ウィル・スミス主演のラブコメ。
大体こういうラブコメって邦題がダサいでしょ?『恋するベーカリー』とか。
これも最初はそう思って敬遠してたんだけど、面白くて今では大好きな一本。
『レジェンド・オブ・メキシコ』で悪女を演じた、エヴァ・メンデスがヒロイン役ですね。今作でも男勝りな役柄です。
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「最後の恋のはじめ方」のスタッフ・キャスト
監督
アンディ・テナント
脚本
ケヴィン・ビッシュ
製作
ジェームズ・ラシター
ウィル・スミス
テディ・ジー
製作総指揮
ウィンク・モードーント
マイケル・タドロス
出演者
ウィル・スミス
エヴァ・メンデス
「最後の恋のはじめ方」のあらすじ
アレックス・ヒッチンス(ヒッチ)はデート・コンサルタント。
自分の過去の苦い経験を活かして、依頼人の恋が叶うようにセッティングや行動に対してコンサルタントする仕事をしている。
彼の信条は『どんな女性でも状況次第で必ず落とせる』だが、今回の依頼主、アルバートの想い人は誰もがその名を知るスーパーセレブのアレグラ・コール。その上アルバートは容姿もセンスも何もかも冴えない男。
だが、純粋なアルバートの恋心にヒッチは彼のコンサルタントをすることを決める。
そんなヒッチはある時ダーツバーで新聞記者のサラ・ミラスと出会う。
自分の仕事を隠しながらデートを重ねるヒッチ。
そんな中、アレグラを追っていたサラは、アルバートとヒッチの存在を疑うようになる。
更に親友がデート・コンサルタントのせいで傷ついたと知り、ますますヒッチに対する疑惑は大きくなる。
果たしてアルバートとアレグラ、そしてヒッチとサラの恋は上手くいくのか?
感想・レビュー
ストーリーは王道なんだけど、アルバートのデート・コンサルタントをするシーンやウィル・スミスに間違ってキスするシーンなど、コメディパートが面白いですね。
こういう系の映画ではダントツでレベルが高いのではないでしょうか?
アルバートがヒッチにダンスを披露するシーンは演じたケビン本人の発案のダンスです。
・ピザを作るダンス
・耳かきをするダンス
が本編で披露されましたが、メイキングではその他に
・灯台
・スロースリラー(マイケル・ジャクソンの「スリラー」の振り付けのスローバージョン(!))
なども踊っています。スロースリラーのシーンでは監督のカットの声とともにたまらず吹き出し爆笑するウィル・スミスの様子が映っています。
この映画の面白さはアルバートがかなり担っているんですよね。それとウィル・スミスのキャラクター。
日本のバラエティーでみせる陽気さと、ヒッチとして対外的に見せる陽気さは通じるものがあって、より役柄を魅力的にみせています。
まぁストーリーは王道パターンでわかりやすいのでストーリーの感想は割愛しますね。
あと、ラストシーンが僕はすごく好きで、北野武監督の『座頭市』みたいに主要キャストのダンスシーンで終わるんですが、仲のよさ、フランクさが垣間見えてとても気に入っています。
この映画がきっかけで自分がもし結婚式とかするんなら絶対ガーデンウェディングがいいなぁと密かに思ってます(笑)。