この記事のコンテンツの目次を見る
ヴィンセント・ドノフリオ
レナード・ローレンス:微笑みデブ(フルメタル・ジャケット)
スタンリー・キューブリック監督の映画『フルメタル・ジャケット』の中ではR・リー・アーメイ演じる鬼教官に「微笑みデブ」とのあだ名をつけられ、いじめぬかれる役を熱演。
ヴィンセント・ドノフリオにとっては今作が初めての映画出演となりました。
次第に狂気にとりつかれていく様子はRアーメイと違った怖さを感じさせます。
エディ(メン・イン・ブラック)
ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズのコンビでヒット作となった『メン・イン・ブラック』。
地球を侵略しにやって来た昆虫型の宇宙人との戦いが描かれます。
その昆虫型宇宙が人間に擬態するために、農夫のエディを殺し、彼の皮をかぶります。この『宇宙人エディ』を特殊メイクで演じているのもヴィンセント・ドノフリオ。
微笑みデブと同一人物だと知ったときは驚きました。
ミートローフ
エディ(ロッキー・ホラー・ショー)
フランクリン・フルターの屋敷に突如バイクで現れたエディを演じているのがミュージシャンのミートローフ。
俳優としても活躍しているミートローフですが、クレジットつきでの映画初出演作となったのがこの『ロッキー・ホラー・ショー』でした。
日本での知名度は高くはありませんが、アメリカでは「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」にランクインするなど、高い評価を受けているロック・シンガーです。
ロバート・ポールセン (ファイト・クラブ)
90年代においてもミートローフは映画の中で印象的な役柄を演じています。
名作『ファイト・クラブ』では主人公の「僕」が参加した「睾丸ガン患者の集い」の患者で、のちにファイトクラブに加わるロバート・ポールセン(ボブ)を演じています。
ジェニット・ゴールドスタイン
ジェニット・バスクエス(エイリアン2)
ジェームズ・キャメロンの『エイリアン2』で強烈な印象を残したバスクエスを演じたのが、男勝りで筋骨隆々の海兵隊員でした。
最期はエイリアンもろとも自爆するという壮絶な死に様。
子供の頃に『エイリアン2』を初めて観ましたが、リプリーはもちろんですが、バスクエスのインパクトが非常に大きくて忘れられないキャラクターの一人です。
今作がジェニット・ゴールドスタインの映画デビュー作であり、その前は重量挙げの選手として活躍していたそう。
鍛え上げられた身体も納得ですね!
ジョンの養母(ターミネーター2)
『ターミネーター2』の序盤で登場する、ジョン・コナーの養母のジャネル・ヴォイト役としても登場しています。『エイリアン2』で見せた筋肉質な印象とは全く違っていたので、最近まで同一人物だとは微塵も気づきませんでした。
Wikipediaで同じ俳優なんだと知ったときは本当に驚きましたね。
ジェニット・ゴールドスタインは他にジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』にも出演。ランス・ヘンリクセンのようにジェームズ・キャメロンの贔屓の俳優さんかとも思います。
ヴィゴ・モーテンセン
アラゴルン(ロード・オブ・ザ・リング)
2001年から2003年にかけて公開されたピーター・ジャクソン監督のファンタジー映画『ロード・オブ・ザ・リング』。アラゴルン役を演じたのがヴィゴ・モーテンセンでした。
ヴィゴ・モーテンセンはその端正な顔立ちでこの作品をきっかけに世界的にブレイクを果たします。
トニー・“リップ”・バレロンガ(グリーンブック)
『ロード・オブ・ザ・リング』でアラゴルン役を演じ、その端正な顔立ちで世界的にブレイクしたヴィゴ・モーテンセン。
しかし、この『グリーンブック』では約作りのために 20キロも体重を増やしています。
ヴィゴはこの作品を素晴らしい脚本だと称賛しつつも、トニー役への出演を自分に容姿が似ていないということと、ヴィゴ本人はイタリア系ではないということから何回か断っていましたが、監督の度重なるオファーに、トニー役を引き受けています。
撮影中はずっと太ったままの体型を維持しなければならなかったヴィゴ・モーテンセン。
序盤に金を稼ぐためにホットドッグ大食い大会に出場するシーンがありますが、ヴィゴは14個半ものホットドッグを実際に食べたそう。
ビル・ナイ
ビリー・マック(ラブ・アクチュアリー)
『ラブ・アクチュアリー』で売れない落ち目のロックシンガーを演じていたビル・ナイ。『ラブ・アクチュアリー』で見せたキャラクターはコメディ感あふれるものでしたが、他にも『ショーン・オブ・ザ・デッド』では主人公の厳格な義父、『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』では優しく主人公を導く、死期の近付いた父親など、幅広い役柄を演じています。
デイヴィ・ジョーンズ(パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト)