ジョニー・デップは1963年6月9日生まれアメリカ合衆国 ケンタッキー州出身の俳優です。
今回はジョニー・デップ主演作からおすすめ映画をご紹介します!
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ジョニー・デップの来歴
最初はミュージシャンとしてキャリアをスタートさせたジョニー・デップ。
当時付き合っていた彼女の元カレがニコラス・ケイジだったこともあり、ニコラスからも勧められて俳優への転身を果たしました。
映画の初出演は『エルム街の悪夢』。その後も俳優として映画出演を重ねますが、アイドル的な売り出し方を嫌い、大作と言われる作品より自分が演じたい役を演じる傾向がありました。
しかし2003年に出演した『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』が大ヒット。世界レベルでの大ブレイクとなります。
それまで超大作には乗り気でなかったジョニー・デップでしたが、この作品への出演を決めたのは幼かった子供たちが喜ぶだろうという想いがあったからだそう。
また、近年ではミュージシャンとしての活動も目覚ましく、かねてより親交の深いマリリン・マンソンや、エアロスミスのアルバムやライブでの共演を果たしています。
さらにエアロスミスのギタリスト、ジョー・ペリーと伝説的なボーカリスト、アリス・クーパーと『ハリウッド・ヴァンパイアーズ』というロックバンドを結成。アルバムをリリースしています。
シザーハンズ
ジョニー・デップとティム・バートンが初のタッグを組んだ記念すべき作品。
ヒロインのウィノナ・ライダーとジョニー・デップは当時実生活でもカップルになったりと話題になりました。
創造主の死によって、両手がハサミのまま、一人古城に生き続けたエドワードと、街の女の子との悲しいロマンスを描いたファンタジー作品。
キャリア初期のジョニー・デップの代表作だと思います。
エド・ウッド
世界最低の映画監督して映画ファンには有名なエド・ウッド。
(※一般的にはまだまだ無名なんですけどね!)
本作はジョニー・デップとティム・バートンの定番コンビでそんなエド・ウッドの黄金期を描いた作品です。とはいっても、エド・ウッドの映画で当時評価された作品は皆無。彼が映画製作に情熱を捧げていた時期としての黄金期です。
エド・ウッドの映画への愛情、ひたむきさをティム・バートンがどこまでも優しい視点で取り上げています。
映画に対する情熱と愛情だけで突っ走ったエド・ウッド。前向きになれる作品です。
フェイク
演技派俳優のアル・パチーノとの共演を果たした、ドラマ映画です。
捜査の一環で身分を隠してマフィア組織の一員となったFBI捜査官。しかし、彼は組織の一人に職務を越えて強く惹かれていくというストーリー。 このころからアイドルという見られ方を脱却し、実力派俳優の仲間入りをしていきます。
フロム・ヘル
『切り裂きジャック 』事件をモチーフにした作品。全体にチープさもありますが、ジョニー・デップがカッコよすぎる作品です。
もともと私服でもジレであったり、ハットであったり、どこかクラシカルなアイテムを取り入れてるジョニー・デップですが、19世紀を舞台にしたこの作品ではハットにシャツ、ジャケット、タイとまさに!という装いで登場。
もちろん、ジョニー・デップが演じる警部のアバーラインは、実は麻薬中毒者というまた一風変わったキャラクターでもあります。裏ではドラッグにおぼれていながらも捜査ではキレッキレの分析、推理を展開するジョニー・デップは最高にクールです。
ブレイブ
ジョニー・デップの初の監督作品。カンヌ国際映画祭ではパルムドールにノミネートされていましたが、アメリカでは批評家の評価が低かったため劇場公開されていせん。日本では1998年3月公開。
自身もチェロキー族の血を引くジョニー・デップが、命の取引を通じてインディアンの苦しい生活を切なく描いています。
タトゥーにもネイティブ・アメリカンの影響を見てとれるジョニー・デップ。
ジョニー・デップ演じるラファエルに撮影依頼と大金を与える男を演じるのはマーロン・ブラント。
デップ同様、インディアンの問題に関心の強かったマーロン・ブラント、なんと今作には無償で出演しています。
※マーロン・ブラントは少ない出演時間で莫大なギャラをもらう俳優として有名でした。
「ブレイブ」はインディアン(ネイティブ・アメリカン)の影の側面に大きくクローズアップした作品でもあります。
アメリカの歴史を紐解くと、アングロサクソンが建国以来、開拓の名の元に先住民族を虐殺し、彼らの土地を奪ってきた事実があります。
この映画はアメリカ建国以来の歴史と今の現状を端的に表現しているように思えるのです。
レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
この映画だけ主役ではないですが、今作においてもっとも存在感を醸し出しているのは他ならぬジョニー・デップです。
今作で演じるのはCIA捜査官のサンズ。
ジョニー・デップの撮影期間はわずか8日間だけだったのですが、『盲目のガンマン』という非常に印象深い役柄に取り組んでいます。
ネバーランド
実在の人物、ジェームス・バリの史実を交えながら、ピーター・パンという作品ができるまでを丁寧に描いたヒューマン・ドラマ。
ジョニー・デップ主演作の中でも特におすすめの映画の一つです。
19世紀のイギリスを舞台にジョニー・デップが主人公のジェームス・バリを、今作ではヒロイン役として「タイタニック」のケイト・ウィンスレットが、ジョニーの心を癒す存在として未亡人のシルヴィア・ディヴィスを好演してます。
スランプに陥っていた劇作家のジェームスは未亡人のシルヴィア・ディヴィス夫人とピーターを始めとする彼女の子供たちと出会いますが、子供たちの中でもピーターは父の死で心を閉ざしがちな子供になっていました。
彼らとの交流を通して、ジェームスは癒され、また彼らに感化され、新しい劇の制作に取り掛かります。その物語は「ピーターパン」。
しかしシルヴィアには病気の影が迫ってきていました-。
決して派手ではないですが、その分、落ち着いていて深く感動する映画です。
是非見てほしい、おすすめの作品です。
パイレーツ・オブ・カリビアン
「海賊モノは当たらない」という事前の予想を覆した、海賊ファンタジー作品!
ジョニー・デップがそれまでの方向性を覆して、いわゆる超大作といわれる映画に出演していくきっかけとなった作品です。
前評判ではそこまでの期待を得ていたわけではありませんが、映画は大ヒット。
この作品で演じた海賊、ジャック・スパロウはジョニー・デップのはまり役となり、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズはジョニー・デップの代表作となりました。
ブラック・スキャンダル
『ブラック・スキャンダル』は2015年に公開された犯罪映画です。
監督はスコット・クーパー、主演はジョニー・デップが務めています。
伝説のギャング、ホワイティ・バルジャーをテーマにしています。
バルジャーは交友関係のあるFBIのジョン・コノリーに30年にわたって敵対組織であるパトリアルカ一家に関する情報を提供していました。その裏でFBIはバルジャーを野放しにしバルジャーはボストンの元裏社会のトップに上り詰めました。バルジャーとFBIのこの行為は一大スキャンダルとなりました。
北野映画にも通じるような冷徹な暴力を描いた作品です。
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