「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」のあらすじを結末までネタバレで紹介しているので、まだ見てない人は閲覧注意です!
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「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」のネタバレあらすじ
18世紀、カリブ海の港町ポート・ロイヤルで
18世紀、カリブ海の港町ポート・ロイヤル。総督の幼い娘エリザベス・スワンは、海に少年が漂流しているのを見つける。エリザベスはみんなに知らせ、少年は救出される。子供の名前はウィル・ターナー。エリザベスは少年の胸に金のドクロのメダルがあるのをこっそり隠す。ドクロは当時は海賊の証。エリザベスは周囲に彼が海賊だと悟られないようにしようとしたのだった。
ジャック・スパロウ
そして時は流れ、8年後。青年となったウィルは、スワン総督の屋敷に剣の鍛冶屋として出入りしていた。エリザベスとウィルの2人は互いに恋心を抱いていたが、エリザベスは海軍のキャプテン・ノリントンと結婚することになってて、またウィルも身分の違いから自分の思いを伝えられずにいた。
エリザベスは結婚式のドレスに身を包むが、コルセットのキツさに結婚式の途中に気を失い、海へ落下してしまう。
それを助けたのはたまたまポート・ロイヤルを訪れ、海軍兵から尋問を受けていた自称ブラック・パール号の船長の海賊、ジャック・スパロウだった。
泳げなかった海軍兵をよそにエリザベスを助けに海に飛び込んだジャック。
そこで彼はエリザベスがドクロのメダルを持っているのに気づく。
エリザベスを助けたのはいいが、海賊の身分のジャックはエリザベスを引き渡せばそのまま直ぐに逮捕される。エリザベスを囮にし、まんまと逃げおおせるジャック。
町の鍛冶屋に身を隠したものの、そこに戻ってきたウィル・ターナーに見つかり、二人は刃を交えることに。
互角かと思われた戦いだったが、ジャックは剣を失い、仕方なくウィルに銃を突きつける。しかしジャックは銃の引き金を引きたがらない。『この弾はおまえに使うためではない』と言う。
紙一重でジャックが勝とうかと言うとき、目を覚ました鍛治屋の親父に頭を殴られ気絶。牢に入れられることになる。
ブラック・パール号の来襲
その夜、港に海賊船ブラック・パール号が現れ、ポートロイヤルはキャプテン・バルボッサ率いる海賊達に襲われてしまう。
バルボッサにエリザベスが連れ去られたことを知ったウィルは、ブラック・パールの船長だと言い張るジャックを訪ねに檻へ向かう。
ウィルはジャックに「ブラックパール号の行き先を知らないか」と尋ねる。
ジャックは「ブラックパール号はイスラ・デ・ムエルタ(死の島)に行く」とウィルに伝える。
ウィルは脱獄を手伝う代わりに、その場所に連れて行ってほしいと頼むが、ジャックは気が乗らない。
ジャックはウィルに名前を訪ねる。
ウィルの名前を聞いたジャックはそれまでの態度を変え、エリザベスを助けに向かう。
海軍をだまし、ノリントン号を手にいれた二人はイスラ・デ・ムエルタ(死の島)の入り江へむかう。
ウィルは船上でのジャックの話から、父親のビルが海賊でかつて自分の下で働いていたことを聞かされる。
父親が海賊だという話は幼い頃から父を役人だと教えられてきたウィルには到底承服しかねる事実だったが、なんとか呑み込む。
ジャックは途中でに寄り道し、トルトゥーガへ向かう。かつての船員のギブスをはじめとした船員の確保のためだった。
バルボッサとアステカの呪い
その頃エリザベスはバルボッサの船に囚われていた。脱走のチャンスを伺い、バルボッサの胸にナイフを突き立てるも、一滴の血も流れない。
なんとバルボッサはかつて盗んだアステカの金貨の鈍いにかかっており、決して死ぬこともなく、また夜になると骸骨の姿になってしまうのだった。その呪いを解くには金貨をすべて返すことと、盗んだものの血液が必要だった。
バルボッサとその手下は呪いのせいであらゆる感覚を失い、その呪いを解くカギ、金貨を盗んだ最後の一人、ビル・ターナーの血を引く者を探していたのだった。
ジャックの過去
イスラ・デ・ムエルタに向かう途中、ウィルはギブスからジャックの過去を聞き出す。
ジャックの言う通り、かつて彼はブラックパール号の船長だったが、部下の一等航海士のバルボッサに裏切られ、1つの銃弾が入った銃と共に孤島に置き去りにされた。
銃は、孤独と空腹に耐えかねて自殺するためのものだったが、ジャックは嘘かホントか海ガメでいかだを作り、島を脱出したのだった。
エリザベスの救出
一方バルボッサは「死の島」イスラ・デ・ムエルタにエリザベスをつれていく。しかし、エリザベスの血を金貨に垂らしても、バルボッサ達の呪いは解けない。その様子をジャックとウィルは岩影から伺う。何度もエリザベスを救出しに行こうとするウィルだが、ジャックに『まだその時ではない』と止められる。
自分達の呪いが解けないのは血の量が足りないからではないかと考えたバルボッサはエリザベスを殺そうと考える。
しかし、その時、ジャックの制止を聞かず、ウィルが止め入る。そして自分こそがビル・ターナーの血を引くものだと明かす。
ジャックらはバルボッサ率いるブラックパール号に追われ、激しい海戦の末インターセプター号は沈み全員捕まる。
そしてジャックとエリザベスは、無人島に2人で置き去りにされるが、エリザベスの機転で救出に来たノリントンに救われる。エリザベスはウィルを助けるため、ノリントンに「死の島」を攻撃するよう説得する。
不死身同士の戦い
島へ着くとジャックが洞穴にこっそり向かい、バルボッサに海軍が外で待ち伏せしていることを知らせる。
ジャックも白骨化する。隙をついてジャックもアステカの金貨を一枚かすめ取っていたのだ。
不死身の二人の決闘は永遠に続くかと思われたが、ジャックとがバルボッサの胸に縦断を打ち込んだ瞬間、ウィルは自身の血をアステカの金貨の上に流す。
それによって人間へ戻ったバルボッサは遂に絶命し、彼の部下たちも倒され、壊滅する。
エンディング
ポートロイヤル。再びジャックは囚われ処刑されようとしていた。それを間一髪でウィルが助ける。
悠々と海へ戻るジャックを見ながら、エリザベスの父、は『海賊もまた正義となる時がある』というのだった。
すべてを終え、ウィルはエリザベスと口づけを交わし、二人は結ばれる。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」の映画情報
2003年
上映時間
143分監督
ゴア・ヴァービンスキー
脚本
テッド・エリオット
テリー・ロッシオ
ジェイ・ウォルパート
出演者
ジョニー・デップ
オーランド・ブルーム
キーラ・ナイトレイ
ジェフリー・ラッシュ