本当に面白い!おすすめSF映画25選!!

おすすめSF映画01.『マトリックス』

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やはり映画史に革命を起こしたとも言えるこの作品を加えないわけにはいきません。

『マトリックス』は1999年公開のアメリカのSF映画。

バレット・タイムと呼ばれる撮影技術で世界中の度肝を抜いた作品です。

『マトリックス』はその設定も素晴らしく、作品の世界観はすでに仮想空間内で機械に支配されているものの、ほとんどの人はそれに気づいていないという設定です。そしてそのまま私たちの現実にも当てはまります。

おすすめSF映画02. 『メッセージ』

『メッセージ』はドゥニ・ヴィルヌーヴの監督作品。

娯楽作品としてのSF映画としても素晴らしいですが、『たとえ悲しい未来であることをわかったとしてもそれでも選択するのか』という哲学的な問いを含んだ非常に良質なSF映画だと思います。

時間の概念にも踏み込んだ内容も斬新で、ドゥニ・ヴィルヌーヴらしさが全編を貫いています。

おすすめSF映画03. 『ブレードランナー』

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哲学を内包したSF映画の走りはこの作品でしょう。サイバーパンクの最初期の映画でもあります。

『エイリアン』で長編映画デビューしたリドリー・スコットが、映像化不可能と言われたフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を圧倒的なビジュアルでスクリーンに登場させました。

おすすめSF映画04. 『ミッション:8ミニッツ』

パラレルワールド、タイムパラドックスをテーマにした異色作。

列車爆破テロの犯人を突き止め、次のテロ計画を阻止することを主軸としてストーリーが展開していきます。

アフガニスタンへ赴任したはずのステイーブンス中尉は気がつくと電車の中にいました。そして目の前の恋人らしき女性はなぜか自分のことをショーンと呼び、混乱のまま、電車はテロに巻き込まれ大爆発してしまいます。

彼は任務の中で何度も直前の8分間を繰り返し、何度もテロに巻き込まれ、現実に帰り、そしてまた8分間の世界へ戻って行くのです。
その途中で様々な行動をし、そして新しく生まれた時間軸の中で新しい人生を生きていく。

一分一秒たりとも無駄なシーンなんてない作品ではないでしょうか。

時間軸が3つくらい存在するので、初見で完全な世界観の掌握は難しいかもしれませんが、損はしない作品だと思います。ダンカン・ジョーンズ監督らしい緻密に構成された設定と脚本。本当に観る価値のある数少ない映画のひとつですね。

おすすめSF映画05. 『ミスター・ノーバディ』

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何度見てもすごい作品ですね。映画は人生を描けると以前書きましたが、ここまで幾重にも鮮やかにそれを証明した作品はないのではないでしょうか。

人は一日で平均9000回もの決断をしていると言われます。もちろん人生にもしもはないのですが、それでもその『もしも』を夢想することはよくありますよね。

映画で描かれているように、人生の分岐点とは自分で選択するもの以外にも、バタフライ効果のように世界のどこかの知らない人の些細な行動がその後大きくなり、ある日自分の人生に大きな影響を及ぼすかもしれません。
主人公のニモはいくつもの決断を下し、もしもの人生を生き、そして分岐点に返ってはまた人生を繰り返します。それらをすべて描ききった、本当に凄い作品ですね。

私たちも、ニモと同じように、無数にある人生の一つを歩いています。言い換えれば、『人生には無限とも言える可能性がある』ことをこの作品は示唆しているのではないでしょうか。

おすすめSF映画06. 『エイリアン』

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SFホラーというジャンルの金字塔的な作品です。

キャッチコピーは「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない。」

ダン・オバノンの脚本をリドリー・スコットが映画化。リドリー・スコットと主演のシガニー・ウィーバーの出世作でもあります。

終わったと見せかけて最後にもうひとつ山場を設けるストーリーも元祖はこの作品ではないでしょうか。

ギーガーの独特なクリーチャーデザインとともに今尚色褪せない作品ですね。

おすすめSF映画07.『ザ・フライ』

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カルト映画と呼ばれる作品を多く監督しているデヴィッド・クローネンバーグの作品です。

