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ジョン・ウィック
「マトリックス」以来あまり代表作と呼べるものがなかったキアヌの復活作。
ガン・フー”と呼ばれる銃+カンフーを融合したアクションとキアヌのキレっぷりが素晴らしいです!
復讐の動機が「ペットを殺された」というのも斬新でいい意味でバカらしいんですが(そりゃペットも家族の一員だけどさ)
殺し屋ご用達のホテルとか、それぞれを束ねる掟だとか、細かい部分がユニークなんですよね。
これもサクッと見れます。おすすめ。続編の「ジョン・ウィック チャプター2」も面白いですよ!
ジャッジ!
広告代理店大手現通のCMプランナー、太田喜一郎は、熱意はあるが、成功には程遠い冴えない広告マン。
上司である大滝の担当したエースコックのきつねうどんのCMはクライアントの意向によってむりやりキツネを猫に変えられ、喜一郎はその尻ぬぐいをさせられるものの完成したCMの評判も最悪で案の定、放映されたCMは苦情の嵐。
太田喜一郎は名前が英語だと変わらないというそれだけの理由での現通トップクリエイター、大滝一郎の代わりにサンタモニカ広告祭に向かうハメになるというストーリー。
よく脚本も練られていて、しかもセリフの言い回しにもこだわっているので、よくありがちな過度に説明口調のセリフや、何でも声にするクドさは気にならないレベルでしたね。
ストーリーはよくある展開ではあるのですが、広告の審査という題材がユニークだったと思います。
自作品を勝たせるためのなりふり構わない作戦の数々や心理操作は見所のひとつ。
グレイテスト・ショーマン
19世紀に活躍した興行師、P・T・バーナムの成功を描いたミュージカル作品です。
彼は多毛症の人や小人症の人、全身タトゥーに黒人の人。。当時のマイノリティの人々にスポットライトを当てたサーカスを思いつきます。
ずっと日陰の道を歩んでいた彼らがありのままの自分を『これが私(This is me)』と高らかに歌い上げる場面。その精神はこの映画の全編を通して貫かれています。
人間讃歌とでも言えばいいのか、どんな人間にも輝ける場所はあって、そして一人ひとり必ず認められるべき存在なのだと感動しました。
やっぱり『誰かが死ぬことが感動』ではなく、困難に負けずに幸せを得るために頑張ることが本当の感動なんだと改めて感じた作品ですね。
ロッキー・ザ・ファイナル
ロッキー・ザ・ファイナルは、公開されるや否や、前評判を覆し、最高のサプライズとの声も聞かれるほどの作品となりました。
今作のキャッチコピーは『NEVER GIVE UP 自分をあきらめない』ですが、そのコピーに違わぬ勇気の物語が展開されます。
『世の中はいつもバラ色じゃない。それなりに厳しく辛い事も待っている。気を抜いていたらどん底まで落ち込んで二度と這い上がれなくなる。それが人生だ。人生はどんなパンチよりも重くお前を打ちのめす。だが、どんなにきついパンチだろうと、どれだけこっぴどくぶちのめされようと休まず前に進み続けろ。ひたすら苦痛に耐え前に進むんだ。』
この言葉以上に映画の内容を雄弁に語る言葉は存在しないのではないでしょうか?
ロッキーが息子のロバートに言った言葉。頂点とどん底を味わった男だけに説得力があります。パンチ同様、ロッキーのこの言葉もとても重いですが、前に進む勇気も与えてくれる、そんな作品です。
ダイハード4
世界一ついていない男、ジョン・マクレーンが主人公の人気シリーズの4作目。
4作目にしてシリーズ最高の興行収入を上げた今作。
今作のマクレーンは妻とも離婚し、娘には煙たがられ・・・という典型的なうらぶれた親父。
悪に立ち向かう心情も「他の奴が(自分の役割を)やるなら喜んで譲ってやる」と長年事件に巻き込まれ続けた男の悲哀を感じさせます。
そしてそれに立ち向かう男らしさも。
超人的な活躍はするのですが、あくまでマクレーンは私たちのイメージするランボーのような超人ではない、普通の人間なんですよね。
「他の奴が(自分の役割を)やるなら喜んで譲ってやる」というセリフには一般的なヒーロー像とはかけ離れたマクレーンの人間臭さを感じさせます。
そしてアクションシーンの豊富なアイデア。シンプルでもこれだけ魅力的なものが作れるんだ!というお手本のような作品です。
退屈さ0!ラストまで一気に楽しませてくれる一本です。
スクール・オブ・ロック
完全な偏見かもですが、サラリーマンでもフリーターでも、何をしていてもロックをしていた人、してる人というのはどこか愛らしい子供の部分を残してる気がしますね。
主演は『ホリデイ』にも出てたジャック・ブラック。
イケてるアーティスト然としたルックスではなくて、肥満体型になったエルヴィス・プレスリーが人生を三回くらい失敗したかのような見た目なんですけど、それでもロックンロールへのの情熱に思わず涙腺が緩んでしまう・・・。(←まだ開始30分の時点で。)
代理教師になりすまし、生徒にロックンロールを啓蒙していくデューイ。
あくまでコメディなんで予定調和的なところやうまく行きすぎなところもあるけれど、だがそれがいい!
『ロックは悩みを解決しない。悩みを抱えたまま踊らせる』というザ・フーのギタリスト、ピート・タウンゼントの名言がありますが、まさにその通り。
とてもハッピーになれる映画です。
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