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パブリック・エネミーズ
マイケル・マン監督、ジョニー・デップ、クリスチャン・ベール共演の実在したギャング、ジョン・デリンジャーを題材にした映画です。
物語の舞台はアメリカが禁酒法と大恐慌の渦中にあった1930年代。
そんな暗い世相にあって、鮮やかに銀行強盗を繰り返し行い、また弱きものからはなにも奪わなかったジョン・デリンジャーはあたかも義賊のように民衆にもてはやされたようです。
ジョニー・デップは本作でジョン・デリンジャーを演じています。
そして、今作でかぶっている黒い帽子のブランドはニューヨークの老舗ハットメーカーのDobbsだと言われています。
ハットブランドDobbsとは
Dobbsはニューヨーク5thアヴェニューに1908年に設立された帽子ブランドです。
パブリック・エネミーズの舞台でもあった禁酒法時代に当時のマフィアやギャングスターが愛用したハットとしても知られています。
パブリック・エネミーズに登場するDobbs
刑務所から脱出するときにデリンジャーがそこにあった帽子を手に取り、頭に被る。それこそがDobbsの中折れハットでした。
ブラックの精悍なスタイルにワイドリボンがクラシカルな雰囲気を漂わせています。
ちなみに撮影中にかぶっていた中折れ帽のハット(フェドーラ)はのちにジョニー・デップが子供にプレゼントしています。
映画『パブリック・エネミーズ』(原題)の撮影を見ていた12歳の男の子ジャックは、ジョニーがかぶっていたフェドーラを気に入り、「その帽子もらえますか?」と聞いたという。「撮影が済んだらあげるよ」とジョニーは言ったらしいが、この帽子が本当にジャックの自宅に届いたのだ。箱の中にはジョニーがかぶっていたフェドーラと『チャーリーとチョコレート工場』のプロモーション・グッズが入っており、「約束してた帽子だよ」とのメッセージが入っていたとのこと。
出典:https://www.cinematoday.jp/news/N0014223
ジョニー・デップ、約束どおりファンに帽子をプレゼント – シネマトゥデイ
ジョニー・デップとハット
ジョニー・デップのファッションの中でもアイコニックなアイテムがハットと眼鏡ですよね。
今回紹介したハット以外にも、ボルサリーノやステットソンのハットを愛用しています。
特にステットソンのWhippetは有名です。
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