【おすすめ洋画】いつまでも心に残る!オススメ洋画50選

おすすめ洋画41.タクシードライバー

『タクシードライバー』は1976年に公開されたマーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ主演の映画です

ベトナム戦争帰還兵のトラヴィスが抱える孤独や虚無感は当時の若者の心を強く掴み、今作はアメリカンニューシネマの代表作としても知られています。

また当時13歳だったジョディ・フォスター演じる娼婦のアイリスも話題になりました。

おすすめ洋画42.ラ・ラ・ランド

『ラ・ラ・ランド』は2016年に公開されたデミアン・チャゼル監督のミュージカル映画。

冒頭のダンスシーンから映画の世界に没頭させてくれる作品ですね。

一瞬で映画の世界に引き込まれるダンスと歌と。そしてフラッシュ・モブのような演出!心が思わずワクワクして浮き立ってしまいます。

主演はエマ・ストーンと、ライアン・ゴズリング。
このふたりは『ラブ・アゲイン』『L.A.ギャングストーリー』に続く、三度目の共演作。ライアン・ゴズリングはエマ・ストーンがこの作品に参加することを知って出演を決めたという逸話もあります。

『ラ・ラ・ランド』の感想・レビューはこちら

おすすめ洋画43.エレファント・マン

エレファント・マン』は1980年公開のドラマ映画です。19世紀末のロンドン。『エレファントマン』と呼ばれたジョゼフ・メリックの生涯を描いた作品です。

その全身に渡る奇形により、人々からはじき出され、交流する喜びを知らずに育ったメリック。純粋な心をもつメリックは他者との初めての交流に涙を流し、「僕に素敵な友人がいることがわかれば、母も僕を愛してくれるかもしれない」と口にします。

文字通り「いつまでも心に残る」映画です。

監督は「カルトの帝王」と称されるデヴィッド・リンチ。主演は「エイリアン」のジョン・ハートと、「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンスが務めています。

「エレファント・マン」の感想・レビューはこちら



おすすめ洋画44.ジョンQ-最後の決断-

「ジョンQ~最後の決断~」は2002年のアメリカのヒューマンドラマ映画です。
主演はデンゼル・ワシントン。

アメリカの医療保険の問題点を問う社会派の作品。息子が急病で心臓移植が必要になるも、医療保険の都合上、手術のお金もなく追い詰められる父親を演じています。

アメリカの医療保険制度をテーマに扱った社会派の作品ではあるものの、決して地味ではなく、ただ息子を想う父の愛情がこれほどかと伝わります。

どうしようもなく追い詰められた主人公は病院で人質をとりますが、決して悪人ではないんですよね。その姿は狂気と哀しみを同時に感じさせます。

深くはあえて言いません。近年流行りのファンタジー的な映画とは対をなす作品ですが、しかし確かな満足感を与えてくれる良質な映画です。

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【考察】「ジョンQ」に見るアメリカ医療保険制度の問題点

おすすめ洋画45.プライベート・ライアン

「プライベート・ライアン」は1998年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演の戦争映画です。

ノルマンディー上陸作戦の中でも多大な犠牲者を出した冒頭の20分間のオハマビーチの戦闘シーンは映画史に残る20分と呼ばれており、戦争の凄惨さ、生々しさが強く描かれています。

個人的にはエンターテインメントの対極ともいえるこの骨太でリアリズムを重視した作風もスピルバーグの持ち味かと思います。

ちなみに早撮りで知られるスティーヴン・スピルバーグ、今作「プライベート・ライアン」は三時間近くある大作なのですが、撮影に要した時間はわずか60日という凄まじい早撮りで撮影されています。

『プライベート・ライアン』の感想・レビューはこちら

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おすすめ洋画46.気狂いピエロ

『気狂いピエロ』は1965年に公開されたジャン・リュック・ゴダール監督、ジャン・フェルナンド、アンナ・カリーナ出演のロードムービー。

トリコロールの色彩と即興演出やコラージュのような構成。『勝手にしやがれ』から続くゴダールらしさはここでも最大限に発揮されています。

アンナ・カリーナ、もちろんお人形さんのように可愛いのですが、ファッションもレトロで可愛いです。

おすすめ洋画47.処刑人

『処刑人』は1999年製作のアメリカ映画です。

ウォーキング・デッドにも出ているノーマン・リーダスと、ショーン・パトリック・フライナリー主演。ウィレム・デフォーも出演しています。

主人公の兄弟二人が、アンチヒーローというか、ダークヒーローというか、必要悪として街のマフィアやチンピラを片っ端から血祭りにあげていきます。

アクションシーンはまず犯行現場にウィレム・デフォーが駆け付け、犯行を推理した後に、その答え合わせ的に実際の事件の様子が描かれていくのは面白いですね。

この『処刑人』が単なるアクションエンターテインメントにとどまっていないのは、エンディングがドキュメンタリー風のインタビューになっているところだと思います。法の手によらずに自分たちの手で悪人を処刑してもいいのか、その行動の是非を市民に尋ねるインタビューにシーンが今作のエンディングです。兄弟の行動の是非は観ている我々の判断に丁寧に委ねられることになるのです。

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おすすめ洋画48.イントゥ・ザ・ワイルド

イントゥ・ザ・ワイルド」は、2007年のアメリカ映画。
原作は1996年のノンフィクション作品『荒野へ』。

実在の旅人、クリス・マッカンドレスの人生をショーン・ペンがメガホンをとり映画化。人生を考えさせてくれるロードムービーです。

第80回アカデミー賞では助演男優賞と編集賞にノミネートされました。

もし今自分の置かれている状況や、世の中に不満があるのなら、そして就職で社会に出る前の若い人たちに是非観て欲しい作品です。

大学を優秀な成績で卒業したクリストファー・マッカンドレス。

俗的な人間社会に嫌気のさした彼は、自身をアレキサンダー・スーパートランプと名乗り、一人荒野のアラスカを目指して社会から隔離された環境の中で純粋に「生きる」ことを追い求めていきます。

雄大な自然の美しさはもちろんのこと、クリスがアラスカを目指す道中で出会う人々の温かさ、そしてそれでもその中の留まらずになお荒野を目指す情熱と若さ。

深くは語りません。まずは観てみてほしい映画です。きっと心の奥底に何かを問いかけると思います。

『イントゥ・ザ・ワイルド』の感想・レビューはこちら



おすすめ洋画49.ぼくのエリ 200歳の少女

ぼくのエリ 200歳の少女」は2008年のスウェーデンの映画です。原題は「Let the Right One In」で「正しき者を招き入れよ」という意味です。

吸血鬼を題材にした、切ないホラーです。北欧の透き通るような白さの画と、哀しい純愛を描いたストーリー。ものすごく美しい映画です。

子供のままの姿で何百年も生きている吸血鬼のエリと人間のオスカー。
未来よりも刹那的な今という時をただエリと生きようとする儚さは哀しい青春であり、ある意味では純愛映画とも言えます。

そんな危うくも美しい二人の関係、そして、エリの吸血鬼ゆえに「人の血がなければ生きられない」という業からくるホラー描写とサスペンス。

北欧の透けるような白銀の中、それぞれの要素が絶妙に絡み合い、退屈させない作品になっています。

『ぼくのエリ 200歳の少女』の感想・レビューはこちら

50.シン・シティ



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