【レビュー】「リメンバー・ミー」 家族愛に泣ける感動作

「リメンバー・ミー」は2018年に公開されたディズニー製作のファンタジーアニメーションです。

なんの予備知識もなく観てみた作品ですが、とても満足しました。こりゃヒットするはずだわ。。

スポンサーリンク

「リメンバー・ミー」のスタッフ・キャスト

監督
リー・アンクリッチ

脚本
エイドリアン・モリーナ

製作
ダーラ・K・アンダーソン

製作総指揮
ジョン・ラセター

出演者
アンソニー・ゴンザレス
ガエル・ガルシア・ベルナル
アラナ・ユーバック
ベンジャミン・ブラット
レニー・ヴィクター
アナ・オフェリア・ムルギア

「リメンバー・ミー」の予告編

「リメンバー・ミー」のあらすじ

ミゲルは12歳のミュージシャンに憧れる男の子。しかし、彼の家では代々音楽は固く禁じられてきた。

ある日、靴磨きをしていたミゲルは客から死者の日に開かれるコンテストに出てみるように進められる。

しかし、そのことが家族にばれ、隠し持っていたギターは壊されてしまう。

仕方なく、憧れの著名ミュージシャン、デラクルスの霊廟にあるギターを拝借しようとするが、そのせいでミゲルは死者の国へと迷いこんでしまう。



感想・レビュー

メキシコの『死者の日』を舞台にした作品。

まず驚くのは緻密で美しいCGのクオリティ。

髪の毛一本一本や、デニムの感触まで感じられそうな細やかさ。

そんな世界のなかで、密かに夢を追いかけるミゲルの姿が描かれます。

しかし、いくら音楽禁止だからといって孫のギターを叩き壊すことはないでしょうに。。かわいそうすぎるよ。。

ギターを無くしたミゲルは苦肉の策で憧れのミュージシャン、デラクルスの霊廟から、彼のギターを拝借しますが、『死者の日に死者のものを盗んだ』ためにミゲルは死者の国へと飛ばされてしまいます。

そこは死者たちが骸骨の姿で生活する死後の世界。

祭壇に飾られていた先祖たちとミゲルは出会うことになります。

いろんな骸骨がいますが、これがまたなんとも言えず愛嬌のある顔立ちなんですね。

やはりご先祖様にも音楽は禁忌。なんとか自分の思いをわかってほしいミゲルはたまたま知り合ったヘクターという死者と共に、自分の曾祖父であるかもしれないデラクルスの元へ向かいますが。。

死者にはあるルールがあり、現世で自分のことを覚えている日とがいなくなったときに『2度目の死』を迎え 、死者の国からも消えて、存在がどこにもなくなってしまうんですね。

よく人は二度死ぬと言われますが、その通りの設定なわけです。

特にヘクターには二度目の死が迫ってきていました。

そんなヘクターを救うのは他ならぬ『家族の存在』。

観始めた時と、見終わった後でここまで印象が変わる作品もそうない気がしますね。

夢を追う男の姿と、どこまでも家族を愛した男の姿。

どちらもヘクターの真実でした。

その隠された真実が明らかになったとき、そして残された家族のヘクターへの秘められた愛情の深さを知ったとき、きっと観ている人の心も深く満たされているはずです。

あえて深くは内容を明かしません。

是非ネタバレなしで観てほしいと思います。

「リメンバー・ミー」の商品購入はこちら


スポンサーリンク
スポンサーリンク