【トリビア裏話】スーツアクターの正体は?プレデター制作秘話まとめ

プレデターのデザインはジェームズ・キャメロンのアイデアが生かされている

プレデターのクリーチャーデザインはスタン・ウィンストンが担当しました。

スタン・ウィンストンと言えば、特殊メイクの大家。

ジェームズ・キャメロン監督の『ターミネーター』の特殊メイクで脚光を浴び、同じくキャメロンの『エイリアン2』ではアカデミー賞の視覚効果賞を受賞。これを皮切りに『ターミネーター2』では視覚効果賞とメイクアップ賞、スピルバーグ監督の『ジュラシック・パーク』でも視覚効果賞を受賞しています。

プレデターのインパクト大のデザインはウィンストンがスタジオに向かう飛行機の中でクリーチャーのデザインをしていた時、たまたま一緒になったジェームズ・キャメロンが節足動物の下顎を参考にすることを提案したことがきっかけとなっています。

ちなみに『プレデター』のジョン・マクティアナン監督にスタン・ウィンストンを紹介したのは『ターミネーター』の主演も務めたアーノルド・シュワルツェネッガーだそう。

一作目のプレデターはまだ子供⁉

スピンオフ作品『エイリアンVSプレデター』。同作の監督を務めたポール・W・S・アンダーソンによると、プレデターがエイリアンと戦うのは彼らの成人になるための通過儀礼の意味を持たせたそうです。

エイリアンよりはるかに劣る人間を相手に狩りをしていた1作目、2作目のプレデターについては「彼らは僕の認識では大人ですらない」と『エイリアンVSプレデター』のコメンタリーで発言しています。

当初プレデター役はジャン=クロード・ヴァン・ダムだった

当初プレデターのスーツアクターはジャン=クロード・ヴァン・ダムでした。
しかし、映画ではプレデターは光学迷彩をしており、ほとんど姿が見えないこと、また姿が見える後半でもシュワルツェネッガーとの肉弾戦の場面はほとんどなく、得意のマーシャルアーツを披露することもできないため、撮影二日目に降板したという逸話があります。

ジャン=クロード・ヴァン・ダムの後任としてスーツアクターを務めたのはケヴィン・ピーター・ホール。彼は身長が220センチという長身でした。

『プレデター』の監督は『ダイ・ハード』も監督している

『プレデター』の監督ジョン・マクティアナンは、プレデターが監督2作目の映画でした。
彼が『プレデター』のヒットの次に取り組んだ作品がかの名作アクション映画、『ダイ・ハード』だったのです。

『プレデター』の撮影中、シュワちゃんは漏らした!?

映画サイト『クランクイン!』にアーノルド・シュワルツェネッガーの衝撃的な告白が掲載されていました・・・・

 『シュワルツェネッガー/プレデター』(87)を若い時に観たというファンが“大”を漏らしそうなほど怖かったが、シュワちゃんはどうか?と聞くと、なんと、実際に“大”を漏らしそうな事態になったと、シュワちゃんが衝撃の告白!「プレデターのせいじゃないけどね。映画の撮影中、(メキシコの)プエルト・バジャルタで本当に体調が悪くなったんだ。詳細は話さないでおくけど、(撮影で)走っていたら、もう出てきそうで。道の端に走った(用を足した)けど、通りすがりの車からは、いい見世物だったと思うよ」。

出典: A・シュワルツェネッガー「ターミネーターはやりたくなかった」と激白!爆笑話も披露 /2014年1月24日 – セレブ&ゴシップ – ニュース – クランクイン!

『プレデター』は『ロッキー』シリーズから生まれた?

ハリウッドでは映画『ロッキー4/炎の友情』の公開後、もはやロッキーバルボアは地球上には戦う敵がいなくなったから次回作はエイリアンと戦わせるしかないとのジョークが出回りました。
『プレデター』の脚本家のジムとジョン・トーマスの兄弟はそれを真に受け、『ハンター』という題の脚本を執筆しました。これがジョエル・シルバーの手に渡り、『プレデター』へと発展していきました。

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