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おすすめハッピーエンド映画
ビッグフィッシュ
ティム・バートンが初の現代劇に挑んだ作品です。テーマは父と子。ティム・バートン自身が父を亡くしたことがこの作品には強く反映されています。
父に反発する息子と、死期が近づいている父。二人は父の語るこれまでの人生の物語を通して、徐々に心を通い合わせていきます。
ホラ話だと思っていた父の物語、その結末はなんとも心温まるハッピーエンディング。
タイトルの『ビッグ・フィッシュ』には誰も信じないホラ話という意味もあるそうです。
プリティ・ウーマン
コールガールが裕福な実業家と出会い、華麗に変身を遂げていく。
『プリティ・ウーマン』はの映画『マイ・フェア・レディ』を下敷きにした名作映画です。
ジュリア・ロバーツの出世作でもあります。
キッド
社会的には成功しているが、偏屈でわがままな男、ラスティの前に見知らぬ男の子が現れる。その子はなんと子供の頃の自分自身だった。
『キッド』はかつての自分の姿を通して、自分自身のあり方を見つめ直していくファンタジードラマ作品です。
自分では成功者のつもりでも、子供の頃に思い描いていた夢は何一つ実現できていなかったー。
リメンバー・ミー
「リメンバー・ミー」は2018年に公開されたディズニーのファンタジーアニメ映画です。
メキシコの『死者の日』テーマにした作品。
死者の世界に迷い込んだミゲルが出会った孤独な死者、ヘクター。
死者にはあるルールがあり、現世で自分のことを覚えている日とがいなくなったときに『2度目の死』を迎え 、死者の国からも消えて、存在がどこにもなくなってしまう。
二度目の死が迫っていたヘクターを救ったのは他ならぬ『家族の存在』。
残された家族のヘクターへの秘められた愛情の深さを知ったとき、きっと観ている人の心も深く満たされることでしょう。
天使にラブ・ソングを
ウーピー・ゴールドバーグ「天使にラブ・ソングを…」は1993年公開のコメディ作品。
主演はウーピー・ゴールドバーグ。彼女の人気を不動のものにする作品となりました。
アメリカでは6ヶ月を記録する大ヒットロングランとなり、翌年には続編の「天使にラブ・ソングを2」が公開されました。
最後の恋のはじめ方
ウィル・スミスにあまりラブコメの印象はないかもしれませんがウィル・スミスとラブコメって実は凄く相性がいいことがこの作品を観るとわかります。
今回ウィル・スミスが演じるのはモテない男性にデートをプロデュースするデート・コンサルタントのヒッチ。「どんな女性でも必ず落とせる」と語る彼の前に本当の恋が訪れます。
スクール・オブ・ロック
「スクール・オブ・ロック」は2003年のコメディ映画。ジャック・ブラック主演のロックンロール・ムービーとも言えます。
そのあまりに熱すぎるロックンロールへの情熱とパフォーマンスが原因でバンドをクビになったデューイ・フィン。金に困ったデューイは同居人宛にきていた代理教師の職を同居人になりすまして引き受けることに。代理教師になりすまして生徒にロックンロールを啓蒙していくデューイ。
大人しく、優等生だった生徒たちがだんだんデューイのカラーに染まっていくのが面白く、また微笑ましくもあります。
ただのロクデナシで子供のようだったデューイも、子供たちとロックンロールを通して触れあうことで、いつしか大人としての責任や愛情が芽生えていたのが印象的。
サマーウォーズ
「サマーウォーズ」は2009年に公開された細田守監督のアニメーション映画です。
数学オリンピックで惜しくも日本代表になれなかった健二は夏のバイトで仮想空間のOZのセキュリティチェック中。そんな中、先輩の夏希から新しいバイトを持ちかけられる。それは夏希の婚約者役として、夏希の帰省に付き合うというものだった。
その夜、健二のケータイにオズから謎の数字が送られてくる。健二はそれを何かの暗号かと思い、解答をオズに返送するが、それはオズのセキュリティを突破するための鍵だった。
