【レビュー】「グレムリン」ギズモがかわいい悪ノリ映画

「グレムリン」は1984年に公開されたアメリカのSFコメディ映画。
ちょっとジョー・ダンテの悪ノリが過ぎた映画かな。。ギズモは飼いたかったけど!

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「グレムリン」のスタッフ・キャスト

監督
ジョー・ダンテ

脚本
クリス・コロンバス

製作
マイケル・フィネル

製作総指揮
スティーヴン・スピルバーグ
フランク・マーシャル
キャスリーン・ケネディ

出演者
ザック・ギャリガン
フィービー・ケイツ
ホイト・アクストン
フランシス・リー・マッケイン
ポリー・ホリデイ

「グレムリン」のあらすじ

発明家のランダル・ペルツァーは、セールスのために訪れた街で息子のクリスマスプレゼントを選ぼうと、チャイナタウンの骨董店のドアを訪れた。埃っぽい店の中を物色していると、布で覆われた籠から歌が聞こえてきた。中を覗いたランダルはその生き物をすっかり気に入り、店主に値段を聞くが、店主に「モグワイは売り物ではない」と販売を断られてしまう。しかし店主の孫が、家庭が貧窮していることを理由に逆にモグワイを買って欲しいと告げ、店主に内緒でランダルにモグワイを譲ってくれた。ランダルはモグワイを連れて家路につくのだった。

冬の季節を迎えているキングトン・フェールズでは、豊かではないが互いに思いやりの心を持った妻のリンと、素直に育った息子のビリーが一緒にクリスマスを祝おうとランダルを待っていた。モグワイをプレゼントされ喜ぶビリーに、ランダルは骨董店の少年と交わした「3つの約束」を守って育てるように約束させる。一家は素直で愛らしい仕草を見せる利口なモグワイにギズモと名づける。しかし、偶然の重なりから3つの約束は一つずつ破られてしまい、その度に田舎町で不思議な事件が起こる。とうとうその原因がギズモから分裂した悪戯好きで残酷なグレムリン(小鬼)の群れによるものと分かった時には、街はグレムリンの暴走でパニックに陥っていた。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%A0%E3%83%AA%E3%83%B3_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
グレムリン (映画) – Wikipedia

感想・レビュー

きちんと観るのは小学生以来かな?

当時の担任の先生からオススメされた映画のひとつだった気がしますね。

チャイナタウンで見つけた不思議な生物の「モグワイ」。ビリーは手に入れたモグワイにギズモという名をつけ、ペットとして可愛がりますが、モグワイには決して破ってはならない3つのルールがあったー。

・水に濡らしてはいけない

・光に当ててはいけない

・真夜中にエサを与えてはいけない

3つの約束は偶然も重なりことごとく破られていきます。

そして、モグワイは悪魔「グレムリン」と変化し、街は大パニックに。

80年代の映画ですし、小学生のころの記憶しかないので、今見るとさぞかしチャチいだろうなと思ってたんですが、ギズモのディテールは今見ても凝ってますね。呼吸に合わせて動く胸や、鼻の穴の細やかな動きまで、よく作られています。

逆に集団のグレムリンはいい意味でも悪い意味でもオモチャっぽさがありますが。。

さて、このグレムリン、元はというと(というか本来は)航空機や機械を故障させる悪魔のこと。

航空機などの原因不明の故障はすべてグレムリンのせいだ、とされていたんですね。今でもイギリスなどでは航空機の部品のロットにはグレムリンがイタズラしないようにとグレムリンの好物のキャンディをひとつ入れておくそうです。

実は今作の映画『グレムリン』はアメリカで初めてPG-13を喰らった映画。

腰の弱った老婆を窓から放り投げたり、グレムリンの首をスパスパとばしたり、おそらく映画の対象年齢は子供達も入ってるはずなのに(少なくとも大人向けとは言いがたい)、ジョー・ダンテ監督の悪ノリで肝心の子供が観られないものになってしまった作品。。

ちなみにポール・ヴァーホーベンが同じく悪ノリしまくった『ロボコップ』など80年代の作品がリメイクされまくってる昨今、密かに『グレムリン』もリメイクされないかなーと思っています。

ヨーダみたいにフルCGでよみがえったギズモを観てみたいものですね!



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