【コラム】映画とファッション

唐突ですが、あなたは今何を着ていますか?

セクハラじゃないよ!(笑)
しばしば映画は総合芸術であると言われます。

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総合芸術としての映画

脚本とストーリーには文学の要素が、カメラには絵の要素が、音響には音楽の要素が、俳優には演劇の要素がそれぞれにあります。
それゆえに例えば色彩を通して映画を語ったり、音楽を通して映画を語ったりもできるのでしょう。

今回はそんな中でもファッションについて語ってみます。

あなたは今何を着ていますか?

お仕事中ならスーツ、家にいるならTシャツ、外を散歩してるならジーンズとかですかね?

実はみんなが今こうしてTシャツやジーンズをファッションとして着るようになったきっかけも映画だったって知ってました?

2004年に亡くなった、名優マーロン・ブラント。圧倒的な演技力と破天荒な生きざまで『20世紀最高の俳優』と形容される俳優です。


乱暴者(あばれもの) [Blu-ray]
さて、彼が出演した『乱暴者』の中で着用したファッション。それまでシャツの下に着るものだった肌着を普段着として着用し、また炭鉱労働者のワークウェアだったジーンズを履いてモーターサイクルに跨がるというスタイルでした。

映画を介して、今のファッションの源流が作られていったわけです。

では次は数ある映画の中でファッションがポイントになってる作品をご紹介。

ティファニーで朝食を

説明いる??オードリー・ヘップバーン主演作。
映画の冒頭、ティファニーの前でパンを食べるオードリー。まさにタイトルさながらなのですが、そのシーンで彼女が着用しているのがGIVENCHYの黒のドレス。
オードリー・ヘップバーンとファッションデザイナーのユベール・ド・ジバンシィの親交は深く、オードリーが死去するまで友人関係は続きました。

ちなみに映画用にこの黒いドレスは3着作られましたが、そのうちの1着はオークションにおいて1億円(!)という金額で落札されています。

関連記事:【ファッションアイコン】オードリー・ヘプバーンとジバンシィ



アイ,ロボット


(コンバース) CONVERSE LEA ALL STAR HI [レザー オールスター ハイ] BLACK (1B908) 32044991 26.0(7H)US

ウィル・スミスが自慢げに披露するのはコンバースのブラックレザーのオールスターハイカット。なんでも2004年製なのだそう。
※アイ、ロボットの舞台は2035年であり、つまりは31年前のヴィンテージのス二ーカーということになります。
今の感覚でいえばエア・ジョーダンのオリジナル(1985年発売)をゲットしたようなものでしょうか?


参考に。ちなみに発売当時は全く人気が出なかったそうな。

おそらく状態からしてウィル・スミスのコンバースはデッド・ストックだったのだろうと思われます(完全な推測)。
ちなみに2004年は今作の公開年にあたります。

関連記事:レザー・コンバースに惚れる!「アイ,ロボット」は足元も見逃がせない!



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