【レビュー】「ランボー」スタローンが暴れまわるだけの映画と思っていませんか?

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ランボー [DVD]

「ランボー」は1982年のアメリカ映画。ロッキーに続くスタローンの代表作となりました。
「ランボー」はスタローンが暴れまわるだけの映画ではないんです!
レビューでは「ランボー」のメッセージ、意義について掘り下げてみます。

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「ランボー」のスタッフ・キャスト

監督
テッド・コッチェフ

脚本
マイケル・コゾル
ウィリアム・サックハイム
シルヴェスター・スタローン

原作
ディヴィッド・マレル
『一人だけの軍隊』

出演者

シルヴェスター・スタローン
リチャード・クレンナ
ブライアン・デネヒー

「ランボー」のあらすじ

ベトナム帰還兵のジョン・ランボーは訪ねていた。しかし、訪ねた先でベトナム戦争の科学薬品が原因で癌になり、この世を去っていることを伝えられる。

の家を去り、ポートランドに食事をしようとやって来たランボーを保安官のティーズルが尋問し、車に乗るように言う。

北へ送ると言っていたティーズルだが、車に乗ると町の外れまで向かっていくのだった。

横暴な態度に不快感を露にするランボーにティーズルは『この街では俺が法律だ』と言い放つ。

町外れに下ろされたランボーだが、再び町へ負かって歩き始める。

それを見ていたティーズルはランボーを無理やり逮捕し、警察署へ連行する。

警察署での拷問じみた取り調べに、ランボーの脳裏にベトナム戦争での拷問の記憶がフラッシュ・バックしてゆく。

そして羽交い締めにされカミソリを見せられたときにそれは最高潮に達する。

我慢できなくなったランボーは保安官達を倒し、警察署から脱出。バイクを奪い、山へ向かう。

ティーズルもパトカーで追うが、悪路に横転する。

犬をつれての山狩りが始まる。

逃げるランボーだが、行く先には断崖絶壁の峡谷しかなかった。仕方なく峡谷の岩肌を下りてゆくランボーだったが、ヘリコプターに見つかってしまう。

ヘリの狙撃主のガルトは逸りランボーに向けて射撃するが、ランボーも手元にあった石を投げて応戦。

それがもとで狙撃主のガルトはヘリから落下。死亡する。

ランボーはガルトの死亡は事故であり、『もうやめよう』と降伏の意思を示すが、保安官はランボーに向かって発砲。

ランボーは再び山に身を隠す。

そんな中、保安官たちのもとにランボーの情報が舞い込む。

ランボーが元グリーンベレーでベトナム戦争の勇士であること。

ランボーがただものではないことを知るが、ガルトの仇をとりたい保安官は『やつも人間だ』として、再びランボーを捜索、殺そうとする。

ランボーの超人的な戦闘能力により、保安官は一人また一人と倒され、戦力を削がれていく。

そして、たった一人残ったの前にランボーが現れ、喉元にナイフを突きつける。『この山では俺が法律だ』そう言って戦闘をやめるように伝え、山へ姿を消す。

ランボーの事件はテレビでも話題になっていた。

保安官だけでなくら州警察まで巻き込んでもランボーは捕らえられない。

そんな彼らの前にランボーの上官、トラウトマン大佐が現れる。

感想・レビュー

優秀な軍人の代名詞

ランボーは今日においてはもっとも有名なアメリカの軍人ではないでしょうか。
一人でも百万馬力の働きをし、敵をメッタメッタに倒してゆくその分かりやすいヒーロー然とした姿は映画をはじめとするあらゆる作品で『ランボーのような~』と言及されるに至り、また『going rambo』という英語は【ランボーのようにメチャクチャにやるぞ!】という意味の慣用句にさえなっているほどです。

「ランボー」の本当のメッセージ

しかし、ランボーにそんなイメージのある人にこそ、この第一作目をぜひ観てみてほしいと思います。

命を懸けて国のために戦ったにも関わらず、国や国民は自分達を愛してくれない。

「何も終わっちゃいないんだ!俺にとっては戦争は続いたままなんだ!あんたに頼まれて必死で戦ったが勝てなかった!そしてやっと帰国したら、空港にはデモ隊が俺を待ち受け、罵り声を浴びせてきた、赤ん坊殺しだ大量殺人者だってね!あいつらにそう言う資格があんのか、誰一人戦争が何かも知らないで俺を責める資格があんのか!」

ラストのランボーのセリフがこの映画の全てですね。
当時の無責任な平和主義者の矛盾をつくような、悲しみに満ちたセリフです。
国のために命を懸けて戦ったが、戦わなかったものからの嘲りや嘲笑、罵りをうけ、そして命を懸けたはずの国家は自分達になにもしてくれない。
泣きじゃくりながらこのセリフを口にするランボーの姿は胸に刺さります。

全体的には暗いトーンの映画ですが、それでも保安官がイヤ~なやつという設定のおかげでランボーの復讐の場面にカタルシスが生まれていること、また短い上映時間の中でメリハリの利いたスピーディーな場面展開とストーリーのおがけでエンターテインメントとしても楽しめる映画だと思います。

続編はエンターテインメントによりすぎた、ランボーがドンパチやるだけの映画と化しましたが、「社会へメッセージを向ける」というこの本来のランボーの姿は4作目「最後の戦場」で再び描かれています。

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