若くして急逝した俳優、ジェームズ・ディーン。彼が死去して60年以上経ちますが、その影響力はいまだに大きく、「若者」のアイコン的な存在となっています。
戦後間もない時期に彼やマーロン・ブランドなどの若きスターが世界中に広めたもの、、それが若者文化でした。
この若者文化は50年代に確立されたとされ、その背景にはテレビの普及や、交通網の発達による情報伝達の速さが大きく寄与したと言われています。
そしてこの時代の若者たちのスターと言えばマーロン・ブランド、そしてジェームズ・ディーンなどでした。
今回はジェームズ・ディーンと彼が「理由なき反抗」で愛用したジーンズ、リー「101ライダース」を見ていきたいと思います。
ジェームズ・ディーン
ジェームズ・ディーンは1931年にアメリカのインディアナ州マリオンで生まれました。
映画に端役でいくつか出演した後の1955年に『エデンの東』で初めて主役を演ることになります。彼はこの作品でケイレブ(キャル)・トラスクを演じ、初主演作にしてアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされます。
その後『理由なき反抗』『ジャイアンツ』に出演。一気にハリウッドの人気俳優に躍り出るものの、『ジャイアンツ』の撮影終了1週間後の9月30日、自動車事故によって還らぬ人となります。
まだ24歳の若さでした。
そのあまりに劇的な人生は一気に彼を伝説の存在に押し上げました。
今でも彼の墓地には献花が絶えず、時代を超えた青春の象徴とした。現在でも世代を超えて高い人気と影響力を誇っています。
Lee(リー)
Lee(リー)、はアメリカのカンザス州サライナで創設されました。当初は食品と雑貨の卸売業でしたが、1911年に独自の衣料工場を立ち上げ、デニムなどを作り始めるようになります。
他のジーンズブランドであるリーバイスやラングラーと並び、世界三大ジーンズブランドと呼ばれています。
Lee(リー)のジーンズの特徴は左綾織りのデニム地を使用していること。大半のデニムメーカーは右綾織りなのですが、Lee(リー)は左綾織りなのです。一般的にデニムに使用される糸も左綾織りのものが多く、そのためリーのジーンズは他のブランドのジーンズと比べて美しいタテ落ちする色落ちが楽しめます。ノンウォッシュの生デニムを一から育てていく楽しみも味わえそうです。
Lee「101ライダース」
そんなLee(リー)の代表的なモデルの一つが101ライダース。前述のとおり、ジェームズ・ディーンが「理由なき反抗」で着用したことで有名になりました。
その前身は1924年に発売開始された「リー・カウボーイ」というモデルです。このモデルはその名の通り、カウボーイのワークウェアとして誕生したジーンズでした。
しかし、第二次世界大戦が終わり、物資に余裕が出てきたことで、Lee(リー)の目線は新規顧客層である、一般の人や学生の関心を集める必要が出てきました。
そこで「リー・カウボーイ」は1946年に「リー・ライダース」へと名称変更されることになりました。
ストレートなシルエットは流行に流されない、まさに定番のモデルです。
また「リー・ライダース」は史上初めてジップフライが採用されたジーンズとしても有名です。
ジェームス・ディーンは、公私ともに「リー・ライダース」を愛用していたと言われています。
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Leeの代表作とも言える「101Z」はジェームス・ディーンが「理由なき反抗」で着用した事で一躍有名になったモデル。
シルエットは太すぎず細すぎない原点ともいえるレギュラーストレート
出典:https://lee-japan.jp/shop/g/gLM5101-446-28/
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