【レビュー】「エリザベスタウン」は人生を学べる映画!

「エリザベスタウン」はオーランド・ブルーム主演、「あの頃、ペニー・レインと」のキャメロン・クロウが監督を務めています。

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「エリザベスタウン」のスタッフ・キャスト

監督
キャメロン・クロウ

脚本
キャメロン・クロウ

製作
キャメロン・クロウ
トム・クルーズ
ポーラ・ワグナー

出演者
オーランド・ブルーム
キルスティン・ダンスト
アレック・ボールドウィン
スーザン・サランドン

「エリザベスタウン 」のあらすじ

ドリューの大失敗

マーキュリー・シューズのデザイナー、ドリューは開発した新商品のスニーカーが世界的に大コケ。会社は破産の事態に。
彼は自殺を試みるほど落胆し、追い詰められるが、ちょうどその時に電話が鳴る。

電話は妹からで、父ミッチの訃報を伝えるものだった。

父の葬儀の打ち合わせのためにドリューは父の故郷のケンタッキー州エリザベス・タウンへ向かうことに。母は父の故郷ではミッチを略奪した女として折り合いが悪かったのだ。

飛行機の中でCAのクレアと知り合い、故郷のエリザベスタウンの地図を渡される。

感想レビュー

映画を見る意味

久々に映画を観る意味について考えさせられるような作品でしたね。

誰かの人生を疑似体験することも学びのひとつですが、映画はそれにうってつけのもののひとつだと思います。

参考:「なぜ映画は廃れないのか?」

さて、今回観た『エリザベスタウン』。父と子の関係を描いた映画は他には『ビッグ・フィッシュ』などを取り上げてきましたが、亡くなってより深く父のことを知るというのは『ビッグ・フィッシュ』と同じ感じでしたね。

『ビッグ・フィッシュ』はファンタジーでしたが、『エリザベスタウン』は実社会に根差したドラマ。その分リアルに胸に迫ってくるものがありました。

音楽への監督の深い愛情

自伝的な映画『あの頃 ペニー・レインと』で描かれているように自らも15歳でローリング・ストーンズ誌のライターになったキャメロン・クロウ監督。

本作も音楽への監督の深い愛情を感じます。

父ミッチの葬儀、ドリューが立ち直る車での帰り道。

そのすべてが音楽と共にあります。

葬儀の場でスーザン・サランドン演じるの母がタップを踏むのは「ムーン・リバー」。

オードリー・ヘプバーンが『ティファニーで朝食を』の中で歌唱していた楽曲です。

簡単に人生を諦めるのはもったいない

映画の中の時間はおそらく一週間にさえ満たないものだと思います。

その中でも自殺しようとしていたドリューが新しいパートナーと人生に再び前向きな一歩を踏み出す。

この映画を観ると、『簡単に人生を諦めるのはもったいない』というように思えました。

たかだか一週間足らずの時間のなかにさえ、自分の人生を前向きに変えてくれる『何か』が待っているのだとしたら、みすみすそれを逃すことはできないですよね。

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