【ネタバレ】意外と知らない あの映画の別エンディングまとめ

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ロッキー

『ロッキー』はシルヴェスター・スタローン主演のボクシング映画。

町のチンピラが一夜にして栄光をつかむというアメリカンドリームを体現したその物語は全米で大ヒットし、当時隆盛だったアメリカンニューシネマの時代に終止符を打ったと言われています。

また、主演を努めたスタローン自身も、それまではロッキー同様用心棒をしながらポルノ映画への出演で口糊をしのぐ厳しい生活でしたが、今作への主演でスターダムに躍り出ることになりました。

公開版のエンディング

当初の予想を翻し、最終ラウンドまでもつれ込んだロッキーと現世界王者のアポロ。
判定は僅差でチャンピオンの勝利でしたが、ロッキーにとっては勝敗など関係なく、ただ最終ラウンドまで戦い抜い充実感がみなぎっていました。エイドリアンもリングに上がり、ロッキーへ思いを伝えます。
「アイラブユー、ロッキー!!」
「アイラブユー、エイドリアン!!」。
二人は抱き合い、エンディングを迎えます。

別エンディング

試合を終え、控室に戻ったロッキーをエイドリアンが迎えます。その手には小さな星条旗。
手渡されたロッキーは、エイドリアンと二人で静かに裏口から会場の外へ出ていきます。

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クリード 炎の宿敵

クリード 炎の宿敵』は2019年に公開されたアメリカのドラマ・ボクシング映画です。

2015年に公開された『クリード チャンプを継ぐ男』の続編にあたります。

主演は前作に引き続きマイケル・B・ジョーダンとシルヴェスター・スタローン。

ロッキー4/炎の友情』でロッキーに敗れたイワン・ドラコがその雪辱を晴らすため、息子のヴィクター・ドラコとアポロ・クリードの息子、アドニス・クリードとの対決を画策します。


公開版のエンディング

ヴィクター・ドラコとアポロ・クリードの再戦の試合、アドニスはロープに追いつめられるが、今回は特訓の成果もあり、上手くパンチを交わしていく。しかし、ヴィクターの強打や反則行為、執拗なボディへの攻撃など、ポイントはヴィクターに有利。ヴィクターに勝つにはKOで勝つほかなかった。

アドニスは何度も倒されながらも諦めずに立ち上がる。そして逆にヴィクターはスタミナが切れ、劣勢に追い込まれてゆく。そして、ヴィクターは憎んでいたはずの母親が自分が劣勢になると観覧席を立っていなくなってしまっていたことに気付き、戦意を喪失してしまう。

打たれるがままのヴィクターに、イワンはとうとうタオルを投げ込み、試合はアドニスの勝利で幕を閉じる。

別エンディング

こちらは当初スタローンが脚本として考えていたもの。

スタローンが書いた当初の結末では、アドニスがドラゴの息子のヴィクターをKOして試合に勝つ予定でした。

しかし、そんな結末にスティーブン・ケイプル・Jr.監督は変更を要求しました。

「クリードが彼と2度戦うことは分かっているし、となるとノックアウトが期待される。よく覚えていますよ、あれは車の中でのこと。妻が運転していて、僕は助手席にいて、なぜだかその時熟考していたんです。脚本家に電話をして、”ねぇ、タオルを投げるべきじゃない?”って。年月を経て、まさか彼(イワン・ドラゴ)がそんなことをするなんて誰も思わないでしょう。彼はすごく意地悪で、見栄っ張りな父親ですし。」

出典:https://theriver.jp/creed2-last/
【ネタバレ】『クリード 炎の宿敵』ラスト、スタローンの案から大きく変更されていた ─ 若き監督が考える『ロッキー』シリーズに常にあったもの | THE RIVER

スティーブン・ケイプル・Jr.監督のアイデアにより、イワン・ドラゴに初めて父親としての優しさが感じられる、印象的なシーンになりました。

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タイタニック

『タイタニック』は1997年公開の恋愛・パニック映画です。

タイタニック号の沈没という史実をベースに、ジェームズ・キャメロンが監督を務め、当時の世界興行記録を塗り替えるほどのヒットになりました。

主演のレオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレットもこの作品をきっかけにブレイク。1998年のアカデミー賞でも11部門を受賞するなど、評価の高い作品です。

公開版のエンディング

トレジャーハンターのブロック・ロベットにすべてを語り終えたローズは、その夜、隠し持っていた最高のブルー・ダイヤモンド「碧洋のハート」を一人船から投げ捨てます。

別エンディング

トレジャーハンターのブロック・ロベットにすべてを語り終えたローズは、船の甲板に向かいます。その様子を見ていた孫娘のリジーとブロックはローズの元へ向かいます。

彼女の手に隠されていたのはブロックが探し続けていたブルー・ダイヤモンド「碧洋のハート」。
思わずダイヤモンドに手を伸ばすブロックにローズは真の宝とは何なのかを咎めて「碧洋のハート」を海に投げ込みます。

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