今回は「あの映画の別エンディングまとめ!」と題して、公開版のエンディングと別エンディングとを比較してみました。
あなたはどっちが好きですか?
ちなみに僕は別エンディングの方が好きな作品が多かったです!
※ネタバレしまくっています!閲覧注意!
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エスター
公開版のエンディング
あどけない顔をした冷徹な殺人鬼エスターは継母に顔を蹴られ、首の骨を折って凍った湖の底へ沈んでいく(つまり死ぬ)
別エンディング
エスターは実は死んでおらず、傷だらけの顔に化粧を施しハミングしながら階段を降りて「私はエスターよ」と警察の前に行儀よく姿を表し、自己紹介します。
エスターの凶行は繰り返されるだろうということを予感させて物語は幕を閉じます。
アイ・アム・レジェンド
公開版のエンディング
ネビルが治療のための血清作成に成功し、ダーク・シーカーズを道連れに自爆するという、英雄的に描かれるエンディング。
別エンディング
怪物だと思っていたダーク・シーカーズにも実は社会性があり、恋人もいて、感情もあることがわかります。
(たとえとしてネビルをシマウマ、そしてある時ネビル一匹を残してシマウマ全員が天敵のライオンになったとしましょう。
とにかく、ライオンはシマウマを襲うけれども、ライオンにはライオンで群れを作り社会的な生活をしているわけです。)
ダーク・シーカーズからみれば、ネビルはシマウマでありながら自分たちライオンを殺しまくり、果ては生物実験までしている恐ろしい伝説の怪物なわけです。
戦いの果てにネビルはその事実に気づき、人間に戻りつつあった女性のダーク・シーカーをダーク・シーカーの状態に戻して、彼女の仲間に引き渡します。
その時にネビルはダーク・シーカーズのボスに『すまなかった』と伝えます。
ネビルの後ろにはこれまでに人間へ戻す治療(実験)の結果命を落とした幾人ものダーク・シーカーズの写真がありました。
ネビルは生き延び、アナらとともに生存者を探す旅を続けます。
個人的な感想
僕は別エンディングの方が好きなのですが、公開版は公開の一ヶ月前に急遽差し替えられたもの。
別エンディングの試写の反応が良くなかったらしいんですね。
ある意味では別エンディングは自己のアイデンティティさえ揺るがすようなものなわけで、イラク戦争の総括に揺れていた当時のアメリカでは受け入れられづらかったのでしょう。
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バタフライ・エフェクト
脚本の緻密さ、サスペンスとしての完成度、先の読めない展開と、伏線回収時の驚き。
限りなく、完璧に近い映画です。
幼いころより時折記憶が欠落することのあったエヴァン。治療の一環として日記をつけるようになってからはその症状は出ずに、平穏に大学生へと成長していました。
そしてひょんなことから日記が過去へワープできるアイテムであることを知った彼は最初のワープによって密かに思いを寄せていたケイリーの人生を狂わせてしまい、結果彼女は自殺してしまいます。
エヴァンは彼女を救うために、何度でも過去を修正しようとしますが、その度にだれかが悲劇を被ることになります。
そして、彼が選んだ最後の手段とは—。
公開版のエンディング
子供の頃、ケイリーと初めて出会った時に彼女にあえて醜態をつき、以後彼女とかかわらない人生を歩むことにしますが、大人になってお互いに人ごみの中ですれ違い、振り向きます。
別エンディング
エヴァンは胎児のころにまでさかのぼり、そしてへその緒を自分の首に巻き付け、「生まれてこないこと」を選択します。
ランボー
命を懸けて国のために戦ったにも関わらず、国や国民は自分達を愛してくれない。
第一作目の「ランボー」にはそんな哀しいメッセージにあふれた作品でもありました。
上官のトラウトマンに対してランボーは
「何も終わっちゃいないんだ!俺にとっては戦争は続いたままなんだ!あんたに頼まれて必死で戦ったが勝てなかった!そしてやっと帰国したら、空港にはデモ隊が俺を待ち受け、罵り声を浴びせてきた、赤ん坊殺しだ大量殺人者だってね!あいつらにそう言う資格があんのか、誰一人戦争が何かも知らないで俺を責める資格があんのか!」
と訴えます。
国のために命を懸けて戦ったが、戦わなかったものからの嘲りや嘲笑、罵りをうけ、そして命を懸けたはずの国家は自分達になにもしてくれない。
泣きじゃくりながらこのセリフを口にするランボーの姿は胸に刺さります。
公開版のエンディング
トラウトマンはそんなランボーを抱き留め、ランボーもまたトラウトマンに投降し、連行されてゆくシーンで映画は幕を閉じます。
別エンディング
ランボーは原作のとおり、保安官のティーズルとの対決のあとにダイナマイトで自殺を図るも果たせず、上官のトラウトマンに射殺されます。
続編の構想と、試写で不評だったため、現在の生き残るエンディングになったそう。
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