映画って面白くて、映画本編以外にも予告編だったり、裏話だったり、映画祭や映画賞だったり、注目できるポイントがたくさんあるんですよね。
そんな中でも『キャッチコピー』は今までムビシネでも紹介したことがなかったなーと、盲点だったなーと思っています。
というわけで今回はキャッチコピー特集!
わりと僕の好みで選んでます。
長めのコピーより、一文で短くて切れ味の鋭いコピーが好きです。
記事でも紹介していますが、特にレオンの『凶暴な純愛』とか最高だと思います。
それでは映画キャッチコピー特集です!どうぞ!
迷作キャッチコピーをセレクトしたキャッチコピーまとめの第二弾はこちら
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運じゃなく、運命だった。
スラムドッグ・ミリオネア
あの橋を渡るまでは、兄弟でした。
ゆれる
『ゆれる』は2006年に公開された西川美和監督、オダギリジョー・香川照之主演作品。
地味だけれど、味わい深い、日本映画の名作です。
忘れたい、いとおしい、忘れられない
ジョゼと虎と魚たち
「ジョゼと虎と魚たち」は2003年に公開された 犬童一心監督、妻夫木聡、池脇千鶴主演の恋愛映画。
凶暴な純愛。
レオン
「レオン」は、1994年製作、リュック・ベッソン監督によるフランス・アメリカ合作映画です。主演は『グラン・ブルー』でもリュック・ベッソン監督作品に出演しているジャン・レノ。そして、今作でブレイクしたナタリー・ポートマンです。
カッコイイとは、こういうことさ
紅の豚
「紅の豚」は1992年に公開されたスタジオジブリ製作・宮崎駿監督のアニメーション映画。
物語の舞台は1920年代。世界大恐慌の時代のイタリア、アドリア海で豚の姿で深紅の飛行機を駆るポルコ・ロッソを主人公に、空に生きる男たちの生きざまを描いています。
今作のキャッチコピーもすごく有名ですが、これを手掛けたのは名コピーライターの糸井重里氏。ポルコ・ロッソの美学やロマンそのままの名キャッチコピーですね。
ちなみに当初は日本航空内での機内上映用の作品として製作開始されたものの、長編になったため劇場公開作品になったという逸話があります。
未来を選べ。
トレインスポッティング
トレインスポッティングは1996年に公開されたダニー・ボイル監督、ユアン・マクレガー主演の映画です。
沈黙は、悲鳴で破られる。
ハンニバル
鬼才・リドリー・スコットが名作「羊たちの沈黙」の続編のメガホンをとった今作。
前作のタイトルを踏まえて、また新しい凶行が引き起こされることを強く感じさせるまさに名作キャッチコピーです。
全体的に落ち着いた文章も、レクター博士と通じるものがあり、様々な要素が絡み合ったコピーだと思います。
待ってられない未来がある
時をかける少女
『時をかける少女』は2006年に公開された細田守監督の長編アニメデビュー作。
個人的には数ある映画のなかでも五本の指に入るくらい好きな作品でもあります。
原作は筒井康隆の同名小説なのですが、実際は原作の続編に近いです。タイムリープして同じ時を繰り返す高校生の少女の話。
キャッチコピーの「待ってられない 未来がある。」の通りに夏の儚さと青春のまぶしさが強く心に残ります。
天真爛漫でボーイッシュな真琴と、友情か恋かその曖昧さのなかで繰り返される日常。
ひと夏をとても上手く切り取った胸がいっぱいになる作品です。
サマーに恋をした、最低で最高の500日。
(500)日のサマー
『(500)日のサマー』は2010年公開のマーク・ウェブ監督、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネル主演の恋愛映画です。
時系列をあえてバラバラにしたり、エキセントリックな描き方を交えながらも、恋愛における男女の心の「ズレ」を時にユーモラスに時に切なく描き出した作品です。
ズーイー・デシャネルが演じる小悪魔な女の子「サマー」とそんなサマーに振り回される純朴なトムの500日の恋物語。
このキャッチコピーはそんな日々を端的にドラマティックに表しているのではないでしょうか?