【ジーニーの制作秘話も】実写版「アラジン」のトリビア・裏話特集

『アラジン』は2019年に公開されたファンタジー映画。
ディズニーが1992年に製作したアニメーション映画の『アラジン』の実写化作品になります。

監督は「スナッチ」で注目を集めたガイ・リッチー。主演はウィル・スミス、メナ・マスード、ナオミ・スコットが務めています。

今回はそんな実写版「アラジン」のトリビア・裏話を特集します!

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原作ではカットされていたシーンが復活

原作のディズニーのアニメーション映画『アラジン』では冒頭に行商人が視聴者に物語を語りかける始まりかたでした。

その男の正体はジーニーということがエンドロールで明かされる予定でしたが、最終的にそのシーンはカットに。

実写版の『アラジン』では行商人ではなく、船乗りが物語を語り始めるのですが、その正体は魔神から解放されて自由になったジーニーの姿なのでした。

最初はジーニー役のオファーを断っていたウィル・スミス

原作のジーニーの声優を務めていたのはロビン・ウィリアムズ。

ロビン・ウィリアムズとジーニーの結び付きは強く、原作のジーニーの顔や動きまでロビン・ウィリアムズを参考にしていたと言われています。

ウィル・スミスも実写版でのジーニー役のオファーを聞いたときはジーニーにおけるロビン・ウィリアムズという存在の大きさから一度はオファーを断ったそうです。

ウィルは「電話でジーニー役をやってくれと言われたんだけど、僕は『いやいや,ノーだよ』って言ったんだ。だって(オリジナル版の)ロビン・ウィリアムズが最高だったからね。もうジーニーというものが彼によって確立されていたから、それにはあまり触れないほうが良いと思った」と、最初は出演を悩んだという。

出典:https://www.tvgroove.com/?p=13264
「アラジン」ウィル・スミス、最初はジーニー役を断っていた! その理由とは・・・?[動画あり] | tvgroove



しかし、正式にOKを出す前にジーニーの音楽「フレンド・ライク・ミー」を歌ってみた中、これまでの自分のキャリアを活かして新しいジーニー像を加えることができるのではという想いが膨らみ、今回のジーニー役を引き受けたという逸話があります。

「OKを出す前に、プロデューサーの前でいろいろ試しながら『フレンド・ライク・ミー』を歌ってみたんだ。オールドスクール(ヒップホップ創成期)の名曲、ハニードリッパーズの「Impeach The President」のドラムスを入れてみた瞬間、これこそ僕のやりたいジーニーだ、というのが見えた。「I Know You Got Soul」(Eric B & Rakim)もインスピレーションを与えてくれたね。ジーニーはランプの中という狭いスペースに1万年も閉じ込められていたんだ。音楽によって、外の世界に出たら思いっきり楽しみたい、楽しいことが大好き、パーティー大好き、といったキャラクターが生き生きと浮かび上がってきました」

出典:https://www.huffingtonpost.jp/entry/aladdin-will-smith-interview_jp_5d049899e4b0985c419deca0
ウィル・スミスが明かす実写版『アラジン』の裏話! 「僕が全身青く塗りたくっていると思っている人が多いけど…」 | ハフポスト

青いジーニーはCG

実物のウィル・スミスと比べて、明らかに体格のいい青いジーニー。

ワークアウトでもして体重を増やしたのかな?と思いきや、この青いジーニーの時のウィル・スミスは全てCGで作られているとのこと。

ウィル・スミスいわく、CGだからこそセリフを何回も変えることができたとのことです。




ダンボのオファーもされていたウィル・スミス

同じくディズニーアニメーション原作の実写映画『ダンボ』。

ティム・バートンがメガホンをとったこちらの作品のオファーもウィル・スミスのもとには届いていました。

『グレイテスト・ショーマン』の作曲家も参加

ラ・ラ・ランド』や『グレイテスト・ショーマン』の音楽を手掛けたベンジ・パセックとジャスティン・ポールも今作に参加しています。

二人が手掛けたのはジャスミンが歌う実写版『アラジン』のオリジナル楽曲の「speechless」。

原作に比べてより自立した女性として描かれるジャスミンを象徴している楽曲です。

ガイ・リッチーがメガホンをとったきっかけ

「スナッチ」で注目され、「シャーロック・ホームズ」や「キング・アーサー」の監督を務めてきたガイ・リッチー。

彼がディズニー原作の映画を撮るのはなんだか意外な気もしますが(僕も映画館でオープニング・クレジットを見て驚きました!)、監督を務めたきっかけは子供達だったといいます。

リッチー監督は、「僕には5人の子供がいる。だからファミリーに向けた映画を作ることには大きな魅力を感じていたんだ!」とその理由を語る。さらに「僕は、『アラジン』のオリジナルのイメージをすっかり洗い流してしまうほど過度にやり過ぎることなく、且つこの作品にフレッシュさを与えて、より価値あるものに仕上げるのに十分な技術と経験を持っているよ」と続け、オリジナルに敬意を表しつつ、よりエンターテインメント性の高い作品に仕上げる自信があることを打ち明けた。

出典:https://realsound.jp/movie/2019/05/post-359306.html
ガイ・リッチー、『アラジン』監督のきっかけを激白 「十分な技術と経験を持っているよ」|Real Sound|リアルサウンド 映画部



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