ホアキン、デ・ニーロも!『JOKER』のトリビア・裏話特集!

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「JOKER」とは

『JOKER』とは2019年に公開されたホアキン・フェニックス主演のスーパーヒーロー映画。バットマンの敵であるジョーカーがどのようにして誕生したのかが明かされます。第76回ヴェネツィア国際映画祭でスーパーヒーロー映画として初めて金獅子賞を受賞しました。

あらすじ

アーサー・フレックはコメディアンを目指す中年男性。
病気の母を抱え、孤独で貧しい日々を送っている。

彼は脳の損傷により、発作的に笑い出すという病気を抱えながらピエロの扮装をしてあらゆる場所に派遣される仕事をしていた。
しかし、ある時とある店のセールの看板を持って仕事をしていたときに街の不良達に襲われ、看板は壊され、自身も酷い暴行を受ける。

アーサーは同僚から護身の一つとして銃を渡されるが、小児病棟で 子供達の慰問の仕事をしていたときに携帯していた拳銃を落としてしまい、雇用主から「なぜ小児病棟に拳銃を持ち込んだのか」と詰問され、雇用先をクビになってしまう。

失意のあまりピエロメイクのままで電車に乗るアーサー。すると向かいの若い三人組の男が女性に絡んでいるのが目に入る。

苛立ちながらも傍観を決め込むアーサーだったが、そんなときに笑いの発作が出てしまう。
それをきっかけに男達のからかいの対象はアーサーに切り替わる。
やがてからかいは暴行へと変わり、耐えきれなくなったアーサーは一人を射殺。そして続けて残りの二人も射殺する。

この事件を機に、アーサーの中の狂気が徐々に芽生えてゆく。

「JOKER」のトリビア・裏話特集!

ホアキン・フェニックスの過酷な減量

ウディ・アレン監督の2015年の映画『教授のおかしな妄想殺人』では中年太りの念相応な体形だったホアキン・フェニックスですが、2019年の『ジョーカー』では23Kgの減量に成功。

監督のトッド・フィリップスはもっと早くから無理なく痩せてほしいと思っていたとのことですが、ホアキン・フェニックスはクラインクインの4ヶ月前からダイエットを始めるという短期での強行策に出ています。

その方法は最初の2ヶ月ではカロリー制限とワークアウト、撮影開始前の2ヶ月間は、栄養士によるカロリー制限とダイエットを実行したそう。

ちなみにトッド・フィリップスによるとその内容は基本的に1日にリンゴ1個だけというというダイエットだったそう。

普段は食べることが大好きなホアキンですが、この減量の日々ではビタミンやミネラルといった必要最低限のもののみを摂取し、カロリーは摂らなかったとのこと。(ちなみにホアキン・フェニックスはヴィーガン。)ホアキン・フェニックスはこのダイエットの日々について、過酷ではあったものの、アーサーを演じるうえでの役作りに非常に役に立ったと語っています。

ホアキンとデ・ニーロとはソリが合わなかった

上記のように過酷な役作りをするという意味ではロバート・デ・ニーロの役作り「デ・ニーロ・アプローチ」と共通点が多いようにも感じますが、事前に脚本の読み合わせを通して作品全体を把握しておきたいロバート・デ・ニーロと、演技はドキュメンタリーとして事前の脚本の読み合わせを拒否するホアキン・フェニックスは撮影中はソリが合わなかったそう。

実際に事故したテイクを使った

過酷な減量により、筋肉まで落としてしまったホアキン。そのために演技の途中での負傷リスクが監督のトッド・フィリップスにとっては心配だったそうです、

実際にホアキン演じるアーサーが裏道でなにかを蹴るシーンでホアキンは実際にそのとき足を痛めて地面に倒れこんでしまいました。そのシーンはホアキンの負傷により再撮影できなかったことから映画でもそのまま使われているそうです。



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