この記事のコンテンツの目次を見る
「ミッション:インポッシブル」のスタッフ・キャスト
監督
ブライアン・デ・パルマ
脚本
デヴィッド・コープ
ロバート・タウン
スティーヴン・ザイリアン
製作
トム・クルーズ
ポーラ・ワグナー
製作総指揮
ポール・ヒッチコック
出演者
トム・クルーズ
ジョン・ヴォイト
エマニュエル・ベアール
「ミッション:インポッシブル」のあらすじ
感想・レビュー
絶対に子供の頃観てるんですが、ほとんどまったく忘れてしまっていましたね。
純粋に楽しく観れました。
今夏にはシリーズ第6作となる『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の公開を控えていることもあって、今回のレビュー作品に今作を選んでみました。
『ダイハード』や『エイリアン』もそうですが、5も6もシリーズとして続くほどのパワーを持った作品、その第一作目が面白くないはずはないと思います。
当然ながら『ミッション:インポッシブル』、面白かったですね~!
今作で初の映画プロデュースに乗り出したトム・クルーズ。この『ミッション:インポッシブル』シリーズは作品ごとに監督を変えるのがポリシーの1つでもありますが、この第一作目にトム・クルーズが選んだのは『キャリー』や『アンタッチャブル』で知られるブライアン・デ・パルマでした。
デ・パルマは作品によってその出来不出来が大きく変わってしまう監督なのですが、今作は興行的にも成功を納めています。
必要最小限のチームと、裏切りの応酬の中で、任務を続けるイーサン・ハント。
続編ではIMFのメンバーとしてベテランの熟練した存在として定着するイーサンですが、この作品では作戦中止の命令に背いて任務を遂行しようとするなど若く、野心的な一面も覗かせます。
演出や設定はムチャクチャな部分はあります。
例えば、イーサンが侵入を図るCIAの極秘部屋。
人の不在時は圧力感知装置、温度感知、レーザーなどで侵入者への防御対策はしていますが、肝心の監視カメラがない!
それに、圧力感知が、PC操作を行っているにもかかわらず作動しないのは妙ですね。
もちろんエンターテインメント作なのでいちいちつっこむのは無粋。
軽い気持ちで楽しめる作品だと思います。
後の作品のスケール感と比較すると若干地味な感じはぬぐえませんが、作品の持つ熱量は特筆すべきものがありますね。