今回は『バットマン』の悪役ジョーカーについて、様々な作品からその裏話やトリビアを紹介します!
一話限りのキャラクターだった
ジョーカーが初めて姿を現したのは1940年のコミックス『Batman: The Dark Knight』の第一話。企画当時はこの一話限りのキャラクターとして最後は死ぬ予定でしたが、編集者の池のあり、その後もバットマンのライバルとして生かしておくことが決まったのでした。
無害なオマヌケキャラクターだったジョーカー
50年代にはコミックス倫理規定委員会によってコミックスに事実上の「検閲」が行われていました。過激化する暴力描写や性的表現などに歯止めをかける役割でしたが、「バットマン」もその流れにのり、その影響で50年代のジョーカーは無害なオマヌケなキャラクターとして描かれています。
レオナルド・ディカプリオもジョーカー役に打診されていた
2019年の『JOKER』でジョーカーを演じたのはホアキン・フェニックスですが、当初はレオナルド・ディカプリオにもジョーカー役のオファーが打診されていたそうです。
かつてジャック・ニコルソンの顔真似をしたことがその理由でしょうか。。。
ジョーカーを演じた俳優
シーザー・ロメオ
TV版で初めて実写版ジョーカーを演じたのはシーザー・ロメオ。彼は1966年の映画『バットマン』でもジョーカーを演じています。
ジャック・ニコルソン
1989年に公開されたティム・バートン版『バットマン』でジョーカーを演じたのは名優ジャック・ニコルソン。今作の彼の出演料が非常に高額だったことは有名で、一説には「総制作費の50%」とも言われています。
ヒース・レジャー
『ダークナイト』は2008年のアメリカ映画。監督はクリストファー・ノーラン。
今作でジョーカーを演じたのはヒース・レジャー。彼はこの演技でアカデミー賞助演男優賞を受賞しました。
ジャレッド・レト
2016年公開の『スーサイド・スクワット』でジョーカーを演じたのはジャレッド・レト。
彼の演じたジョーカーはあまりに狂気がかっていたため、出演シーンが大幅にカットされているとも言われています。
ホアキン・フェニックス
2019年の映画『ジョーカー』ではホアキン・フェニックスがジョーカーを演じています。
ジョーカーの狂気
『ダークナイト』のヒース・レジャー
ヒース・レジャーは今作でジョーカーを演じるにあたり、一ヶ月間ロンドンのホテルに1人で閉じこもり、ジョーカー独特の声や笑い方を作り上げるなどの圧倒的な役作りでジョーカーを作り上げました。
またヒースは「ジョーカーは自分でメイクしているはず」と考え、劇中のジョーカーのメイクは実際に自分の手でメイクを行っています。
『スーサイド・スクワット』のジャレッド・レト
『スーサイド・スクワッド』でジョーカー役に抜擢されたジャレッド・レトは「狂気の男」を演じるために下記のような行動に出ています。
ジョーカーになりきりすぎて頭がぶっ飛んでしまったのか、生きたネズミや銃弾で満足できなかったらしく、レトは全キャストにビデオメッセージとともに豚の死体を送りつけたそうです。
スリップノットを演じるアダム・ビーチによると、レトは撮影開始直後に現場へ入れなかったものの、ジョーカーという役を真剣に受け止めていることを共演者に伝えたくてこのような行動をとったとのこと。
他にも
共演者のハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーに、ラブレターと黒い箱に入った生きたネズミを送ったり、ウィル・スミスには手紙と銃弾を送ったりした逸話があります。
『 スーサイド・スクワッド』はそのレトの狂気が強すぎたのか、当初よりジョーカーの出演シーンが大幅にカットされているとも言われています。
それについてのレトの言葉がこちら。
「撮影したシーンがたくさんカットされたことは理解してるよ。でも自分のシーンは、これまで出演した映画のなかでもお気に入りの仕事だった。狂気をにじませるシーンすべてに貢献できたと思ってるんだ。もっと(狂気を)足したいと思っていたしね。(カットされたシーンは)ジョーカーの映画を作るのに十分な量だと思うよ。もし明日僕が死んだら、きっとスタジオは映像を公開するんじゃないかな。R指定、成人指定のシーンもあるけどね」
出典:『スーサイド・スクワッド』出番大量カットのジャレッド・レト悲痛コメント。観客は激怒「予告編詐欺」→訴訟へ | THE RIVER
「ジョーカー」のコスプレが禁止!?
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