今回は世界初の長編フルCGアニメとなった『トイ・ストーリー』シリーズからトリビア・裏話をご紹介します!
知られざる『トイ・ストーリー』シリーズの裏側をどうぞ!
『トイ・ストーリー2』は劇場公開される予定ではなかった
当初、『トイ・ストーリー2』は劇場公開される予定はなく、そのままビデオスルーされる予定でした。しかし、その出来の良さから劇場公開されることとなりました。
ちなみに、当時Disneyとピクサーには劇場公開作品に関しての収益配分の契約がありましたが、今作を当初のいきさつから劇場公開作品と認めないDisneyと、劇場公開作品としてカウントしたいピクサーの間に軋轢を生むこととなりました。
『トイ・ストーリー3』は当初は全く違う話だった
アンディとおもちゃたちの別れを描いた感動作、『トイ・ストーリー3』。
シリーズ屈指の名作と評価も高い本作ですが、当初は「バズ・ライトイヤーに欠陥が見つかり、リコール対象として台湾の玩具工場に送り返され、ウッディ達がバズを連れ戻しに向かう」というストーリーでした。
バズ・ライトイヤーは実際に宇宙に行った
2008年にディズニーがNASAと協力し、バズはスペースシャトルディスカヴァリーに搭乗し、国際宇宙ステーションに6ヶ月間滞在しました。
スペースレンジャーと言う設定のバズですが、これで実際に宇宙で任務に就いたことになります。
ちなみに「バズ」という名前もアポロ11号の宇宙飛行士エドウィン・オルドリンの通称「バズ」からとられています。
原語版のウッディ役はトム・ハンクス
日本語吹き替えが唐沢寿明と所ジョージなのは有名ですが、原語だとウッディの声を担当しているのはあのトム・ハンクスです。
唐沢寿明の吹き替えも非常に評価が高いのですが、オリジナルのトム・ハンクスも高い評価を得ています。
日本語吹き替えの二人は「買うなら絶対バズ」らしい
『トイ・ストーリー3』の舞台挨拶で、唐沢寿明さんはウッディを「子供が一番欲しがらないキャラ」と説明。「俺が子供だったら絶対こっち(バズ)買うもん」と。
唐沢寿明さんの言葉に呼応するように、所ジョージさんも「買うんならこっち(バズ)がいいね」とバスの魅力を力説。一方でウッディには「こっち(ウッディ)はね、後ろ(のひも)引っ張るだけ」との辛辣な言葉が(笑)。
ちなみに所ジョージさんの自宅にはバズ・ライトイヤーのフィギュアがあるそう。