今回は『エイリアン』と並ぶ宇宙人モンスターの『プレデター』を紹介します。
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プレデター
『プレデター』は1987年に公開されたSF映画です。監督は『ダイ・ハード』の ジョン・マクティアナン、主演はアーノルド・シュワルツェネッガーが務めています。
ジャングルの中で未確認生物の狩猟対象にされた特殊部隊の戦いを描いています。
『プレデター』に登場したプレデター
プレデター・ウォーリアー
バル・ベルデのジャングルに現れたプレデター。現地では暑い夏に現れる悪魔として古くから言い伝えられてきた存在でした。
アメリカの特殊媚態アラン・”ダッチ”・シェイファー少佐と交戦。瀕死の重傷を負い、自爆して果てます。
光学迷彩や、獲物の皮を剥ぐなどの習性は今作から存在しています。
ちなみに『エイリアンVSプレデター』の監督、脚本を務めたポール・W・S・アンダーソンによると、今作のプレデターはまだ成人にも達していないのではないかとのこと。
エイリアンよりはるかに劣る人間を相手に狩りをしていた1作目、2作目のプレデターについては「彼らは僕の認識では大人ですらない」と「エイリアンVSプレデター」のコメンタリーで発言しています。
プレデター2
『プレデター2』は1991年に公開された「プレデター」シリーズの第二作目です。
ジャングルを舞台にした前作とは異なり、今回はロサンゼルスを舞台に大都会の中でプレデターに戦いを挑む刑事を描いています。
『プレデター2』に登場したプレデター
シティーハンター・プレデター
ロサンゼルス市警の刑事のハリガンと対決することになったプレデター。肉食という食性や女子供は殺さないという習性が描かれ、プレデターのキャラクターがより深く描写されています。
エルダープレデター
『2』のラストに登場したプレデターの長老にあたる存在。ハリガンの勇気をたたえ、彼に1715年製のの初期火打銃・フリントロック式銃を手渡します。
エイリアンVSプレデター
『エイリアンVSプレデター』は2004年に公開された、スピンオフ作品。
『プレデター2』に登場したエイリアンの頭蓋骨をヒントに『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソンが監督、脚本を務めました。
『エイリアンVSプレデター』に登場したプレデター
監督のポール・W・S・アンダーソンによると、今作でのエイリアン狩りはプレデターにとって成人になるための通過儀礼なのだそうです。
エイリアンVSプレデター2
『エイリアンVSプレデター2』はエンターテインメント色の強かった前作とは異なり、ホラー色の強い作品となりました。
『エイリアンVSプレデター2』に登場したプレデター
ザ・クリーナー
プレデターの中でも精鋭にあたるプレデター。エイリアン抹殺のエキスパートです。その名ののとおり自らの痕跡を完璧に消すことを目的にしているために、それまでの「女子供は殺さない」「武器を持たない人間は殺さない」というルールが通用しません。
プレデリアン
プレデターを宿主として誕生したエイリアン。（プレデターに分類してもいいものかわからないですが。。。）
その獰猛性はプレデターと言うよりもエイリアンに近く、シリーズ中でも屈指の凶悪性を持っています。
プレデターズ
『プレデターズ』は2010年公開のロバート・ロドリゲス製作、エイドリアン・ブロディ、トファー・グレイス主演のSF映画。
「プレデター」シリーズの第３作目にあたります。
前2作とはほとんど関連はなく、ほぼ独立した作品となっています。
『プレデターズ』に登場したプレデター
ミスター・ブラック
バーサーカー・プレデターと呼ばれる種族のリーダー格。
他のプレデターの下顎骨をマスクに飾っています。
ドッグ・ハンドラー
同じくバーサーカー・プレデターの一人。
ファルコナー
同じくバーサーカー・プレデターの一人。その名の通りの鷹使いのプレデターです。
ちなみにこのファルコナーが使役する猛禽類に似た小型の無人偵察機ですが、これは生きた鳥をサイボーグ化したものであるとのことです。
クラシック・プレデター
被支配層のプレデター。バーサーカー・プレデター族に支配されていたプレデターです。
『プレデターズ』ではプレデターにも種族の違いがあることが初めて映像で示されています。
ザ・プレデター
『ザ・プレデター』は2018年に公開された「プレデター」シリーズ通算4作目の映画です（スピンオフ除く）。
監督は第一作目にも出演したシェーン・ブラック。主演はボイド・ホルブルックが務めています。
『ザ・プレデター』に登場したプレデター
フジティブ・プレデター
地球人としるプレデター。いわゆる「善玉」扱いのキャラクターであるはずなのですが、その割には真っ先に地球人を殺していたりします。
フジティブ・プレデターが地球を訪れた目的は、アサシンたちの地球支配を阻止するために、『プレデターキラー』という鎧型の武器を人間に渡すことでした。
しかし、フジティブ・プレデターを追って地球に来襲してきたアサシン・プレデターと交戦の末に敗れ、命を落とします。
アサシン・プレデター
裏切り者のプレデターを粛清する役割を負ったプレデター。遺伝子組み換えによる肉体強化で通常のプレデターよりも巨大化した体格を持っています。
今作では地球の植民地化を目的とし、フュージティブの抹殺とその痕跡を抹消する任務を持って地球に来襲。フュージティブを撲殺し、アメリカ軍特殊部隊のスナイパーであるクイン・マッケナと対決します。