オッス!オラ悟空!
いやいやいや、はい、こんばんは。
みなさん、仕事やお勉強中につける作業用のBGMってなんですか?
僕最近ずーっとPCでバラエティ番組の音声だけ聞いてたんですよ。作業用でね。
で、いまちょっといいなーと思うのが、特典映像とかでよくある、オーディオ・コメンタリーですね。できれば邦画がいい。日本語で音として聞き取れるし、その分耳だけで聞いてればいいし。ちょっとしたラジオ感覚でもあります。
そんな観点から話すとやはり上質なコメディのオーディオコメンタリーは面白いっ!
この記事のコンテンツの目次を見る
三谷幸喜監督のオーディオコメンタリー
真っ先に頭に浮かんだのですが、三谷幸喜作品のオーディオコメンタリーなんて最高ですね~!
三谷幸喜監督自身、特典映像が大好きとのことで、オーディオコメンタリーにも力が入っています。
『ザ・マジックアワー』のオーディオコメンタリーは佐藤浩市さんと収録したものに加え、佐々木恭子アナウンサーと収録したものの2本が入ってますし、『ステキな金縛り』では深津絵里さんと西田敏行さんを交えた3人でオーディオコメンタリーを収録されています。
西田敏行さんも一流のエンターティナーなのでトークがめちゃくちゃ面白いんですよね。
撮影の裏話だったり、何気ない会話からその人の役柄ではない、素の部分を知ることができたり。。。
『ザ・マジックアワー』の綾瀬はるかさんと伊吹五郎さんは裏設定では親子だったりだとか、『ステキな金縛り』で生瀬勝久さん演じるタクシー運転手の髪が禿げても長髪(まるで落ち武者のような髪型なのです)なのはパンクロッカー時代の名残という裏設定を聴くことができ、登場人物についてもより深く知ることができます。
三谷幸喜監督作の商品購入はこちら
三木聡監督のオーディオコメンタリー
三谷幸喜監督以外だと、三木聡監督作のオーディオコメンタリーも面白いです。
三木聡監督作の特徴としてバカバカしい大量の子ネタや小道具があるんですが、オーディオコメンタリーでなぜそれをチョイスしたのかやそのアイテム、演出にちなんだ監督自身の思い出や背景を知ることができるんですね。
例えば、『図鑑に載ってない虫』では松尾スズキさん演じるエンドーが呼び鈴に瞬間接着剤を塗る(!)というイタズラをします。
実はこれ、監督が小さい頃に流行った遊びなのだそう。もちろん真似したらダメなやつですが。
他にもエンドーが公園で寝ていると顔にアリが群がっていたりだとか、監督自身の体験などから着想を得たエピソードがふんだんに織り込まれていて、聴いているだけで面白かったり、また自分たちの若いころとはまた違った文化(というと大げさですが)を知ることができたりします。
「図鑑に載ってない虫」の商品購入はこちら
映画のいろんな裏話や与太話が聞けるオーディオ・コメンタリーの世界。おすすめです。