モンスター映画01.『エイリアン』
ダン・オバノンの脚本をリドリー・スコットが映画化した『エイリアン』。今やSFホラーの古典ともいうべき作品になっています。
人間の体を突き破って幼生(チェスト・バスター)が飛び出す、衝撃的な設定はもちろん、小学生当時の僕になにより斬新だったのは凶暴でありつつも、知性も持ち合わせた存在であること。
例えば『エイリアン2』ではエレン・リプリーの後を追って自らもエレベーターを操作する、また『エイリアン4』では監視システムの隙をついて脱出するなど、ただ本能だけでなく、その頭の良さも衝撃的でした。
モンスター映画02.『プレデター』
こちらは『エイリアン』とは逆に最先端の技術、知性を持ち合わせながら野蛮を好むというモンスター。
こちらも『エイリアン』同様小学生のころに初めて観たのですが、モンスターであるにも関わらず、ある種の規範であったり礼儀を持っていたり、それまでのモンスターにはない設定がとても斬新でした。
それが顕著にわかるのが『プレデター2』の地下鉄での人間殺害。
ここで武器を持たない者・子供は殺さないというプレデターの習性が明らかになります。
モンスター映画03.『ゴジラ』
モンスター映画04.『ゴジラ対ビオランテ』
ビオランテ、『ゴジラ』シリーズの怪獣たちの中では最も好きな部類に入ります。グロテスクとかっこよさを同時に実現させている稀有なモンスターかなと。
モンスター映画05.『スターシップ・トゥルーパーズ』
甲虫のような硬い外骨格に毒々しい色彩。それでいて昆虫としか形容できないけれども、ただ地球上のどの昆虫とも似ていない独創的な外見 。
この映画自体、コアな人気によってカルト映画化していますが、やはりモンスターの魅力もその一端を担っていたのだと思います。