5年のホラー映画『ハエ男の恐怖』のリメイク作品。

アナログゆえにグロテスクさが際立つ特殊メイクは特筆すべきポイント、徐々にハエに近づくブランドンが会話の途中、彼の顎がポロリと崩れ落ちるシーンはもはやトラウマもの。

しかし、オリジナル版より数段美しく、悲しいストーリーは、本作がカルト映画であると同時に名作SF映画としても評価されるべき作品であることを証明しています。主演は『ジュラシック・パーク』でイアン・マルコムを演じた、ジェフ・ゴールドブラム。

おすすめSF映画08. 『ジュラシック・パーク』

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マイケル・クライトンの原作をスティーブン・スピルバーグが映画化した今作。

クローン技術でよみがえった恐竜を題材に生命の本質を問いかけるテーマを持った作品です。

原作よりエンターテインメント寄りに仕上げられた映画版ですが、そのテーマは共通。今なお色褪せないテーマではないでしょうか。

『ジュラシック・パーク』はモンスター映画としても重要作です。

それまで恐竜型のモンスターはほとんど『ゴジラ』のような直立に足歩行でどっしり来た迫力ある動きでしたが、『ジュラシック・パーク』以降は全くその主流が様変わりしました。頭と尾は水平になり、動きは俊敏に。

今の恐竜のイメージを決定付けた映画です。

また、CGの可能性とレベルを飛躍的に高めた作品でもあります。

おすすめSF映画09. 『ゴジラ』

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戦後まもなくの頃、アメリカでレニー・ハウゼン監督の『原子怪獣あらわる』が公開されます。『ゴジラ』は直接的にはこの作品に刺激されて産み出された映画です。
また、当時、ビキニ海上で行われたアメリカの核実験の巻き添えで日本の漁船の乗組員が被曝したことも大きな問題となっていました。戦後10年足らずで再び原爆の恐怖が日本に襲いかかってきたわけです。
そこで企画されたのが『ゴジラ』。

核のエネルギーを吸収し巨大化、さらに口から放射能を撒き散らす。まさに『核の申し子』といっても過言ではありません。
今再び現実のものとなった核の恐怖を象徴する存在こそがゴジラだったのです。

1954年の初代ゴジラの劇中の設定として、ゴジラはもともとジュラ紀に生息していた水棲爬虫類が陸生へ進化する途中の生物とされています。
それが人間が作った核の影響を受け怪物化してしまい、人間の脅威となる。
まさに寓話であり、人の愚かしさを端的に表現したのが1954年の『ゴジラ』という映画なのです。

一つの教養としてもチェックしておいてほしい映画です。

実際にゴジラを鑑賞した原作者の香山滋氏はオキシジェン・デストロイヤー(映画に登場する架空の化学兵器)でゴジラが死ぬシーンでゴジラが可哀想だと涙を流したそう。
これはゴジラを倒すべき存在としてではなく、ある意味で人間に振り回される哀しい生物として見ることができたからでしょう。
また同様の手紙は公開当時多く届けられたといいます。

世界に影響を与えた特撮映画の金字塔にして、エンターテインメントと社会的なメッセージを高いレベルで両立させた、稀有な名作です。

おすすめSF映画10.『ターミネーター』

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『ターミネーター』は1984年に公開されたアーノルド・シュワルツェネッガー、ジェームス・キャメロンの出世作。

もとは低予算のB級映画として制作された本作ですが、斬新なアイデアとストーリーでヒット。

未来から来た殺人ロボットと、それに狙われた女性、彼女を守るために同じく未来から来た戦士が現代で闘うというストーリーなのですが、ターミネーターが金属の骨格を生きた細胞で覆っているという設定を知ったときは幼いながらにその斬新さに心底驚いたものです。

続編の『ターミネーター2』では製作費は一億ドルを超え、これまでに4本の続編映画、一本のドラマ(『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』)が製作されています。

おすすめSF映画11.『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は1985年公開のSF映画です。高校生のマーティ・マクフライが友人のドクが作ったデロリアン型のタイムマシンで過去にタイムスリップする物語。

1985年のアメリカ カリフォルニア州ヒルバレー。ロックとコーラが好きな高校生のマーティ・マクフライは知り合いの博士、ドクとタイムスリップの実験をするが突如現れたリビアの過激派から逃げるため、デロリアンに乗り込むが、操作ミスで30年前の1955年にタイムスリップしてしまうー。

公開当時全米で大ヒットを記録し、「フューチャー現象」を巻き起こしたほどの人気作です。

この作品を通して映画のおもしろさに目覚めた人も多いのではないでしょうか?

今なお色褪せない、SF映画の名作です。

おすすめSF映画12.『ロボコップ』

『ロボコップ』は1987年に公開されたポール・ヴァーホーヴェン監督のSF映画。
一般に「B級映画」とも呼ばれる低予算で制作された作品ですが、今日でも根強い人気を誇っています。

おすすめSF映画13.『パシフィック・リム』

『パシフィック・リム』は2013年に公開されたギレルモ・デル・トロ監督のSF映画。

随所に見られる日本の特撮・ロボットアニメの影響、そしてハリウッドならではの圧倒的な迫力ある映像。

監督のギレルモ・デル・トロは尊敬する人物に『攻殻機動隊』などで知られる押井守や『ゴジラ』や『ウルトラマン』シリーズの円谷英二の名を上げるなど、日本のアニメ、怪獣、特撮映画に造詣が深いことでも知られています。

今作でも登場するモンスターは劇中で『カイジュウ(=怪獣)』と呼ばれ、また日本人キャストとして菊地凛子が登場したりと日本とは所縁の強い作品となっています。

ギレルモ・デル・トロ監督曰く「『パシフィック・リム』は日本へのラブレター」なのだそう。それを裏付けるかのようにエンドロールには「この映画をモンスターマスター、レイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎に捧ぐ」と献辞が表示されています。

おすすめSF映画14.『アイ,ロボット』

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『アイ,ロボット』は2004年公開のウィル・スミス主演、アレックス・プロヤス監督のSF映画です。

SF小説を確立させた一人アイザック・アシモフの短編を原典として映画化した作品です。

2035年のシカゴを舞台に、ウィル・スミス演じるデル・スプーナー刑事が一人の恩人の死をきっかけに、ロボットの陰謀に挑んでいくSFアクション映画です。

SF映画らしいVFXを駆使した映像と、迫力あるアクションでウィル・スミスの魅力を存分に堪能できるのではないでしょうか。

おすすめSF映画15.『猿の惑星』

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『猿の惑星』は1968年に公開されたSF映画です。監督は、主演はチャールトン・ヘストンが務めています。

原作はフランスの小説家ピエール・ブールが1963年に出版したSF小説。

映画は当時としては非常にレベルの高い特殊技術が盛り込まれています。

1968年にシリーズ第一弾の『猿の惑星』が公開。ヒットを受けて映画オリジナルの続編(『続・猿の惑星』、『新・猿の惑星』、『猿の惑星・征服』、『最後の猿の惑星』)が4作作られました。

2001年にはティム・バートンの手によってリメイク(『PLANET OF THE APES/猿の惑星』)され、また2011年からは猿の惑星を描くリブート三部作(『猿の惑星: 創世記』、『猿の惑星: 新世紀』、 『猿の惑星: 聖戦記』)が製作されました。

衝撃的な結末を提示したこの1作目は当時の米ソ冷戦の果てを暗喩したものと言われています。そういうSF映画にとどまらない現実世界へのメッセージを盛り込んだ点も本作が高く評価されている理由でしょう。

おすすめSF映画16.『レディ・プレイヤー1』

『レディ・プレイヤー1』は2018年に公開されたSFアクション映画です。

近年目覚ましい普及と進化を果たしたVR(ヴァーチャル・リアリティ)。
そんなVRを題材にスティーブン・スピルバーグが挑んだ作品です。

なんでもスピルバーグは「私はこれまでに何本も映画を作ったが、『レディ・プレイヤー1』は3番目に作るのが難しい映画だった」と述べているそうで、その言葉に応えるかのように、
批評家からも好意的な評価が多く寄せられています。

原作はアーネスト・クラインの小説、『ゲーム・ウォーズ』。

キャッチコピーは「最高の、初体験」ですが、それにふさわしい圧巻の映像は必見です。

おすすめSF映画17.『インターステラー』

『インターステラー』は年に公開されたクリストファー・ノーラン監督のSF映画です。

今作の脚本家、ジョナサン・ノーランは作品の脚本執筆のためにカリフォルニア工科大学で相対性理論を学んだといいます。

そのようなリアリティのある設定の上に愛情というテーマを乗せてみせたノーラン。ノーランの作品には時間を扱った作品が多いのですが、今作では父と娘の過ごす時間の違いがより物語を切なく、ドラマティックに仕上げています。
伏線の回収も見事で、脚本の完成度の高さには毎回感嘆させられますが、『インターステラー』はその中でも突出しているのではないでしょうか。

