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カルト映画21 ファイト・クラブ
ファイト・クラブ プレミアム・エディション〈特別限定版〉 [DVD]
真っ先に頭に浮かんだのはこの作品。
ブラッド・ピットとデヴィッド・フィンチャーコンビの2作目。1999年の作品です。
「90年代の『時計じかけのオレンジ』」との声もあるほど、やはり暴力と密接に関わっている作品でもあります。
演技の見所としては『僕』役を演じているエドワード・ノートン。元々役作りもすごくて作品によってガラッと印象を変えるタイプで、例えばこの作品では気弱なキャラクターですが、『アメリカン・ヒストリーX』ではネオナチグループのリーダー格を演じ、対極のマッチョでアウトローな反体制の男を演じています。
一説には『ブラッド・ピットの演技を完全に食っている』とも評されるエドワード・ノートンの演技。一見の価値はあります。
カルト映画22 マルコヴィッチの穴
何をおいてもこの脚本!ぶっ飛んだストーリーで、カルト映画になったのも納得です。
人形使いの男が、不思議な世界へ迷い込む。
彼が働くのは7階と8階の間にある7 1/2階。
その奇妙な部屋で男は俳優のジョン・マルコヴィッチの意識へ繋がる穴を見つける。
タイトルの「マルコヴィッチの穴」ですが、これはあらゆる俳優の名前を検討した中で一番面白かったのがマルコヴィッチだったからとのことです。
カルト映画23 キューブ
90年代ってこれと言うカルト映画って育ちにくいのかな?と思ってまして、というのはマニアックな映画がカルト映画に転じるにはそれなりの年数が必要とも考えているからです。もちろん90年代も気がつけば2,30年も昔の時代になるんですけどね。。時の経つのは早い。。
さて、こちらの作品、ホラーサスペンス系の映画ですが、アイデアが秀逸ですね。
「CUBE」という正立方体の中に閉じ込められた6人がどうCUBEから脱出するかという話。
5000万円という低予算映画ですが、その面白さ、完成度が評判を呼び、数多くの亜流作品も生まれています。
正統な続編としては「キューブ2」「キューブ ゼロ」がありますが、一般的に最も評価が高いのは第一作目のこの作品です。
カルト映画24 ビッグ・リボウスキ
ビッグ・リボウスキ [Blu-ray]
1998年のコーエン兄弟製作のコメディ映画。同姓同名のお金持ちと間違えられた男の騒動を描いています。
この映画の熱狂的なファンによって、毎年リボウスキ・フェスティバルという名前のイベントが開催されているほど、カルト的な人気を誇っています。
カルト映画25 北京原人
日本映画史上に残る「珍作」。
20億円の大予算をかけ、監督に佐藤純彌、脚本に早坂暁という著名なベテランスタッフを擁しながら、つじつまの合わないストーリーや構成により、ある種の「迷作」「珍作」として知られる。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E4%BA%AC%E5%8E%9F%E4%BA%BA_Who_are_you%3F
北京原人 Who are you? – Wikipedia|ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典
だそうで。。。ただ子供のころ観たきりですが、そんなに矛盾は当時感じなかったですけどね。。
しかし北京原人の鳴き声が「ウパー」だったり、なぜ能力を証明させるために陸上競技大会に現代人の選手として出場させるかなど謎と疑問、矛盾はつきない。。
映画監督北野武も本作を「偉大な作品」としてある意味評価しています。
「『ソナチネ』は最後の監督作にしようと思って、沖縄で撮影して画もきれいな映画になったと思ったのに、いちばん評判が悪くて。じゃあダメならダメで、お笑いという原点をやろうと思って『みんな〜やってるか!』(95)を撮ったら、もっとダメで(笑)。この映画と、『シベリア超特急』(96)、『北京原人 Who are you?』(97)の3部作は、日本映画の歴史に残る“偉大な作品”だと思う」
出典:https://news.walkerplus.com/article/10678/
北野武監督、日本映画の歴史に残る偉大な3部作って!? | NewsWalker
【つまらない邦画】駄作過ぎて逆に観たい!愛すべき最低映画まとめ
カルト映画26 へドウィック・アンド・アングリーインチ
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ [DVD]
ジョン・キャメロン・ミッチェルが原作・脚本・監督・主演と何足ものわらじを履いている作品。
元恋人でロックスターのトミーを追いかけてトミーの公演会場のそばで自身のバンド、アングリー・インチを率いてライブを行うヘドウィグ。
前半はストーリーらしいストーリーはそうなく、各会場(会場らしい会場もないですが)で演奏される曲の中の歌詞でヘドウィグの半生を知ってゆくという感じですね。
「ロッキーホラーショー」同様、ロック・ミュージカルの映画化となった本作。マドンナは本作の楽曲の権利使用を申し入れ、またデヴィッド・ボウイはグラミー賞をすっぽかしてオフ・ブロードウェイで上演されたミュージカルを観劇したという逸話を持ちます。
カルト映画27 リベリオン
クリスチャン・ベール主演の2002年公開の映画。公開時のキャッチコピーは「マトリックスを超えた!」
マトリックス同様、「管理された社会」の中で自由を求めて戦うSFアクション映画。
特筆すべきは「ガン=カタ」と呼ばれるアクション。
本作品には代名詞とも言える「ガン=カタ」という、二挺拳銃を用いる架空の戦闘術が登場する。これは東洋武術と科学的な発想が融合しているという設定で、「何故か主人公だけ悪役の弾が当たらない」という事象に対する説明と、弾を装填するたびに物陰に隠れていた従来のガン・アクションに対する、アンチテーゼ的な意味合いを兼ね備えている。このカンフーのようにスピード感のある「ガン=カタ」がソフト化以降にクチコミで話題となった。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3
リベリオン – Wikipedia|ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典
カルト映画28 キック・アス
キック・アス Blu-ray(特典DVD付2枚組)
正直これがカルト映画かと言われると微妙な感じはありますが。。
クロエ・グレース・モレッツのブレイクのきっかけになった作品です。
全身タイツだけではヒーローにはなれないことや、冒頭のシーンなど、それまでのヒーロー像を強烈に皮肉っています。
この映画の主役はクロエ・グレース・モレッツ演じる「ヒットガール」に尽きます。
見た目は子供でも中身は・・・、というとコナン君みたいですが、このクロエちゃんはその辺のゲスなおっさんばりに超口が悪い(笑)
そのギャップがあるキャラクターがとても斬新で、それも「キック・アス」をヒットに導いた要因の一つでもありますが、正直批評家からは賛否両論だったようですね。
カルト映画29 メメント
クリストファー・ノーラン監督の「どんでん返し」系の映画。これも正直カルト映画か?と言われると疑問符ですが、その脚本の構成の緻密さは圧倒的。また「記憶が10分しか持たない男」が妻の復讐を果たすという設定の秀逸さも相まって非常に評価が高い作品です。
ガイ・ピアーズと「マトリックス」のキャリー=アン・モスが主演です。
インディペンデント・スピリット賞では作品賞、監督賞を受賞。アカデミー賞ではオリジナル脚本賞、編集賞にノミネート。ゴールデングローブ賞では最優秀脚本賞にノミネートされています。
(こう書くとやはりカルト映画の範疇には収まらない気もしますね)
カルト映画30 デビルマン
デビルマン
壮大な物語の原作をわずか2時間に押し込んだストーリー展開の唐突さ、さながら「学芸会」と揶揄されたキャストの演技力などで「駄作」「最低映画」「バカ映画」の称号をほしいままにしている、ある意味では金字塔的な作品。