ダニエル・クレイヴにとって、最後のジェームズ・ボンドを演じるで、黒人女性が007を演じるということで賛否両論のニュースになっています。
人気映画シリーズ「007」から、お決まりのフレーズが消えるかもしれない。あの「Bond, James Bond」が聞けるのは、現在撮影中のシリーズ25作目で最後になりそうなのだ。その後も「007」シリーズが続く場合、主人公はジェームズ・ボンドでなく、ノミという名の黒人女性スパイになる気配なのである。
今回、その重要な役に抜擢されたのは、この春『キャプテン・マーベル』にマリア役で出演したイギリス人女優のラシャーナ・リンチ。英紙デイリー・メールの報道によると、タイトル未定のシリーズ25作目には、レイフ・ファインズ演じるMが007を部屋に呼ぶと、入ってきたのは彼女だったという衝撃のシーンがあるらしい。
出典:https://toyokeizai.net/articles/-/293789
国際的スパイ「007」を黒人女性が引き継ぐ理由 | 映画・音楽 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
個人的には007のイメージとしてはやはりマティーニと美しい女性たちを側においていて欲しいもの。時代遅れと揶揄されようが、それが007の伝統ではないでしょうか。
もちろん人種によって差別されることはあってはならないですが、かといって世界観を壊してしまうのもどうかなとおもいます。その意味ではアジア人が007を演じるのも違和感がありますね。
その点、登場人物を女性に置き換えてリブートした『オーシャンズ8』は上手いです。
もスピンオフだとか、リブートの形で世界観を壊すことなく、上手く様々な人種を主役に据えても良かったのかなと思います。
また個人的には新007ですが、007を黒人女性にすることで、ダニエル・クレイヴは都合の良い「白人の救世主」にはならないか、またストーリーによっては「黒人だけでは力不足」といった批判を生むことにはならないだろう?との懸念もあります。
さて今回は黒人女性が主役の映画をまとめてみました!
ドリーム
『ドリーム』は2016年公開のアメリカの伝記映画です。
60年代のアメリカの有人宇宙飛行計画のマーキュリー計画をテーマにしています。
アポロ計画の前身である、マーキュリー計画。その計画に大きな功績を果たした3人の黒人女性たちの奮闘を描くヒューマンドラマ作品です。
舞台は1960年代初頭のアメリカ。まだ人種差別が色濃く残る時代、NASAに務める3人の黒人女性は、それぞれの現場で差別と直面しながらも、努力と才能によって、宇宙開発計画になくてはならない存在へと成長していきます。
実際の60年代のNASAには映画のような差別は存在しませんでしたが、それ以前にはやはり人種差別はあったようです。
エイリアンVSプレデター
『エイリアンVSプレデター』は2004年に公開された、ポール・アンダーソン監督のモンスター映画。
当時『フレディVSジェイソン』などの人気キャラクターのコラボ映画が流行っていましたが、今作ではエイリアンとプレデターという、人気SFモンスターのコラボレーションとなりました。
天使にラブソングを・・・
「天使にラブ・ソングを…」は1993年公開のコメディ作品。
主演はウーピー・ゴールドバーグ。彼女の人気を不動のものにする作品となりました。
アメリカでは6ヶ月を記録する大ヒットロングランとなり、翌年には続編の「天使にラブ・ソングを2」が公開されました。
メン・イン・ブラック インターナショナル
『メン・イン・ブラック:インターナショナル』は2019年に公開された「メン・イン・ブラック」シリーズ第4作目の作品です。
第一作目は1997年に公開。その後2002年に第二弾の『メン・イン・ブラック2』、2012年には第三弾の『メン・イン・ブラック3』が公開されました。そして今作はシリーズ初のスピンオフ作品。
監督はF・ゲイリー・グレイ、主演はクリス・ヘムズワース、テッサ・トンプソンが務めています。
ジャッキーブラウン