケイト・ウィンスレットが、ジョニーの心を癒す存在としてシルヴィア・ディヴィスを好演してます。
決して派手ではないですが、その分、良い意味で深く感動する映画です。作品全体を優しさと誠実さが一貫して包み込んでいる、良質な作品ですね。
ファンタジー的な演出はあるものの、クライマックスを除いてほぼスパイス的に、劇中劇を分かりやすく観客に伝えるために使われているので、大人の鑑賞にも充分耐えうる、落ち着いた映画になっています。
心があったかくなる感動作。オススメです。
『トイ・ストーリー3』
1995年に公開された第一作目の『トイ・ストーリー』から15年。4歳だったアンディも17歳となり、今ではおもちゃで遊ぶこともなくなっています。
誰しも経験のあるおもちゃからの卒業をテーマにした今作。アニメ史上に残る名作ではないでしょうか?
おもちゃにとっての幸せを追求するストーリーの中で、おもちゃとの別れというクライマックスをこれほど感動的に、そして幸せに描いた作品は後にも先にもこの作品しかなく、また、この作品を越える作品も出てこないかもしれません。
この作品の公開時、僕はすでにオトナだったものの、エンディングで号泣しました。本当にいい映画です。
悲恋に泣きたい人へ
『恋におちたシェイクスピア』
シェイクスピアと、ヴァイオラとの結ばれぬ恋を描いた作品です。
今でこそ俳優とは華やかなイメージですが、シェイクスピアの時代の俳優は一般的にはいやしい仕事と認識されていました。
特に女性の演技は許されておらず、男性が女装して女役を演じるといった感じでした。日本の歌舞伎みたいなものですね。
さて、この映画のすばらしさはそのストーリーでしょうか。決して複雑ではないのですが、わかりやすく、かつクライマックスには私たちの痒いところにもしっかり手が届くように作られています。
ロミオとジュリエットさながらに二人の恋も哀しい結末に終わるのですが、ラストの史実と希望への結び付け方が見事です。
気になる人は見てみてください。僕はこれもソフトで所有しています。いい映画だもん。
『レオン』
「レオン』は、1994年製作、リュック・ベッソン監督によるフランス・アメリカ合作映画です。
主演は『グラン・ブルー』でもリュック・ベッソン監督作品に出演しているジャン・レノ。そして、今作でブレイクしたナタリー・ポートマンです。
名作映画としても名高いこの作品。僕も大好きで(かわいそうであまり観れない作品ですが)思い入れの深い映画です。