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NIKE(ナイキ) コルテッツ
コルテッツは1972年に発売されたナイキの記念すべき初のスニーカーです。ナイキはもともと日本のス二ーカーブランド「オニツカタイガー」のアメリカ国内での輸入販売会社として創業しました。(当時の社名はブルーリボンスポーツ社)
そんないきさつもあってコルテッツのデザインはオニツカタイガーの「タイガーコルテッツ」というモデルが元になっています。
発売から今に至るまで、完売休止をはさみながらも、他の靴と比べてパーツの少ないシンプルなフォルムと履き心地のよさで、ファッションアイテムとしても幅広い層に受け入れられています。
発売された当初はレザーだった素材も、現在はレザーに加えナイロンなどいったさまざまな素材使いとカラーバリエーションで展開されています。
こうしてナイキのコルテッツは1971年に発売されて以来、今に至るまで半世紀近くにわたって高い人気を誇るスニーカーとなっています。まさに数あるクラシックスニーカーの中でも特別なスニーカーと呼べるのではないでしょうか。
このスニーカーが登場する映画はこれ
フォレストガンプ
1994年公開のロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス主演のヒューマンドラマです。
第67回アカデミー賞作品賞、第52回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞を受賞するなど、評価も高く、今なおヒューマン映画として高い人気があります。
キャッチコピーは「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない」
NIKE(ナイキ)バンダル ハイ
同じくNIKEのスニーカー。オリジナルは1984年にリリースされています。コルテッツがランニングシューズだったのに比べ、こちらはバスケットシューズ、いわゆるバッシュですね。
90年代に大流行したエア搭載モデルではないですが、ここで紹介するように「ターミネーター」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などの名作映画に”出演”した映画同様に名作スニーカーと言えます。
このスニーカーが登場する映画はこれ
ターミネーター
未来から来た殺人ロボットと、それに狙われた女性、彼女を守るために同じく未来から来た戦士が現代で闘うというストーリー。
低予算でありながら、斬新な設定とよく練り上げられた脚本で世界中で大ヒットしました。
アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェームズ・キャメロンの出世作。
劇場ではカイル・リースがナイキの黒と銀のカラーのバンダルを履いていることで有名になりました。
黒と銀のカラーはなかった・・・買えるやつで似ているものはこれでした。
NIKE(ナイキ)バンダル ハイ
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ではドクがオレンジカラーを履いていました。
このスニーカーが登場する映画はこれ
バック・トゥ・ザ・フューチャー
公開当時全米で大ヒットを記録し、「フューチャー現象」を巻き起こしたほどの名作SF映画です。
映画の中でドクがタイムスリップの実験中、デロリアンから降りた時の足元は鮮やかなカラーのナイキ バンダル ハイでした。
オニツカタイガー タイチ
出典:https://sneaker-book.com/onitsuka-tiger-tai-chi/
このスニーカーが登場する映画はこれ
キル・ビル
『キル・ビル Vol.1』はクエンティン・タランティーノ監督・脚本の2003年の映画です。
コンバース オールスター ハイ
1917年にバスケットボール専用のシューズとして発売されたのがオールスターでした。発売から現在に至るまでその歴史の長さにかかわらずほとんどフォルムも変わらず、非常に完成されたデザインでした。特に当時としてはハイカットのデザインは斬新で、現在でもシンプルで完成度の高いデザインは合わせるファッションを選ばず根強い人気があります。スニーカーの一つのベーシックな形を作り上げたとも言えます。
ギターでいうならフェンダーのストラトやギブソンのレスポールのような始祖的なプロダクトですね。
このスニーカーが登場する映画はこれ
アイ,ロボット
2004年公開のウィル・スミス主演、アレックス・プロヤス監督のSF映画です。
アイザック・アシモフの短編を原典として映画化した作品なのですが、VS機械モノとしてみると「ターミネーター」のようなロボットの形でオーソドックスな構図ですね。
映画の冒頭、「2004年物のヴィンテージ」としてウィル・スミスがデッドストックのコンバース オールスターを購入する場面があります。(劇中の設定は2035年)
全く同じではないですが、同じくブラックのハイカットのレザーモデル。