名作映画「タイタニック」トリビア・裏話特集 

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トリビア裏話05 一等航海士・マードックの真実

映画「タイタニック」の中で登場する一等航海士のウィリアム・マクマスター・マードックは実在の人物です。しかし、その人物像には、映画と史実で大きな違いがあります。

映画の中ではタイタニックが沈没の危機に陥った時、富裕層から賄賂を受け取り、彼らを救命ボートに優先的に乗せたり、パニックを起こした乗客を射殺、その後自殺するなど、行動やモラルに欠けた不名誉な人物として描かれています。

しかし実際はマ―ドックは最後の瞬間まで職務を遂行し亡くなったという当時の乗客からの証言や遺族からも抗議があったことで、20世紀フォックスはマードックの遺族に謝罪しています。

トリビア裏話06 別エンディングが存在している

映画『タイタニック』には、公開版とは微妙に違う、別エンディングが存在しています。

公開版のエンディング

トレジャーハンターのブロック・ロベットにすべてを語り終えたローズは、その夜、隠し持っていた最高のブルー・ダイヤモンド「碧洋のハート」を一人船から投げ捨てます。

別エンディング

トレジャーハンターのブロック・ロベットにすべてを語り終えたローズは、船の甲板に向かいます。その様子を見ていた孫娘のリジーとブロックはローズの元へ向かいます。

彼女の手に隠されていたのはブロックが探し続けていたブルー・ダイヤモンド「碧洋のハート」。
思わずダイヤモンドに手を伸ばすブロックにローズは真の宝とは何なのかを咎めて「碧洋のハート」を海に投げ込みます。

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ディカプリオが本当は言いたくなかったセリフ

監督のジェームズ・キャメロンが明かしたところによると、レオナルド・ディカプリオはとあるセリフに対して拒否をしていたのだそう。

そのセリフとはレオナルド・ディカプリオ演じるジャックがタイタニック号に乗り込む序盤のシーン。友人のファブリッツィオと共にタイタニックの先頭デッキに行き「世界は俺のものだ!(I’m the king of the world!)」と叫ぶのですが、このセリフはキャメロンが撮影中に思いついたもので、ディカプリオはこのセリフを嫌がっていたそうです。

「あのセリフは、その場で思いついたもの。そのときちょうど僕は、撮影用クレーンに乗っていたんだ。その日は撮影が長引き、日も暮れそうになっていた。ああでもないこうでもないと、いろいろ試してみたけど、どのセリフもしっくりこなくて…。そんなとき『これだ!』とひらめき、『いいことを思いついたよ。世界は俺のものだ!と言いながら両手を広げ、その瞬間をしっかりと噛み締めて。自由を感じつつ、その瞬間を楽しんでくれ』と、レオに指示したんだよ…」。

「でもレオは、『なんで?』と納得できない様子だったから、トランシーバー越しに『“世界は俺のものだ!”と言えばいいんだ。そのセリフで人々に感動を与えるんだ』と伝えたんだよ」。

ところが、レオはそれでも不満があったようで、監督に自分の意見を伝えたところ、「つべこべ言わずに、このセリフで人々を感動させるんだ」とピシャリと言い返されてしまったのだとか…。

出典:https://www.esquire.com/jp/entertainment/movies/a26317666/titanic-leonardo-dicaprio-line-190213-hns/
レオ様、本当は言いたくなかった映画『タイタニック』での名ゼリフ




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