日中合作映画『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』。
10年越しの企画の実現。製作費に150億円かけた作品なのですが、「邦題詐欺」ではないか?という声も上がっています。
というのも映画を観た人から物語の主役は「空海ではなく猫だ」という声も上がっている空です。
そもそも原題は『妖猫傳』。英題も『Legend Of The Demon Cat』で、そちらは映画の内容にマッチしたタイトルですが、日本では空海をタイトルに冠することで日本人向けにしたそうです。
さて、今回はそんなタイトルと中身がちぐはぐな映画=邦題詐欺みたいな作品をご紹介します。
この記事のコンテンツの目次を見る
ドリーム 私たちのアポロ計画
米国初の有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」に関わった黒人女性たちを描いた作品。
ん?なのになぜ全く別のアポロ計画の名前を付けてしまったのでしょうか。
もちろんアポロ計画の方が有名ではありますが。。結局「ドリーム」に邦題は変更されたようです。
ゼロ・グラビティ(原題:GRAVITY)
原題と邦題で意味が真逆な今作。
邦題だと否応なしに宇宙を連想させますが、原題のGRAVITYは「重力」でそれこそが主人公がずっと欲していたものであり、地球の象徴であり、「無重力」とは比較にならないほど重いもの。
どちらの方が好きかは観る人によりけりでしょうね。このパターンは。
関連記事:【レビュー】「ゼロ・グラビティ」完璧な無重力描写と最大限の人間ドラマ
バリー・シール/アメリカをはめた男
トム・クルーズ出演作品。原題は American Madeです。
「アメリカをはめた男」のタイトルですが、実際には「アメリカにはめられた男」の方が内容としては正しく、合致しています。
アメリカをはめた男、の方が興味がわくのは理解できますが。。。意味逆じゃん。
『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』の商品購入はこちら