おすすめSF映画18.『プレデター』

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『プレデター』は1987年に公開された、ジョン・マクティアナン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のモンスター映画。

このプレデター(宇宙人)は最先端の技術、知性を持ち合わせながら野蛮を好むという設定は非常に斬新なものでした。

子供の頃に初めて観たのですが、モンスターであるにも関わらず、ある種の規範であったり礼儀を持っていたり、それまでのモンスター映画にはない設定に衝撃を受けたのを覚えています。

よく比較されますが、エイリアンと比べると、クリーチャーの造形は悪くはないけれど、エイリアンほどの完成度はない、ただ、知的だけど野蛮というキャラクターの性格の意外性、斬新さはエイリアンを遥かにしのぐものと思います。

この一作目以降にも多くの作品が製作されていますが、その強烈なインパクトあってこそ、シュワルツェネッガーなしでも十分コンテンツとして勝ち続けることができたのでしょう。

おすすめSF映画19.『インデペンデンス・デイ』

『インデペンデンス・デイ』は1996年公開のアメリカ映画。

監督はローランド・エメリッヒ。主演はウィル・スミスとジェフ・ゴールドブラムが務めています。

おすすめSF映画20.『第9地区』

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『第9地区』は2009年に公開されたニール・ブロムカンプの監督の長編デビュー作。

地球に亡命してきた宇宙人と彼らを強制移住させようとする人間の職員の話です。

ジョージ・A・ロメロの映画『ゾンビ』は人種差別への抵抗が根底にあった映画と言われていますが、こちらも南アフリカで行われていた人種隔離政策のアパルトヘイトをそのモチーフに設定を宇宙人に置き換えた作品です。

SF映画ではありますが、ストーリーはアパルトヘイト時代に起きたケープタウン第6地区からの強制移住政策を題材にしています。

ほぼアドリブで構成されたセリフと、手持ちカメラの映像でドキュメンタリー色の強い、SF映画としては異色とも言える作品です。

おすすめSF映画21.『TIME/タイム』

おすすめSF映画22.『ゼロ・グラビティ』

『ゼロ・グラビティ』はジョージ・クルーニー、サンドラ・ブロック共演のSFパニック映画です。

おすすめSF映画23.『シェイプ・オブ・ウォーター』

『シェイプ・オブ・ウォーター』は2017年に公開された恋愛ファンタジー映画。

監督は『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ、主演はサリー・ホーキンスが務めています。

第74回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞。
また第90回アカデミー賞では作品賞など4部門を受賞するなど、評価の高い作品です。

おすすめSF映画24.『メン・イン・ブラック』

『メン・イン・ブラック』は1997年に公開されたウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ共演のSFアクション映画。当時赤字だったソニー・ピクチャーズをこの作品が見事に立て直したという逸話があります。

都市伝説の「黒ずくめの男」をモチーフにした作品です。「黒ずくめの男」はUFOを目撃した人を訪れると言われる不思議な人を指します。都市伝説内では普通の人間がわかることがわからない(ストローの使い方など)など、人間ではないようなエピソードが語られるなど、どこか不気味さを感じさせるものですが、今作は今作はれっきとした人間が過去を絶ち切って「メン・イン・ブラック」として生活するという設定でコメディ映画に近い作品となっています

おすすめSF映画25.『インセプション』

『インセプション』は2010年に公開されたクリストファー・ノーラン監督・脚本・製作によるSFアクション映画。主演はレオナルド・ディカプリオ。

「標的の夢に侵入し、その夢から情報を盗む」という設定の奇抜さ、夢の中の非現実な世界を圧倒的なビジュアルで描き、アカデミー賞をはじめとする多数の映画賞で入賞を果たしています。

渡辺謙演じるサイトーはレオナルド・ディカプリオ演じるコブの雇い主として、「標的の夢に侵入し、ある考えを植え付ける」ことを依頼します。

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