今回は「NETFLIXと劇場映画」と題して、映画の魅力、そして映画とは何かをあくまで僕の主観ですが語っていきたいと思います。
上はウィル・スミス主演のNETFLIX映画『ブライト』の予告編。
この例に限らず、やはり最近はNETFLIX配信限定の映画なんかも増えてきました。
じゃあ果たして現代において映画とはなんだろう?というのを少し考えたいと思います。
「NETFLIX映画なんて映画じゃない!」と思ってる人におススメします(笑)
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映画の当たり前
映画って劇場公開→数ヶ月→DVD発売→→数ヶ月→テレビ放送(人気作は)っていう流れが長い間主流でしたが、最近ではネットフリックスなどのストリーミングサービスで劇場公開と同時に配信、もしくは劇場公開をせずに配信というスタイルで映画を公開するということも増えてきました。
僕は映画は劇場でこそ最も輝くと思ってますが、なぜ配信スタイルが台頭してきたのか、そのメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。
ストリーミングサービス
ネットフリックスだとか、dtv、U-NEXT、huluあたりに代表されるやつですね。
メリットは
- 定額で見放題(一部違う作品もありますが)
- モノではないのでかさばらない
- ネット環境さえあれば視聴できる
などでしょうか。
最近は「若者の◯◯離れ」の中に車とかギャンブル、たばこに紛れて映画もちゃっかり含まれてて、料金が高すぎるとか言われてる現状がありますよね。
その中で定額でどこでもみれるというのはやはり大きな魅力だとも思います。
あれはあれで画期的だとは思うんですが、映画と呼ぶ作品についてはちゃんと『映画館で上映してこそ一番輝く』作品であってほしいなあと思います。
例えるなら、いくら希少価値の高いヴィンテージのギターであっても、そのギターが一番輝くのはレコードの音の中でもなく、ましてやショーケースの中でもなく、実際に人から弾いてもらって、その生の音を直接人に届けられる瞬間だと思うんです。それと同じでやはり映画は映画館でこそ一番輝いてほしいと思います。
映画館の良さ
逆に映画を劇場で見ることの良さとは何でしょうか。
個人的に言わせてもらえるならば、まず雰囲気ですよね。
シアターに近づくにつれてポップコーンの匂いが漂い(←高いのでめったに買わないけど)、「ああ、映画館に来たんだ!」とにもワクワク感が高まります。
僕が映画フリークだからか、映画館で流れる予告編も好きだし、お互いが名も知らないお客さんみんなが集中してスクリーンを見つめているのも好きです。
非日常の空間
映画館って非日常なんですよね。
おでかけして、みんなで集って二時間ばかりの非日常の空間を楽しむっていう。
家のテレビじゃ叶えられない音響に、シアターに閉じ込められて大きいスクリーンでこれでもかと見せつけられる映像。
なにもかもが映画だけにお客さんを集中させるため、そして映画をお客さんに楽しんでもらうためだと思います。
例えば「これは映画館で観た方が絶対にイイよ!」という言葉。ちょっと前なら「ゼロ・グラビティ」、最近だと「グレイテスト・ショーマン」「レディ・プレイヤー・ワン」などでよく言われていますよね。
そして、もし映画が生き物だとしたら、家よりも映画館の上映の方が、きっと居心地がいいことでしょう。
※もちろん今の主流であるシネコンスタイルに不満がないではないのですが。。。
繰り返しになりますが、やはり映画のポテンシャルを一番発揮できるのは映画館だと思います。
映画離れが叫ばれる昨今ですが、映画館でしか味わえないものを感じに、たまには映画館に足を向けてみるのもいいのではないでしょうか?
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