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友情の美しさに泣きたい人へ
マイ・フレンド・フォーエバー
『マイ・フレンド・フォーエバー』は二人の少年の友情を描いた映画です。
エリックの隣の家にデクスターと言うHIVに感染した少年が引っ越してきます。
エリックの母はHIVに感染しているデクスターを快く思っていませんが、エリックは次第にデクスターと打ち解け、深い友情で結ばれた二人はHIVの治療薬を求めてニューオーリンズへ向かいます。
デクスターを演じたのは『ジュラシック・パーク』でスピルバーグにその演技力を見込まれたジョゼフ・マゼロ。
美しくも悲しいストーリー、二人の友情に涙すること間違いありません。
ターミナル
「ターミナル」はトム・ハンクスとスティーブン・スピルバーグがタッグを組んだハートフルコメディ映画です。
祖国で勃発した内戦により、パスポートが無効となり、ジョン・F・ケネディ国際空港空港に留まるしかなくなった男、クラコウジア人のビクター・ナボルスキー
最初は英語すら満足に話せなかったビクターですが、工夫して言葉を覚え、仕事を見つけ、仲間を得て、恋をしていく。
美しい物語と、ビクターがどうしてもアメリカに来なければならなかった理由を知った時、きっと心は温かくなっていることでしょう。
幸せな気持ちにさせてくれる感動作です。
勇気と希望の物語に泣きたい人へ
ロッキー・ザ・ファイナル
老いと孤独に苛まれる、かつてのボクシング王者ロッキー・バルボア。妻のエイドリアンにも先立たれ、ロッキーの楽しみといえばお店でかつての栄光の話をお客にするだけ。
テレビ番組の企画でかつての自分と今の世界チャンプの試合のシミュレーションが放送されます。
その光景に、自分の中にボクシングへの情熱が宿り続けていることを思い知るロッキー。
老境に差し掛かったロッキーの朝鮮が始まります。
今回のロッキーの敵は世界チャンプのディクソンに加え、自分自身の老いや、老いた者の挑戦に不寛容な社会の在り方。
今作のキャッチコピーは『NEVER GIVE UP 自分をあきらめない』ですが、そのコピーに違わぬ勇気の物語が展開されます。
撮影時は60代近くだったシルヴェスター・スタローン。
『いくつになっても人生は挑戦できる』
もちろん映画はフィクションなのですが、劇中で披露されるスタローンのビルドアップされた肉体とボクシングはまぎれもなく本物。
そのことからも、人間挑戦するのに遅すぎることは何もないのだと実感できます。
自分自身を奮い立たせたい、そんな人におすすめの映画です。