こんにちは!個人的にどうも恋愛系の映画って得意じゃないです。特に日本の高校生たちを描いたような甘すぎる作品はどうも好きになれません。
しかし、まぁ中にはこんな僕でも『面白いじゃん!』と思える恋愛映画があるのも事実です。
今日はそんな面白いおすすめの恋愛映画をご紹介します!
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最後の恋のはじめ方
ウィル・スミス主演のラブコメ映画。『レジェンド・オブ・メキシコ』で悪女を演じた、エヴァ・メンデスがヒロイン役ですね。
ストーリーは王道なんだけど、ウィル・スミス(ヒッチ)がアルバートのデート・コンサルタントをするシーンやウィル・スミスに間違ってキスするシーンなど、コメディパートが面白い作品。
ホリディ
心温まるストーリーと、恋愛にとどまらない、世代を超えた友情や、親と子など様々な人間とのつながりを鮮やかに描いていて、日本でも評価の高いロマンティック・コメディ映画です。
キャッチコピーは「人生に一度だけ、誰にでも運命の休暇がある」
ちなみにこの映画ではジュード・ロウがまだ髪がふさふさです!そういうところもおすすめ!(笑)
(500)日のサマー
『(500)日のサマー』は2010年公開のマーク・ウェブ監督、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネル主演の恋愛映画です。
時系列をあえてバラバラにしたり、エキセントリックな描き方を交えながらも、恋愛における男女の心の「ズレ」を時にユーモラスに時に切なく描き出した作品です。
ズーイー・デシャネルが小悪魔な女の子「サマー」を演じたこちらの作品は、ファッションのかわいらしさがサマーの魅力をさらに引き立てています。
クリスティーナの好きなコト
恋愛映画というよりかは女子会系の映画かな?
そもそもは大槻ケンヂさんの著作で紹介されてたんですよね。
で、下ネタが凄いと。マジかと思ってみてみたらやっぱり凄い。
まぁ僕はクリスティーナというよりはその親友のジェーン絡みのシーンが特に好きで、クリーニング店に○○○○のシミがついた服を持っていく場面は特に気に入ってます。
本当は誰にも知られたくないのに、店主には汚れの種類を詳しく訊かれるわ、生徒をつれたかつての小学校の恩師とバッタリ店内で再会するわ、そこには顔見知りの神父さんまで加わってしまう始末。
瞬く間に窮地に立たされるジェーンの困り顔がキュートです。
ぼくのエリ 200歳の少女
吸血鬼を題材にした、とてもキレイで、切ないホラーです。
刹那的な今という時をただエリと生きようとするオスカーの生き方の儚さは哀しい青春と呼ぶにふさわしく、ある意味では純愛映画とも言えます。
そんな危うくも美しい二人の関係、そして、エリの吸血鬼ゆえに「人の血がなければ生きられない」という業からくるホラー描写とサスペンス。
北欧の透けるような白銀の中、いじめ、殺人、離婚などの社会的な暗い要素とエリとオスカーの関係の純粋さが対照的に絡み合い、退屈させない作品になっています。
エリザベス・タウン
シューズデザイナー、ドリューは開発した新商品のスニーカーが世界的に大コケ。会社は破産の事態に。彼は自殺を試みるほど落胆し追い詰められるが、父の葬儀のためにケンタッキー州のエリザベス・タウンへ向かう飛行機の中でCAのクレアと知り合う。
クレアと過ごす日々の中で自殺しようとしていたドリューは再び人生に前向きな一歩を踏み出す。
一言で言えばこんな内容ですね。映画の中の時間としては一週間に満たないくらいだと思います。
この映画を観ると、『簡単に人生を諦めるのはもったいない』というように思います。
たかだか一週間足らずの時間の中にさえ、自分の人生を前向きに変えてくれる『何か』が待っているのだとしたら、みすみすそれを逃すことはできないですよね。
「エリザベス・タウン」のレビューはこちら
アバウト・タイム~愛おしい時間について~
絶対これ面白い!と思って見始めたらやはりとても面白かったです。
『バタフライエフェクト』や『時をかける少女』のようなタイムトラベルモノですが、そうシリアスなものでもなく、ただ平凡な幸せを追っていく、ハートフルな作品でした。
ちょっと冴えない男の子のティムは21歳を迎えた時、父親から一族の男にはタイム・トラベルの能力があることを教えられます。タイムトラベル能力を得たティムは、その能力を『彼女探し』に使おうとしますが・・・。
毎日をもっと大切に、そして当たり前の大切さがひしひしと実感できる、心温まる恋愛映画です。
「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」のレビューはこちら
ノッティングヒルの恋人
「ノッティングヒルの恋人」は1999年公開のジュリア・ロバーツ・ヒュー・グラント主演の恋愛映画です。
冴えない男と、スター女優が恋に落ちる。
古典的なプロットですが、演じた俳優の魅力が映画を傑作に仕上げています。
序盤はできすぎたようにトントン拍子にアナとウィリアムの恋は進展していきます。かといってありきたりのストーリーで退屈かといえば意外とそうでもなく、日常の生活のなかにいきなりスターが現れたウィリアムの友人の戸惑いは今作のメインのコメディパートになっていますし、そこに自然に馴染んでいくアナのチャーミングさはストーリーとは別のところでとても魅力的です。
ヒュー・グラントの演じる役柄は冴えない男と共に、『どこか子供っぽさをもった男』というのも非常に多いです。
それはそのまま役柄における『弱点』であったり、乗り越えるべき『課題』になってしまうこともあるのですが、今作に置いてはそれは『純粋さ』というプラスの側面を役柄に与えているように思います。
さて、順調に進んだ二人の恋愛劇はその後ねじれては焦らして焦らして、私たちの『こうなるだろうな』という予想を裏切り続けます。
だからこそのクライマックスの感動はじんわりと胸に温かいものが迫ってきます。