ホラー映画を観てみたいけど、怖がりなあなた向けの記事です。
ここではホラー初心者におすすめの名作ホラー映画を紹介しています。
ホラーと同時に名作映画でもあるので、多分楽しめる・・・はず。
意外と怖くないですよ!
ホラー克服方法は以下の記事にまとめています!
怖いの苦手男子必見!ホラー映画嫌い克服方法のススメ
『エクソシスト』
説明不要の悪魔憑きホラー。監督のウィリアム・フリードキンは撮影中の緊張感を高めるため、拳銃やショットガンをスタジオに持参していたという逸話があります。なんていうか映画よりそっちのが怖い。
怖くないよポイント
やっぱりメイクアップが今観るとちょっと・・・。首が反対に回るギミックなんかもね。
心理的な恐怖はいつまでも色褪せないと思いますが、外見的な恐怖や描写はやはり技術の発展とともに昔のものはだんだんチープに見えてしまいますね。
もちろん、リアルタイムでこの作品を観た人は相当怖かっただろうと思います。
『13日の金曜日(パート1)』
人気ホラーシリーズに成長した『13日の金曜日』シリーズの第一作目です。
この作品を契機にして、ホラー映画が恐怖だけではなく、見世物的な側面、ある意味では定番や笑える演出を織り混ぜたエンターテイメントとしても成り立つものとして認知されたような気がしますね。
怖くないよポイント
一作目の殺人鬼はジェイソンではなくて、その母親なので、外見的にも普通のおばちゃんです(笑)。
なにより、音楽がいきなり驚かせるのではなくて、ジョーズみたいなだんだん盛り上がる系なので、『いつ犯人が襲いかかるのか』が手に取るように容易に予測できちゃうんです。ある意味安心して観られる作品。間違っても2009年のリメイク版は観ないように!(普通におっかないので)
『ゾンビ』
ジョージ・A・ロメロ監督のホラー映画。これまで、悪いやつにただ良いように命令されるだけだったゾンビに吸血鬼の要素を盛り込むことで、ホラーの主役として通用することを世界に示した作品です。
怖くないよポイント
やっぱりこっちもメイクがね。。内臓シーンとかもありますが、やはり今観ると古さを感じてしまいます。
ちなみに今どきのゾンビ映画はここまで進化しています。
ただ、ゾンビに題材をとりながらも、ゾンビホラーというフィルターを通して現実社会のあり方に疑問を投げ掛ける内容はさすがの一言。
関連記事:【考察】名作ホラー「ゾンビ」ロメロが問う人間とは何か
『悪魔のえじき』
『悪魔のえじき』は1978年に公開されたアメリカのホラーサスペンス映画。
邦題のタイトルがめまぐるしく変わった映画でもあります。
『発情アニマル』→『女の日』→『悪魔のえじき』
主演はカミール・キートン。喜劇役者バスター・キートンの孫という血筋ながら、それを全く感じさせない体当たりの演技を見せてくれています。
怖くないよポイント
いわゆる「レイプ・リベンジ・ムービー」と呼ばれる作品。リメイク版の『アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ』は相応のホラー映画になっていますが、本作の残酷描写は今の基準からみるとほとんど怖くありません。
『サスペリア』
『サスペリア』は1977年に公開されたイタリアのホラー映画。監督はダリオ・アルジェント、主演はジェシカ・ハーパーが務めています。
当時の主流だったオカルト・ホラーの中でも特に有名な作品ではないでしょうか。
イタリアの映画監督であるダリオ・アルジェントらしく、ホラー映画にありがちなお色気展開とは一切無縁。その代わりにリアリティをあえて無視したとしか思えない赤と緑のコントラストの芸術性が目を引きます。
怖くないよポイント
「決して、ひとりでは見ないでください」というキャッチコピーでも有名な本作ですが、今の基準からすると決してそう怖い作品でもありません。
必ずショックシーンの前には音楽が鳴るので、ほとんどビックリするような恐怖もなく、のどかな気持ちで見ることができます。
ちなみに序盤のタクシーのシーンで本物の幽霊が映っていると話題になりましたが、あれは監督のダリオ・アルジェントが意図的に演出したものだそう。
『バスケットケース』
『バスケットケース』は1982年に公開されたフランク・ヘネンロッター監督のホラー映画です。主演はケヴィン・ヴァン・ヘンテンリックが務めています。
結合双生児として生まれたベリアルとドウェインの兄弟。無理やり外科手術で分離させられた二人のうち奇形であった兄ベリアルは父親に捨てられてしまいます。ドウェインは兄を救出し、父を殺害。二人は自分たちを分離した医者たちへ復讐を開始します。
ドウェインだけが普通の生活を手に入れることができ、ベリアルには人並みの恋すら叶わない。決して普通にはなれないべリアルの哀しみと、それでも兄弟という切り離せない絆。
2017年にはMoMA(ニューヨーク近代美術館)の映画コレクション入りするなど、一般的な再評価も進みつつあり、今やホラー映画の名作であり、古典ともいえる地位を築いたのではないでしょうか。
怖くないよポイント
80年代の作品とすら思えないような低いクオリティで本当にチープすぎて、本来は恐ろしいモンスターであるはずのベリアルすらキュートに見えてしまうほど。しかし、「人間として生まれてきた哀しみ」を描いたストーリーはそのチープさに反比例して美しささえ感じさせます。
チープ過ぎてあまり怖くないのでホラー苦手な人でも恐らく大丈夫かと思います。
『キャリー』
ブライアン・デ・パルマのブレイク作。あとスティーブン・キングの作品が映画化されたのもこの作品が初めてじゃなかったかな?1976年に公開された映画です。
怖くないよポイント
実際はほとんど青春映画だから。。シシー・スペイセクの表情が狂気を感じる部分もあるはあるけれども。
ホラーの古典として名作でもあり、2013年にクロエ・グレース・モレッツ主演でリメイクもされていますが、やはりこのオリジナル版には敵わないですね。
「それでも怖い!」
そんな怖がりさんはホラーコメディから入ってみましょう!
『ショーン・オブ・ザ・デッド』
『ショーン・オブ・ザ・デッド』はエドガー・ライト監督、サイモン・ペグ出演の2004年のイギリス映画です。
ゾンビ映画ではありますが笑える映画でコメディーとしても名作です!
レンタルの棚はコメディエリアとかにあるので、怖いの苦手って人も大丈夫・・・かも。
『ゾンビーノ』
『マトリックス』シリーズのキャリー=アン・モス主演の映画。
架空の1950年代を舞台に、ゾンビがペットとして扱われる世界での出来事を描いたコメディ作品。
主人公のゾンビを演じているのはビリー・コノリーですが、当初の予定ではピーター・ストーメアが演じる予定だったそう。
『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』
『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』は2012年のカナダ・アメリカ合作のホラー・コメディー映画です。
主演はタイラー・ラビンとアラン・テュディック。
割と残酷描写もしっかりしていますが、上手くギャグめいたものに見せていますね。
最高に笑えるホラーコメディ映画の最高峰ではないかと思います。田舎の あんちゃん二人が何故か殺人犯に勘違いされてしまい、偶然の事故によって次々に人が死んでゆく、ブラック・コメディです。
不謹慎ですが、一人一人死んでいくごとにそのバカバカしさに思わず爆笑モノです。
ホラー克服方法は以下の記事にまとめています!
怖いの苦手男子必見!ホラー映画嫌い克服方法のススメ