今夜は『ムビシネ 怒りのアフガン』、いえ怒りのホラーと題してホラーのお約束描写に一言もの申したいと思ってます!
ちなみに怒りのアフガンはランボーシリーズですね。映画マニアの皆さんついてきてください!(笑)
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ホラー映画の定番の演出・・・でも嫌い。
タイトルにもあるんですが、ホラー映画の定番の演出のひとつが静かなシーンを破る突然の怪物の登場であったり、大きな音であったり、あるいは驚かせるけれどもそれは肩透かしで、次の瞬間に本当の恐怖が待っている見たいな、いわゆる二段構えの演出だったりであると思います。
はっきり言って、僕はそういうのが大嫌いなのです。小さい頃から吠える犬や運動会のピストルが苦手でしたが、その理由も『いきなり大きな音が鳴るから』だったように思います。
その感覚は純粋な恐怖というよりは『嫌な驚き』に近いものであると今でも思っています。そしてそれはホラーの恐怖とは違うものではないでしょうか。
ホラーの恐怖とは?
僕の思うホラーの恐怖とは、一言で言えば『恐ろしさ』です。
決して唐突に閲覧者をびっくりさせることではないと思ってます。
もちろん、びっくりする、そのドキドキハラハラも含めてホラーの魅力と考えている人も少なからずいらっしゃることでしょう。これは個々人の考え方なのでそれもひとつの楽しみ方として全然アリだと思います。
ただ、ホラー映画においてびっくりさせる演出が不可欠かといわれると、そんなことはないと言い切れます。
メディアが違うので論証の根拠になりうるかは微妙かもですが、例えばホラー小説。小説なので、音も鳴らなければ、自分のペースで読み進めることもできるのですが、それでも充分にエンターテインメントとして成立していますよね。
そうそう、これもひとつ驚かせるのが嫌いな理由でもあるのですが、急に怪物が現れたりする場面で『いつ来るんだろういつ来るんだろう』って気になってしまって、逆に映画に集中出来ないんですよ。特に僕みたいな怖がりの人はそうではないでしょうか?(笑)
ホラー映画って意外と奥が深いものです。。
ホラー映画とは一口に言っても、B級バカ映画からストーリーだけ見ても名作といっていい作品まで本当に幅広いものです。
しかしながら、演出のせいでせっかくの素晴らしいストーリーを堪能できないのはかなりの損失ではないでしょうか?(観る側にとっても、製作者側にとっても。)
安易に観る人をビビらせるのではなく、もっと『本当に怖いとはどういうことなのか?』を突き詰めたホラー映画が出てくることを願っています。
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