悪意のあるAI、『ラブマシーン』がオズを乗っ取ってしまい、現実世界にも悪影響を及ぼすようになってしまっていた—
淡い恋心や青春映画の要素、家族の結びつきなど、普遍的な価値を斬新な視点から鮮やかに描いてみせた人気のアニメーション映画。
気づけば毎年金曜ロードショーで放送されるなど、もはや夏休み映画の定番の作品になったなぁと感じます。
エリザベスタウン
オーランド・ブルーム演じるシューズデザイナーのドリューは開発した新商品のスニーカーが世界的に大コケ。会社は破産の事態に。彼は自殺を試みるほど落胆し追い詰められるが、父の葬儀のために向かった父の故郷のエリザベスタウンで再び生きる力を取り戻していく。
キャッチコピーは「すべてを失った僕を、待っている場所があった――」。
『あの頃ペニー・レインと』などで知られるキャメロン・クロウ監督の作品です。
壁にぶつかったり、上手くいかないことがあったり、何か人生につまずいたとき、立ち止まった時に観てほしいと思います。
グレイテスト・ショーマン
『グレイテスト・ショーマン』は19世紀に活躍した興行師、P・T・バーナムの成功を描いたミュージカル映画です。
「ラ・ラ・ランド」で歌曲賞を受賞したベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビが音楽を担当しています。
オープニングのサーカスシーンは背筋が思わずゾクゾクするような興奮!人間ドラマというか、主人公の人生や感情があまり深く掘りさげていないために若干観ていて戸惑うシーンはあるのですが、映画を通して人間讃歌とでも言えばいいのか、どんな人間にも輝ける場所はあって、そして一人ひとり必ず認められるべき存在なのだというメッセージは素晴らしかったですね。
多毛症の人や小人症の人、全身タトゥーに黒人の人。。人種もなにもかもバラバラな人たちが平等に扱われ、家族ともいえる関係になってゆく。
中盤に、ありのままの自分を『これが私(This is me)』と高らかに歌い上げる彼ら。その精神はこの映画の全編を通して貫かれています。
多くのドラマを経てのエンディングのサーカスの場面では恥ずかしながら涙してしまいました。
華やかな音楽と前向きなメッセージは今の時代の情勢を諭すように2018年にもマッチしていたように思います。
紆余曲折を経た彼らのパフォーマンスにはエンターテイメントだけでは言い表せないメッセージを感じました。
ニューヨークの恋人
「ニューヨークの恋人」は2001年に公開されたアメリカのラブコメ映画。
監督はジェームズ・マンゴールド、主演はラブコメ映画の女王と呼ばれたメグ・ライアン。相手役は『Xメン』でブレイクしたばかりのヒュー・ジャックマンが務めています。
僕はメグ・ライアン主演作ではこの作品1番好きかもしれません。
今作は1847年のニューヨークから、一人の男が2001年のニューヨークにタイムスリップするというお話。
男の名はレオパルド。貴族の身分ですが、例によって家の財政はボロボロ。政略結婚を余儀なくされている状況です。
『タイタニック』しかり、『恋に落ちたシェイクスピア』しかり、没落貴族が望まぬ結婚を強いられている一方でちゃっかり運命の相手を見つけるというのは定番のストーリーですね。
ミート・ザ・ペアレンツ
婚約者の父親は元CIAの敏腕エージェント。そんな事実を知らずに相手の両親に挨拶へ向かう主人公が巻き起こすドタバタ劇を描いたコメディ映画です。
有頂天ホテル
大晦日、新年のカウントダウンパーティを控えた高級ホテル・アバンティ。
ホテルの副支配人である新堂はアシスタントマネージャーの矢部とともにパーティーの準備に余念がない。
ベルボーイのアルバイトをしていた憲二は音楽の夢をあきらめ、故郷へ帰るため、大晦日がバイト最後の日だった。
他にも多くの人々がそれぞれの事情や思いを抱いてアバンティに集まっていた。
トラブルが続出する中、カウントダウンパーティまでの時間は過ぎてゆく。
無事に新年を迎えることはできるのか?
