【レビュー】「ダイ・ハード」はやはり色あせない名作だった!

「ダイ・ハード」は1988年に公開されたジョン・マクティアナン監督、ブルース・ウィリス主演のアクション映画です。

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「ダイ・ハード」のスタッフ・キャスト

監督
ジョン・マクティアナン

脚本
スティーヴン・E・デ・スーザ
ジェブ・スチュアート

製作
ローレンス・ゴードン
ジョエル・シルバー

撮影
ヤン・デ・ボン

出演者
ブルース・ウィリス
アラン・リックマン
アレクサンダー・ゴドノフ
ボニー・ベデリア

「ダイ・ハード」のあらすじ

ニューヨークの刑事ジョン・マックレーン(ブルース・ウィリス)は、クリスマス休暇を妻ホリー(ボニー・ベデリア)と2人の子供たちと過ごすためロサンゼルスへやってきた。ホリーは日本商社ナカトミ株式会社に勤務し、夫と離れこの地に住んでいるのだった。

ジョンは、クリスマス・イヴの今日、ナカトミの社長タカギ(ジェームズ・シゲタ)の開いている慰労パーティに出席している妻を訪ね、現代ハイテク技術の粋を極めた34階建ての超高層ナカトミビルに向かうのだった。

ホリーは単身赴任によって、結婚と仕事の両立に苦しんでいたが、再会したジョンを目にすると改めて彼への愛を確認するのだった。

ところがパーティも盛りあがりをみせた頃、13人のテロリストがビルを襲い、事態は混乱を極める。リーダーのハンス・グルーバー(アラン・リックマン)は金庫に眠る6億4000万ドルの無記名の債券を要求するが、タカギがそれに応じないのを見てとると、彼を射殺してしまう。

そしてその現場をジョンが目撃したことにより、彼とテロリストたちの息詰まる戦いの火ぶたが切って落とされるのだった。

出典:https://eiga.com/movie/46445/
ダイ・ハード : 作品情報 – 映画.com

感想・レビュー

観ながら本当にすごい作品だなと改めて感じました。

というのは、最近映画を全編通して観るのが凄く疲れるんですよ。実はね。

もしかしたらブログやってるから、どういうレビュー書こうかとかまで考えているせいもあるかもしれないんですが。

なのでいつもは何日間かかけて一本を観ているんです。

でもこのダイハードは久々にゴハンも食べずに最後まで見終わった作品ですね。もちろん観るのは初めてではないですよ。

今作のアクション映画における功績は、アクションはもちろんだけれども、それ以上に逆境の中で、頭脳の面であったり、最初から超人ではなかったりする、いわゆる『リアリティー』のあるところかな?と思います。

4作目でも『他に誰か自分の代わりにやる奴がいるならよろこんで譲る』とのセリフがありましたね。決してヒーロー然としていないところが新鮮でもあったのでしょう。

ジョン・マクレーンの軽妙な性格も、元々コメディアンとしてキャリアをスタートさせたブルース・ウィリスとよく合っているように思います。

当初はシュワルツェネッガーやリチャード・ギアなどがマクレーン候補だったと聞きますが、ブルース・ウィリスで本当に良かった!

もちろんこの手の映画の定番でもある、「主人公の弾は敵に当たるが、敵の弾は主人公にはほとんど当たらない」などのお約束もありますが。。

さて、僕が個人的にこの映画の真の主人公だと思っているのが、ロサンゼルス警察のアル。

子供を誤射してしまった経験から銃が抜けなくなり、内勤へ移動。

しかし、本作では警察の中でもっともマクレーンを信頼し、またマクレーンもアルへは全幅の信頼を寄せています。

事件を自分の手柄としたいロサンゼルス市警や、マニュアル通りの対応に終始するFBIとは対照的に、一人で奮闘するマクレーンを庇い、また無線を通じてサポートもします。

窮地に陥ったマクレーンが妻へのメッセージを託したのもアル。

ラスト、カールを射殺したアルですが、このときはじめてかつてのトラウマから抜け出したことがわかります。

マクレーンの奮闘と勇気を誰よりも感じていたからでしょう。

ダイ・ハードはアクションだけでなく、アルの成長物語でもあり、ジョン・マクレーンとの男の友情に胸を熱くする映画でもあります。

本当に面白い、アクション映画の名作であり金字塔です。

ちなみにアルは続編の「ダイ・ハード2」にも少し出演しています。


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