きょうの裏話はダイハードです。
当時のヒーローといえば、『ランボー』や『コマンドー』(!)のように、ものすごい体力と好戦的な男が片っ端から敵をなぎ倒す、というものがおおかったのですが、
(※注 ランボー一作目は世間一般のランボーのイメージとはまた違う映画です。)
マクレーンはイヤイヤながら戦わざるをえない状況になり、そして頭も使いながら敵をなんとか倒す、そんな現実味の強いキャラクターでした。
ブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーン、世界一ついていない男として有名ですが、当時このマクレーンのキャラクター像は斬新だったのではないでしょうか?
さて、話が長くなってしまいました。
このダイハードの一作目、ラストはアラン・リックマン演じるテロリストのボスが、ナカトミビルから落下して死亡
(明確な死の描写はないけど、あの高さから落ちたら誰でも死ぬな。。)
という落ちでした。落ちる瞬間のアラン・リックマンの驚きの表情が印象的です。
まぁそれもそのはず。
本テイクで使われたのは演技ではない、アラン・リックマンが本当に驚いた顔だったからです。
これ芸人さんのドッキリと変わらないレベル。。。
アラン・リックマンは惜しくも2016年に亡くなりましたが、印象に残る作品を多く残してくれました。