ナイトメア・ビフォー・クリスマス
「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」はティム・バートン監督のアニメ作品。
ハロウィンタウンのジャックが偶然見かけたクリスマスに憧れ、自分たちでもやろうとクリスマスの乗っ取りを画策します。
しかし、まともなクリスマスをやったことのないハロウィンタウンのメンバーは街のメンバーを怖がらせてばかり。。というあらすじ。
ジャックは決して悪い人ではないのですが、その気持ちは空回ってばかり。
人の気持ちをつかみきれないジャックが本当のクリスマスに出会うまでが描かれています。
その過程でジャックとともにきっと優しさとは何かを学べるかと思います。
ラヂオの時間
三谷幸喜監督作品。映画としては第一回監督作品になります。
もともとは三谷幸喜監督の舞台作として制作されたラヂオの時間。今回はそれの映画版となります。
やりたいことと、仕事の中でどうやって折り合いをつけていくのかは多くの人にも大なり小なり経験があるのではないでしょうか?
今回はそれを極端化した群像劇。最初は小さな変更だったのですが、やがて放送事故すれすれの事態を招くまでになります。
俳優たちのわがままで当初のラジオドラマの設定がどんどんかわっていく面白さと、『やりたいこと』と『仕事』の難しさの狭間で揺れるシリアスさ、そしてすべての伏線が回収され、ハッピーエンドへ向かうカタルシスなど、その後の三谷幸喜作品に通じる魅力が満載です。
クリード チャンプを継ぐ者
「クリード チャンプを継ぐ男」は2015年に公開されたボクシング映画の名作「ロッキー」のスピンオフ。
シリーズを通してのライバルであり戦友のアポロ・クリードの息子アドニス・クリードを主人公に添えた作品です。
マンマミーア!ヒアウィーゴ―
『マンマミーア!ヒアウィーゴ―』は2018年に公開された、オル・パーカー監督リリー・ジェームズ、アマンダ・サイフリッド主演のミュージカル映画です。前作『マンマミーア!』から10年ぶりの続編になります。
前作よりミュージカルシーンは大きくパワーアップしています。
特にドナとビルが食事するシーンの『恋のウォータールー』、ビルとハリーが漁師たちと船で駆けつける、『ダンシング・クイーン』。
前者は緻密な振り付けと設定、後者は圧倒的なスケール感が素晴らしかったですね。
キャッチコピー「すべての人を笑顔にする、最高にハッピーなミュージカル!」
にウソはない、幸せな気持ちになれる作品です。
前作と同じエンドロールのキャスト勢ぞろいも、お芝居でいうところのカーテンコールを感じさせて暖かい気持ちになりましたしね。
キャッチ・ミー・イフ・ユ―・キャン
わずか16歳で詐欺師になった実在の人物フランク・アバグネイルの半生を映画化した作品です。
親の離婚をきっかけに衝動的に家を飛び出したフランク・アバグネイル。
まだ10代だった彼は、生活のために詐欺行為をくりかえすようになります。
彼を追うFBI捜査官のカールと、華麗な手口でカールの追跡を交わしながらも、徐々にカールに親愛の思いを募らせていくフランクの間には独特の絆が生まれていきます。
ちなみにこの映画でトム・ハンクスが演じたカール捜査官は実在の人物ではありません。ジョー・シアという人物をモデルに、複数の人物を織り混ぜて作られた架空の人物だそうです。
なお、劇中でフランクの父を演じたクリストファー・ウォーケンは、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、英国アカデミー賞では助演男優賞を受賞しています。