【映画レビュー】踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!


踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!

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「踊る大捜査線 THE MOVIE 2」 のスタッフ・キャスト

監督
本広克行

脚本
君塚良一

製作
村上光一

製作総指揮
亀山千広

出演者
織田裕二
柳葉敏郎
深津絵里
水野美紀
ユースケ・サンタマリア
いかりや長介
小泉孝太郎

感想・レビュー

実写邦画歴代興行収入第1位 173.5億円

という記録をもつすごく優等生な作品です。

ただ個人的には劇場版一作目の方が好きかな。。人物描写の浅さも年を重ねるに連れて目につくようになってしまいました。

始まりはカッコいい

始まりは船上での訓練のシーンから。

特殊部隊を逆に制圧してしまう犯人グループに扮するのは青島率いる湾岸署の面々。

その鮮やかさ、チームワークの良さが端的に描かれていて、とてもカッコいい。個人的には好きなシーン。

そのあと、この一件のせいでシーンも笑いを誘います。

えっ、このレベル?!

今回のほとんどの場面で事件捜査の指揮を担当するのは真矢みき演じる沖田仁美(警視庁刑事部捜査第一課強行犯担当管理官・警視正)。

一応キャリア組になるのですが、よくこれで管理職が務まるなと思うほど自己中でヒステリックなんですよね。

特に捜査が思うようにいかない中盤から後半にかけてはヒステリーが加速。一気に未熟さ、幼稚さを露呈していきます。

しばしば男性と比べて女性の方が感情的だとは言われますが、描きかたがステレオタイプなんですよね。。

中高生向けの恋愛映画のような人物描写の浅さが出てしまっています。これはちょっと興ざめ。しかもストーリーの核心部でもあるので。

踊る~の意義

警察組織をサラリーマン社会からの切り口で描いたのは斬新かつ画期的でした。

それはそれまでの刑事ドラマ等での非現実的な描写を大幅に減らしたことと、各種の呼称を実際に即したものにしたこと。

例)「ホシ」→「被疑者・マル被」

連続ドラマ版放映開始当時までの刑事ドラマは犯人逮捕までを追う描写が多く、また銃撃戦やカーチェイスといった派手な追跡劇や所轄警察署が広域事件・テロ事件を解決させるといったような過剰気味な描写が主流であったが、当作品ではそれらの要素を可能なかぎり排除し現実の警察組織と近い業務形態や実情を採用した作風となっており、警察機構を会社組織に置き換え、署内の権力争いや本店(=警視庁)と支店(=所轄署)の綱引きなどを、湾岸警察署を中心に描いている。本作品で登場した具体的な例としては、刑事のことを「デカ」ではなく「捜査員」と呼ぶことが多く、加害者のことを「ホシ」ではなく「被疑者」と呼ぶことが多く、「発砲許可」・「パトカー手続き」といった手続きが存在するなどである。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/踊る大捜査線
踊る大捜査線 – Wikipedia

事案だぞ

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