なかなかはかどらない勉強・・・。集中できなかったり。モチベーションを見失ったり・・・。そんなあなたへ、たまには映画で勉強のモチベーションアップしてみませんか?
映画で気分転換&モチベーションアップ!勉強のやる気が出るおすすめ映画
今回は受験生や、学生さん、もしくは資格試験などの勉強をしている社会人の方に向けて、勉強のモチベーションが上がる(かもしれない)おすすめの映画を紹介しています。
勉強も合間合間のほどよい休憩とリフレッシュが続けるコツですね。
僕も資格の勉強していた時期がありますが、『ロッキー・ザ・ファイナル』をみながら、自分自身を諦めないように鼓舞していたのを思い出します。
『ロッキー・ザ・ファイナル』
あらすじ
伝説のボクサー、ロッキー・バルボアも老境に差し掛かり、亡くなった妻の名を冠したレストラン『エイドリアンズ』でかつての武勇伝を客に聞かせ、時間があるときはエイドリアンとの思い出の地を廻るのが習慣になっていた。義理の兄、ポーリーは前に進めずにいるロッキーに不満を漏らすが、ロッキー自身もその空虚さをどうすればいいのかわからない。
そんなある日、ロッキーはテレビでかつての自分と現世界王者のバーチャルファイトを目にする。自分のなかにボクシングへの強烈な想いがくすぶり続けていたことに気づくロッキー。
年齢というハンデを抱えるロッキーを息子は止めようするが、逆に挑戦することの大切さをロッキーは訴えるのだった。
そしてロッキーは昔と同じトレーニングを積み重ね、現世界王者のディクソンとの対決の日を迎える。
ロッキーのあきらめない勇気に勉強のモチベーション上がること間違いなし!
今作のキャッチコピーは「NEVER GIVE UP 自分をあきらめない」ですが、そのコピーに違わぬ勇気の物語が展開されます。
「世の中はいつもバラ色じゃない。それなりに厳しく辛い事も待っている。気を抜いていたらどん底まで落ち込んで二度と這い上がれなくなる。それが人生だ。人生はどんなパンチよりも重くお前を打ちのめす。だが、どんなにきついパンチだろうと、どれだけこっぴどくぶちのめされようと休まず前に進み続けろ。ひたすら苦痛に耐え前に進むんだ。」
この言葉以上に映画の内容を雄弁に語る言葉は存在しないのではないでしょうか?
ロッキーが息子のロバートに言った言葉。頂点とどん底を味わった男だけに説得力があります。パンチ同様、ロッキーのこの言葉もとても重いですが、いくつになっても、どんなときでも前に進む勇気を与えてくれる、そんな作品です。
『ターミナル』
あらすじ
国を出て、ある目的のためにアメリカを訪れたビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)。しかし最悪のタイミングで故郷でクーデターが起き、パスポートは失効。おまけに入国ビザも失効し意味をなさなくなってしまう。かくして空港から一歩も出れなくなってしまうビクターだったが、空港職員や、掃除係と仲良くなり、友人や働き口を見つけ、空港での生活に順応していく。
そんななか、客室乗務員のアメリア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)と出会う。ビクターは失恋に落ち込むアメリアと会話を交わすようになり、徐々に親しくなる。
しかし、国境警備局のディクソン(スタンリー・トゥッチ)は自分の昇進のために空港からビクターを追い払いたい一心でビクターの入国を執拗に認めない。
ビクターはアメリカで目的を果たすことはできるのか。
かんばることで得られる確かな成長と幸せ
トム・ハンクスとスティーブン・スピルバーグがタッグを組んだハートフルコメディ。
凄く気持ちのいい映画ですね。最初は英語すら満足に話せなかったビクターですが、工夫して言葉を覚え、仕事を見つけ、仲間を得て、恋をしていく。
一人の男の誠実さと頑張り、成長ぶりは観ていてすごくさわやかな気持ちになります。
諦めずに素直に頑張れば人はここまで変われるのか、幸せになれるのかと想わせてくれる作品です。
『バタフライ・エフェクト』
あらすじ
幼いころより時折記憶が欠落することのあったエヴァン。治療の一環として日記をつけるようになってからはその症状は出ずに、平穏に大学生へと成長していた。そしてひょんなことから日記が過去へワープできるアイテムであることを知ったエヴァン。過去の記憶を失くした瞬間に立ち戻り、修正してまた現在に戻る。
だが、過去修正したはずでも、現在が必ず良くなっているとは限らない。
最初のワープの結果、密かに思いを寄せていたケイリーの人生を狂わせてしまい、結果彼女は自殺してしまう。
エヴァンは彼女を救うために、何度でも過去を修正しようとするが、その度にだれかが悲劇を被ることになる。
そして、彼が選んだ最後の手段とは-。
小さな行動の違いが未来に大きな違いをもたらす
タイトルの『バタフライ・エフェクト』とは非常に些細な小さなことが様々な要因を引き起こしだんだんと大きな現象へと変化することを指す言葉です。(参照:ニコニコ大百科)
ケイリーを救うために、何度でも過去を修正しようとするエヴァンだが、その度にだれかが悲劇を被ることになってしまいます。
些細な決断、日々の行動の一つ一つが大きく未来を変えてしまうんです。
受験では1点の違いで合格不合格が決まってしまうこともあります。
後悔しないように時間を過ごしてほしいなぁと思います。
ちなみに『バタフライ・エフェクト』、メチャクチャ脚本が良くできた作品です。
決して明るい映画ではないですが、純粋におすすめの作品です。
『殿、利息でござる!』
あらすじ
仙台藩の吉岡宿は貧しい宿場町。彼らの生活をさらに厳しくしているのは宿場町間の物資の輸送を行う伝馬役とよばれる制度だった。通常は伝馬役の費用は藩が持つことになるが、吉岡宿はその費用を吉岡宿の町人が負担することになっており、町人たちの重い負担となっていた。そのため、町人は破産し夜逃げするものが跡を絶たなかった。
村一番の知恵者、篤平治はそんな状況をなんとかしようとしていた。篤平治は町に戻ってきたのち、吉岡宿一の大店、浅野屋の浅野屋甚内に利息をつけて返す。
そのことから甚内の兄、十三郎と飲んでいるときに篤平治は街を救う可能性のある途方もないアイデアを考え付く。
それは、財政が困窮している仙台藩に1000両を貸し付け、その利息を町人に毎年分配するというアイデアだった。
柔軟なアイデアと忍耐力で勝利をつかむ!実話をもとにした映画
実話を基にした作品です。一見、コメディかな?とも思わせるようなタイトルですが、内容は至極全うなもの。
内容は正に無私の勝利とも言うべきものです。
『清貧』という言葉がありますが、自分の財産を犠牲にしながらも、地域のためにという一心でお金を集める十三郎たち。
ちなみにもちろん実話そのままではなく、劇中ではすぐ集まったかのように見える1000両も実際には計画の発案から成功まで8年という年月がかかっています。
まさに忍耐力あってこそのものですね。