【ネタバレレビュー】パッセンジャー

「パッセンジャー」はクリス・プラットと、ジェニファー・ローレンス共演のSF映画。

大分前に劇場で予告編を観て、興味はあったんですが、TSUTAYAの棚でこの作品を見かけるまですっかり忘れていましたね。

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「パッセンジャー」の予告編

「パッセンジャー」のスタッフ・キャスト

監督
モルテン・ティルドゥム

脚本
ジョン・スペイツ

製作
ニール・H・モリッツ
スティーヴン・ハメル
マイケル・マー
オリ・マーマー

出演者
ジェニファー・ローレンス
クリス・プラット
マイケル・シーン
ローレンス・フィッシュバーン
アンディ・ガルシア

「パッセンジャー」のあらすじ

技術者のジムはへの5000人の乗客とともに宇宙船アヴァロン号でで120年の人工冬眠中。

しかし、ある時ジムは目が覚めてしまう。そして自分以外の誰も起きていない事実に彼は疑問を抱く。

彼は他の人間を探そうとするが、彼が見つけたのは自分一人だけが何らかの原因によって予定より90年も早く目を覚まさせられたという事実。

どうやっても再び冬眠することは難しいという結論に達したジムは、現実を忘れ、映画やアミューズメントパークなど船内のあらゆる設備を楽しむが、孤独に耐えかねて、ある行為を犯してしまう・・・。

感想・レビュー

評論サイトの評価は割れているらしいけれども、興業収入は悪くない、『パッセンジャーズ』はそんな映画のひとつです。

予告編のイメージだと、ジムが目覚めたのは単純な事故ではなく、『2001年宇宙の旅 』のHALのように、高度なAIシステムが何らかの意思をもって暴走したような印象を受けますし、オーロラとの出会いも、たまたま冬眠カプセルの不具合がジムのものに続いて、もう1台起きてしまったように見えます。

なので、実際はもっと地味だし、その意味ではもっと陰謀のようなものを期待していた人には期待外れ感があったのではないでしょうか。

実際はオーロラが起きたのは不具合ではなく、孤独に耐えかねたジムが目覚めさせたものだし、ジムが目覚めたのも何の陰謀もなく、ただの船の故障によるものだったり、どうしてもSF映画としては、肩透かし感が否めません。

ただ、そのがっかりを穴埋めしていくように、例えばジェニファー・ローレンスがプールで游いでいるといきなり無重力状態になり水のなかに閉じ込められてしまったり、ローレンス・フィッシュバーン演じるクルーが目覚めたりと、予想外の展開に転がっていきます。

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