「ワンダー 君は太陽」昨日観てきました!すごく優しい映画で、人を暖かい気持ちにさせる作品でした。というわけであらすじや名言、名セリフ、劇中に登場した格言なども合わせてご紹介していきます!
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「ワンダー 君は太陽」の予告編
「ワンダー 君は太陽」のあらすじ
母のイザベル(ジュリア・ロバーツ)と父のネート(オーウェン・ウィルソン)の間に生まれた少年オギー(ジェイコブ・トレンブレイ)はトリーチャーコリンズ症候群のために顔の形が変形しており、27回にも及ぶ手術を経験していた。
その容姿のため、ずっと母親と自宅での学習を続けていたが、10歳になったのを機にイザベルはオギ―を学校に通わせるようにする。いじめられるではと心配する父のネートだったが、イザベルはいずれ社会に出ないといけないと言い、今が絶好の機会だと言う。
初登校の日、顔を隠すためのヘルメットが手放せずにいたオギ―だったが、父の励ましで素顔で学校へ向かうことに。不安げに見守る両親の心配通り、いじめられ塞ぎこんで帰ってくるオギ―。
そんなオギーをイザベルは『あなたは醜くない』と言って常にオギーの味方であると愛情深く励ます。諦めずに懸命に学校に通い続けるオギ―。
オギーの小さな行動と勇気は次第にクラスメートや周囲の人の態度を変えてゆく。
「ワンダー 君は太陽」心に響く名言まとめてみました!
やはり、そんなあたたかい作品には心に響くいいセリフや名言が多いもの。
「ワンダー 君は太陽」は学校がその舞台なだけあって心に染みる、優しさを学べるセリフが多かったので、ご紹介します!
「心はこれからどこに向かうかを示す地図で、顔は今まで私たちがどんな道を歩んでくれたかを示している地図」
ジュリア・ロバーツ演じる母親のイザベル。
学校でいじめられてるオギーを慰めたシーンでのセリフです。
「彼の見た目は変わらない。変えられるのは、我々の見る目」
オギーの通う学校のトゥシュマン校長のセリフです。オギーをいじめていたジャスティンと、その両親に伝えた言葉。
変えられないものを変えるより、変えられるものを変えていく。
いろんなことをありのままに受け入れる柔軟性と強さ、そして優しさの大切さがこのセリフには詰まっています。
まさに名言ですね。
「お前の顔をもっと見たいんだ」
なかなか宇宙飛行士のヘルメットを手放そうとしなかったオギー。
それは彼のコンプレックスと、周囲の奇異の目を避けるために必須のアイテムでした。
途中、このヘルメットは失くなってしまいます。
ただ、終盤で父のネートがわざと会社に隠していたことをオギーに打ち明けます。
宝物を隠されたことにオギーは怒り、父親を糾弾しますが、そんなオギーにネートは、あのヘルメットがあったら、お前は外の世界と向きあおうとしなかったと告げ、そして『おまえの顔をもっと見たいんだ 』と語りかけます。
本当に美しいものは目に見えるものではなく、また見かけで判断されるべきでもないと思わされる、心に響く名言ですね。
「どんな話にも2面がある。ケンカのきっかけは察しがつく。
人を殴るのはよくないが、親友は守るべきものだ。」
オギーを侮辱されたことでついクラスメートのジャスティンを殴ってしまったジャック。
ただ、出来事だけを捉えるとを殴ったジャックが悪いように見えてしまいますが、実は親友のオギーを想う行動であることを見抜いていた校長のトゥシュマン先生の言葉。
きちんと、本当のことを見抜き、公平に判断を下せる。
そんな校長先生の誠実さや人柄、優しさを感じさせる名言です。
「心の中を覗けたらみんな普通じゃない」
ラストシーンでのオギーの言葉。
人は外見の違いで差別し差別されることがあるけれども、本当は心も一人一人違っていて、どれが『普通』かなんて推し量れるものではありません。
ずっと自分の『外見』にコンプレックスを持っていたオギーでしたが、このセリフからは人は外見と中身はなんの関係もなく、外見のみで判断されるものではない、そして、内面は外面以上に皆それぞれ異なっている。そのことにオギーは気づき、受け入れたことを表しています。
「人をいたわれ。みんなも闘っている。相手を知りたかったらやることは1つ。よく見ること」
映画はオギーだけの物語ではなく、姉のヴィア、親友のジャック、ヴィアの親友のミランダなどの周りの人々もそれぞれ悩みや葛藤を抱えていることが描かれます。
このセリフの通り、みんな、悩みを抱え、懸命に生きていることをこの映画は気づかせてくれます。
それゆえに周りの人に優しくしなければならない。
苦しいのは自分だけではない。
そんな優しさの使い方をこの言葉は教えてくれます。
「孤立してもお前は一人じゃない。」
初めての登校で不安なオギーを励ます父親、ネートの言葉です。
学校て孤立しても、オギーの居場所は絶対になくさないという父親の優しさと責任が垣間見れます。次のセリフも父親の言葉ですね。
「外そうか、これはハロウィン用だ」
オギーがその素顔を隠すために大切にしてきた宇宙飛行士のヘルメット。
周囲の人からの奇異な視線におびえ、外出するときは常にそれを被っていたオギ―ですが、それを外させ、ありのままで『外の世界』と息子を対峙させようとする父親の覚悟を感じさせます。
「正しいことをするか、親切なことをするか、どちらか選ぶときには、親切を選べ」
やさしさがどれほど大切なことか、それを感じさせる名言ですね。
時に正しさと相反する「優しさ」ですが、この名言は一つの指針になるのではないでしょうか。
「パパは特別さ。ほとんどのパパはダサい」
オギーの初登校の日、校門まで見送った後に「父親と一緒に登校するのはダサいだろ?」そういってオギーに一人で登校させようとする父親のネート。
「パパはダサくないよ」と返すオギーにネートが答えたセリフが上記です。
男としてこんなセリフがさらっと言える父親になりたいですね。
「世界中のだれもが、一生に一度はスタンディング・オベーションを受けるべきだ」
これも、ラストシーンのオギーのセリフから。
誰も素晴らしい一面を持っていて、誰も称賛されるべき存在なのだという、優しさと肯定に溢れたあたたかいセリフです。
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