今回は親子で観れるおすすめファミリー映画を特集!
いろんな意味で子供の教育にもなるかなぁと思う映画をピックアップしています。
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モノを大切にする心を育てる
トイ・ストーリー
トイストーリー3
1995年に公開された第一作目の「トイ・ストーリー」から15年。4歳だったアンディも17歳となり、今ではおもちゃで遊ぶこともなくなっています。
誰しも経験のあるおもちゃからの卒業をテーマにした今作。アニメ史上に残る名作ではないでしょうか?
おもちゃにとっての幸せを追求するストーリーの中で、おもちゃとの別れというクライマックスをこれほど感動的に、そして幸せに描いた作品は後にも先にもこの作品しかなく、また、この作品を越える作品も出てこないかもしれません。
小さい子供より、少し大きくなったころに観てほしい作品ですね。
もちろん大人の鑑賞にも耐えうる人気作です。
家族を大切に思える作品
リメンバー・ミー
「リメンバー・ミー」は2018年に公開されたディズニーのファンタジーアニメ映画です。
死者の世界に迷い込んだミゲルが出会った孤独な死者、ヘクター。
死者にはあるルールがあり、現世で自分のことを覚えている日とがいなくなったときに『2度目の死』を迎え 、死者の国からも消えて、存在がどこにもなくなってしまう。
二度目の死が迫っていたヘクターを救ったのは他ならぬ『家族の存在』。
残された家族のヘクターへの秘められた愛情の深さを知ったとき、きっと観ている人の心も深く満たされることでしょう。
親子で、もしくはおじいちゃん・おばあちゃんも含めた家族全員で観てほしい名作映画です。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲
子供とともに大人も楽しめる作品の最高峰の作品ではないでしょうか。
この映画『嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』の公開当時、子供の付き添いで鑑賞したはずの大人が泣いてしまうという現象が続出したそうです。
それもそのはず、今作は父親である野原ひろしにフォーカスを当てた作品でもあるからです。
自分の生まれ育った20世紀。それを抜けた21世紀では大人として振る舞っていかねばならない、その影にある一抹の不安と寂しさ。
子供時代を再度体験しているひろし。実際は子供だからこそ、叶わない願いもあります。
そこを救いに来たしんのすけにより、ひろしは今の暮らしにもまた素晴らしさが溢れていることに気づかされます。
「俺の人生はつまらなくなんかない!家族のいる幸せを、お前達に分けてやりたいぐらいだぜ!」
このセリフにはそんなひろしの気持ちがすべて詰め込まれています。
大人が観ても、子供が観ても、家族の大切さ、すばらしさが実感できるおすすめの映画です。
優しい心をはぐくむ映画
ナイトメア・ビフォー・クリスマス
「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」はティム・バートン監督のアニメ作品。
ハロウィンタウンのジャックが偶然見かけたクリスマスに憧れ、自分たちでもやろうとクリスマスの乗っ取りを画策します。
しかし、まともなクリスマスをやったことのないハロウィンタウンのメンバーは街のメンバーを怖がらせてばかり。。というあらすじ。
ジャックは決して悪い人ではないのですが、その気持ちは空回ってばかり。
人の気持ちをつかみきれないジャックが本当のクリスマスに出会うまでが描かれています。
その過程でジャックとともにきっと優しさとは何かを学べるかと思います。
小学生低学年でも大丈夫かな?かわいい作品で大好きです。
ネバーランド
実在の人物、ジェームス・バリの史実を交えながら、ピーター・パンという作品ができるまでを丁寧に描いたヒューマン・ドラマ。
スランプに陥っていた劇作家のジェームスは未亡人のシルヴィア・ディヴィス夫人とピーターを始めとする彼女の子供たちと出会いますが、子供たちの中でもピーターは父の死で心を閉ざしがちな子供になっていました。
彼らとの交流を通して、ジェームスは癒され、また彼らに感化され、新しい劇の制作に取り掛かります。その物語は「ピーターパン」。
しかしシルヴィアには病気の影が迫ってきていました-。
過激なシーンなどもなく、その分子供にも安心して観競ることのできる作品だと思います。
決して派手ではないですが、その分、落ち着いていて大人が観ても深く感動する映画です。
ライフ・イズ・ビューティフル
是非ハンカチの用意をしてから観てほしい作品ですね。
1997年のイタリア映画ですが、日本で公開されたのは2年後の99年だったかと思います。
第二次世界大戦中、ナチスの強制収容所に収容されたユダヤ人親子の物語です。
ロベルト・ベニーニ曰く、「どんな状況下でも人生は生きるに値するほど美しい」という信念に感銘を受け、物語を着想したとのこと。
僕が最初に見たのは中学生のころだったかと思います。小学生高学年~中学生くらいの年齢の子たちに観てほしい映画です。
フォレスト・ガンプ
『フォレスト・ガンプ』は『うすのろフォレスト』のまっすぐな生き方とそれを翻弄しつつ、優しく後押しするようなアメリカの時代の激動と人生を描いた作品。
時代の流れに翻弄されているようでも、フォレストの純心さで逆に時代時代、場面場面でしっかり輝いている。時に流れに身を任せるように人生を漂い、でも愛する人をひたすら思い続ける一途さ、純粋さを同時に抱えている。そんなフォレストの生き方。
それはまさに人生讃歌に満ち溢れています。
『人生はチョコレートの箱、開けてみるまでわからない』
アメリカの名台詞にも選ばれた言葉ですが、チョコレート、という言葉が人生はどこか希望の詰まった、そんな箱なんだということを感じさせてくれます。
僕が初めてこの映画を観たのは小学校5年生の頃ですが、その感動は20年たった今も変わらず、心を癒し続けてくれます。
映画の楽しさを教えてくれる作品
ホーム・アローン
バック・トゥ・ザ・フューチャー
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は1985年公開のSF映画です。高校生のマーティ・マクフライが友人のドクが作ったデロリアン型のタイムマシンで過去にタイムスリップする物語。
1985年のアメリカ カリフォルニア州ヒルバレー。ロックとコーラが好きな高校生のマーティ・マクフライは知り合いの博士、ドクとタイムスリップの実験をするが突如現れたリビアの過激派から逃げるため、デロリアンに乗り込むが、操作ミスで30年前の1955年にタイムスリップしてしまうー。
公開当時全米で大ヒットを記録し、「フューチャー現象」を巻き起こしたほどの人気作です。
この映画は小学生のころ、当時の担任の先生から教えてもらいました。
確かに面白い!この作品を通して映画のおもしろさに目覚めた人も多いのではないでしょうか?
今なお色褪せない、SF映画の名作です。