「ザ・ウォーク」は1974年、フランスの大道芸人のフィリップ・プティが行ったワールド・トレード・センターでの綱渡りの挑戦を描いた作品です。
「フォレスト・ガンプ」「キャスト・アウェイ」のロバート・ゼメキス監督作品。主演はジョゼフ・ゴードン=レヴィットが努めています。
めちゃくちゃ面白い作品です!!
この記事のコンテンツの目次を見る
「ザ・ウォーク」の予告編
「ザ・ウォーク」のスタッフ・キャスト
監督
ロバート・ゼメキス
脚本
ロバート・ゼメキス
クリストファー・ブラウン
原作
フィリップ・プティ『マン・オン・ワイヤー』(白揚社)
出演者
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
ベン・キングズレー
シャルロット・ルボン
ジェームズ・バッジ・デール
「ザ・ウォーク」のあらすじ
フランスの大道芸人のフィリップ・プティは路上でパフォーマンスをしながら生活していた。
ある日、そんな彼の目に留まったのは、アメリカで世界一高いビル「WTC(ワールド・トレード・センター)」が建築されるというニュースだった。
そのニュースを目にしたプティは師の反対を押し切り、妻とともにアメリカに渡る。そこで仲間を集め、世界初のワールド・トレード・センター間の綱渡りに挑む。違法ゆえに様々な困難に遭いながらも、1974年8月7日の早朝、プティはワールド・トレード・センターで世界初の綱渡りを開始する。
感想・レビュー
めちゃくちゃ面白い作品です。実際に各映画レビューサイトでも評価が高い作品です。
映画の冒頭、まるでファンタジーのようにジョゼフ・ゴードン=レヴィット演じるプティが観客に語り掛けるシーンから始まります。
このシーンのおかけで観客はすんなり映画の世界になじみ、引き込まれていくんですね。
そこから映画は様々な面を見せます。恋愛や師弟の確執など・・・。
しかし、ワールド・トレード・センターへの挑戦(当然ながら違法)へ一気にストーリーが加速すると、まるで『オーシャンズ11』や『ミッション・インポッシブル』のような緊迫感溢れる雰囲気へ変貌していきます。
そして実際の綱渡りの画面になると、そこは壮大な時間の流れる、ただひたすらに美しく息をのむ圧巻の映像美に包まれます。
退屈さはこの映画には存在しないといってもいいくらいです。
間違いのないスタッフ、キャスト!
主演・・・ジョセフ・ゴードン=レヴィット
(個人的に好きな俳優さんの一人。当初2014年の『ゴジラ』のオファーは彼に声がかかっていたみたいです。)
監督・・・ロバート・ゼメキス
(代表作に『フォレスト・ガンプ』』、『キャスト・アウェイ』、『フライト』、『マリアンヌ』など良作揃いです!)
正直、この二人の名前だけで「良い映画」の確率が高いなと思っていました。
公開時は割と地味な作品の印象が強かったですが、かなりの良作だと思います。
911テロへの言及は全くないですが、今はなきワールド・トレード・センターを舞台にした作品ということもあり、全編にわたってその影を感じることもでき、思い入れのある人にはノスタルジックな作品でもあったのではないでしょうか。
この記事を見た人におすすめ