勝手に応援!スタイルジャムのおすすめ映画たち

スタイルジャムとは?

株式会社スタイルジャムは邦画を中心とした映画の製作や、海外映画の買い付けなどを行っている会社です。 株式会社スタイルジャムは邦画を中心とした映画の製作や、海外映画の買い付けなどを行っている会社です。
2018年の時点で、実写版『時をかける少女』など28本の映画を製作・配給をしています。(ドキュメンタリー映画含む)
また、映画製作・配給以外にも映画と食事の複合イベント『東京ごはん映画祭』の開催や、映画俳優を目指す人を対象にした『スタイルジャムワークショップ』の企画・開催も手掛けています。

あくまで個人的な主観ですが、海外作品に関しては大作ではなく、地味だけれども良質な映画、邦画に関しては一方変わったユニークな映画を配給しているイメージです。

僕は一時期、観る映画を俳優や監督でははなく、配給会社で選ぶと言うかなりマニアックな観方をしてまして、もちろんこのスタイルジャムさんの映画もかなり観ていました。
今回はその中でもおすすめの作品をご紹介。

スタイルジャム配給のおすすめ映画たち

『イントゥ・ザ・ワイルド』

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『イントゥ・ザ・ワイルド』は2007年のアメリカ映画。
原作は1996年のノンフィクション作品『荒野へ』。

監督は俳優のショーン・ペン。
第80回アカデミー賞では助演男優賞と編集賞にノミネートされました。
アラスカの荒野を目指したクリス・マッカンドレスの実話をもとにした映画です。
このサイトでも何度も紹介させてもらっていますね。

個人的にはこの作品だけでもいいから観てみてほしい。そして何かを感じてほしい。絶対に学生の頃に観ておいてほしい。強くそう願います。

若さの可能性と、理想と純粋さと愚かさ。そのすべてがこの作品にはつまっています。経済主義だとか、資本主義、それらと距離を置き、理想に生きようとした彼の人生をその目で今、感じてほしいと思います。
僕も大学を出て少し経った頃、初めてこの作品を見ました。
なぜ学生の頃に出会えなかったのかとすごく悔しい気持ちになりましたね。

『リトル・ランボーズ』

『リトル・ランボーズ』は2010年に公開されたコメディ映画。
厳しい家庭に生まれた少年が友人の家で観た映画『ランボー』に感激し、自主映画の撮影を始めるが・・・

キャッチコピーは、「ボクたちの、想像力と友情が世界をちょっとだけ変えるんだ。」
地味ですが、心の温まる可愛らしい映画です。

『全然大丈夫』

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ポニーキャニオン
名脇役かつ、カルト的な人気の俳優、荒川良々を主演に持ってきた作品。中々の怪作に仕上がっています。

『転々』

この作品も当サイトで何度も取り上げさせてもらっています。

元借金取りの福原と、借金を帳消しにしてもらう代わりに福原の散歩に付き合うことになった大学八年生の文哉。東京の路地やいろんな風景を巡りながら、霞が関で終える二人の『東京散歩』。
三木聡監督らしく、そこで出会う人々の方にも強烈なスポットが当てられます。

バスケが下手な黒人や、絵を描く人、愛玉子屋で暴れる息子、唐突に現れるギターを弾く男や、果ては一瞬だけ登場する三日月しずか(ドラマ『時効警察』でオダギリジョーと共演した麻生久美子の劇中の役柄 )に至るまで・・・。決して爆笑ではなく、クスクス笑いなのですが、三木聡監督らしい、独特のゆるさが魅力的。

「街で岸部一徳に会うといいことがある」というジンクスのとおり岸部一徳に遭遇した二人。
それを踏まえ、ラストで福原は文哉に問いかけます。

「なにかいいことはあったか?」
「俺は・・・あったかな」

はにかみながらそう答える文哉に観ている私たちの心も温かい気持ちになれているはずです。

振り返り

振り返ってみると、多分、麻生久美子さんのジャケットに惹かれてレンタルした『インスタント沼』で三木聡監督を知り、もっと三木聡監督の作品が観たくなって『転々』を借りたんだと思います。当時は2011年かな。まだ天神の国体道路にTSUTAYAがあった頃ですね。

で、『転々』の本編の前の映画紹介のなかに 『イントゥ・ザ・ワイルド』があったんじゃないかな。

そんな風にして映画を見つけていくなかで、「スタイルジャムってなんだか面白そうな作品が多そう!」ってイメージがついたんだと思います。

あの頃は不安定でどん底の日々だったけれど、やりたいことに溢れていて、若くてガムシャラな日々だったなぁと思いますね。この記事を書いてるとあの頃の懐かしい気持ちまで甦ってきました。

そういえばスタイル・ジャムの作品の『コントロール』、それこそ 2011年からずっと気になっているんだけれど、結局今に至るまで観れてないや。。

ジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスを描いたこの映画、そろそろ観なきゃ!

>ムビシネ

ムビシネ

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