うすのろフォレストといわれながらも、純真な心でアメリカの激動の時代を歩いていく、、、ロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス主演の映画、『フォレスト・ガンプ』。
第67回アカデミー賞作品賞や第52回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞を受賞するなど間違いなく名作映画の一つだと思います。
今回はそんな『フォレスト・ガンプ』の裏話、トリビアをご紹介します!
羽が舞うシーンにかかった費用はたけし映画一本分
映画の冒頭で、フォレストが開いた本の中からひとひらの羽根が舞い上がります。とてもファンタジー色あふれる演出で、これからの物語を予感させるオープニングなのですが、じつはこの羽根のシーンは非常に多くの予算がかかっていることでも有名です。
北野武監督いわく、「あのシーンだけで自分の映画が一本撮れる」と言うほど。
北野武監督作品は決して日本映画の中でも高いほうではないのですか、それでも、一つのシーンにそれだけの費用を注ぎ込むロバート・ゼメキス監督、恐るべしです。。
年齢差
この映画でフォレスト・ガンプを演じたトム・ハンクスと、その母親役を演じたサリー・フィールドの年齢差はわずか10歳しかありません。
原作者は怒ってる??
劇中のセリフである
「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない(Life is like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get.)」
が『アメリカ映画の名セリフベスト100』の第40位となり、さらに第67回アカデミー賞作品賞や第52回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞を受賞するなど、まぎれもなく名作映画と呼んでいい作品なのですが、原作者のウィンストン・グルームは映画の出来に不満を持っているそう。
原作はフォレストが宇宙へ行ったりとさらにスケールの大きいものではあるのですが、ウィンストン・グルームは原作の荒い言葉遣いが幾分丸くなっていたり、性的描写といったものが排除されていたり、当たり障りのないものになっていた点に不満を感じていたそうです。