ジブリ映画「魔女の宅急便」のトリビア・裏話

『魔女の宅急便』は1989年に公開されたスタジオジブリの映画作品。監督は宮崎駿、声の出演は高山みなみが務めています。

ジブリ作品としては初の他者の原作による作品。原作は1982年から連載された角野栄子の同名の児童書。

魔女の女の子、キキの独り立ちを描いたファンタジー作品です。

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「魔女の宅急便」のトリビア・裏話

「宅急便」はヤマト運輸の登録商標

魔女の宅急便の「宅急便」はヤマト運輸の登録商標です。

そのため、本作の企画が上がった際、最初にヤマト運輸とのスポンサー契約の交渉が行われました。

当初はスポンサーに難色を示していたヤマト運輸でしたが、劇中にクロネコも登場することから、次第スポンサーに前向きになっていったという話があります。



GLAYのHISASHIはニシンのパイを作った

キキが届けたおばあちゃんお手製のニシンのパイ。届け先の孫娘によると「わたしこのパイ苦手なのよね」とのこと。

視聴者の多くが「実はマズいのでは」とその味をイメージさせるセリフでしたが・・・。

GLAYのギタリスト、HISASHIが出演している番組、『RX-72』の企画で魔女の宅急便に登場する、このニシンのパイを実際に料理して作ってみるという企画が行われました。

実際にはかなり美味しいらしく、試食したHISASHIは「(孫娘)殴りに行こうか 」とコメントしています。

物語の舞台

今作の物語の舞台は白黒テレビがあったり、一方で飛行船が飛んでいたりとバラバラの過去の時代を繋ぎ合わせたように感じますが、監督の宮崎駿によると、今作の物語の舞台は『2度にわたる世界大戦を経験しなかったヨーロッパ』をイメージしたそうです。

『魔女の宅急便』制作のきっかけ

『となりのトトロ』が劇場公開時は不振の結果に終わったためにその資金回収のために『魔女の宅急便』が製作されることになったといういきさつがあります。
『魔女の宅急便』は配給収入21.5億円と『となりのトトロ』の3倍以上の成功をおさめました。

一人二役

キキを演じた高山みなみはもともと森の中に住んでいた画家の少女(ウルスラ)役でキャスティングされていましたが、当時キキ役がまだ決まっておらず、キキ役のオーディションをうけ合格。

一人二役を演じることになったのだそうです

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